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中村修二博士 講演会 [MBA]

HKUSTで中村修二博士の講演会が開催されるというので、半休をもらって参加してきた。
ご存知の方も多いと思うが、中村博士は青色LEDを発明した方で、ノーベル賞に近い化学者と言われている。

講演の内容は、前半が働き始めてからアメリカに移るまで。後半は現在の研究(Polar, nonpolar m-plane技術)についてである。
あ、技術関係の用語や内容は、化学や物理のことをわからない人間が英語で聞いた内容なので、あんまり信用しないように。

まずは、日亜化学工業での仕事について。元々日亜化学では特許をほとんど申請していなく、中村博士が博士号をとるために、研究しながら特許を取りまくったらしい。
特許の内容(ガリウム窒素を利用して。。。)に関しては、ウィッキーさんを読んでもらうとして、特に強調していたのは、日本は優秀な研究者が報われない仕組みだと言うこと。
最後まで、アメリカや小さい会社で働いた方が面白いと強調していた。
あと、日亜化学工業に対しては相当敵対心むき出しだった(笑)

技術方面の話に関しては列挙しておく。

-LEDは赤、緑、青があるが、レーザーは現状赤しかない。(日亜が青を持っているが、独占企業のため価格が高い)
-Polar, non-polar m-plane技術で3種の色のレーザーを作ることが出来る。
-Polar non-polarは日亜でやった方法以外の方法で開発するために考えた。
-LED電球が高い理由はintensityをあげるとefficiencyがさがるから

ビジネス的に面白かったのは、近いうちに携帯電話にレーザーを利用したプロジェクターつくこと。これは既にプロトタイプが出来ていて量産シフト間近だという。
今後、レーザープロジェクターがスマートフォンに付いたら、ある意味PCを超越した道具になるだろうね。

ところで、サンタバーバラ校の研究室では、大学院生にレポートを書かせるときに特許を申請させているらしい。これは氏の苦い経験からでてきた考え方だろう。
講演後に中村博士とちょっとだけ話をしたんだけど、最後まで大きい会社で働くのはやめた方がいいよ、と言っていた。。。

先日はロバート・ルービン元財務長官、週末はFenixグループの荻野会長、今日は中村博士と、その道の第一人者の話を聞ける機会があって充実している。
これがMBAをやっていく上での大きなメリットである。

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