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興味本位でもいいから他国の文化に触れる事が重要 [グローバル化とは]

今年の旧正月は香港にいる。過去何回も旧正月はあったが、日本に戻ったり海外旅行をしたりと香港で過ごすのは初めて。
どっかにいこうとは思っていたんだけど、仕事のスケジュールやら、ついついだらだらしてしまう性格のせいで結局香港で過ごす事に。

というわけで、旧正月の初日にこっちの初詣に行ってきた。初詣に関しては過去に思い出があったりするんだけど、ネタ過ぎるのでここではあえて描かない。
めんどいから写真はアップしないけど、Taiwaiにある廟に行き、地元の人のまねをしてお参り。

何となく日本のお参りに似ていて、火をつける棒を購入して着火し、それを砂の入った壷のようなものに突き刺し、手を合わせるというもの。

その後、廟の本堂(本堂っていうのかね?)に行き、沙田車公大元帥なる像を拝む。
その裏では財務神とあるから、おそらくMr. Guan(関羽)であろう像も拝む。

Mr. Guanは中国どこにいっても、個人商店でさえも崇拝されている。それは中国人が商売繁盛を願っているからだろう。
日本で言う招き猫にのような存在なんだと思っているんだけど、個人的には日本ではお参りの際に健康や安全を願うのが多いのに対し、中国系の人は金銭関係のことを願うことが多いように感じる。
(あくまでも個人的な感覚である。もしかしたら、自分の周りの日本人は金銭的に恵まれていて金の事を願う必要がないのかもしれない)

あとは扇風機の羽根のような風車をまわすというイベントがある。これをまわす事により人生の風向きが変わるということだ。
あくまでも変わるだけで良い方向に行くか、悪い方向に行くかはわからないが、失う物もないので思いっきりまわしといてやった(笑)

一緒に行った友人と厄年の話になったんだけど、女性は30代に2回厄年を迎えるということで大変らしい。
自分はこういうのを全く信じていないし、毎年厄年みたいな感じなんで何才が厄年って覚えていなかったんだけど、さすがにちょっと恥ずかしいので調べてみた。

女性は19才、33才と37才が本厄で、それらの前年が前厄、翌年が後厄なので、30代に6年間は災難や大事に遭う可能性が高いという事らしい。御愁傷様です。。。
で、男性は25才、42才、61才が本厄。つまりこれからの人生あと6年間も良くない事が待ち受けているという事だ。これ以上良くない事って何があるというのだろう。

まあ、こうやって他国の宗教行事や習慣に触れるのは良い経験だと思う。自分は中学から大学までクリスチャンスクールだったんだけど、ここで得た物は大きい。(自分は無宗教です)
欧米に行くとキリスト教をベースとした生活習慣、文化になっているから建築や美術もキリスト教の知識があると意味がわかりやすいし、英語でキリスト教をはじめとする宗教の話ができると「こやつ、できるな」と思われるわけである。

いくつかの宗教のことを知っていると比較宗教や比較文化論の触り程度は語れるので重宝するのである。これもグローバル化した社会で必要なスキルだろう。

あ、このエントリーの件名だけど、あくまでも他国の文化を尊重できる人だけに言いたい。文明は比較優位が簡単にわかるけど、文化はそうではないからね。
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