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AGOS JAPAN HKUST Info session [MBA]

来る9月19日19:00からAGOSにてHKUSTのMBAを紹介することになっている。
合同説明会ではなく、HKUST単独の説明会なので壇蜜な、いや濃密な情報交換が行えるはず。

http://blog.agos.co.jp/news/entry/2013/07/182221

説明会に来る卒業生はみんな優秀な方なので、是非直接あって生の声を聞いていただけたらと思う。
(※自分はパンフレットの配布やゴミ拾い等で貢献させていただきます)

HKUSTの日本人生徒を見ると、金融、通信、IT、コンサル、製造業、商社等と色々な業界から来ている。
一方、HKUSTの卒業生の半分は金融業界(自分が入った年はもっと割合が多かった)に進んでいる。

なので日本人生徒がHKUSTのプログラムに「生徒の出身業界の多様性」で貢献しているのだが、彼らのバックグラウンドを見てHKUSTに入り周りを見渡すと金融の人が多かったりして違和感があるかもしれない。

まあ、そんな話も色々聞けると思うので、是非説明会に参加していただきたい。
ゴミを拾っている人がいたら、それはこのブログの筆者なので気軽に声を掛けてみるのもいいかもね。

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MBA Fairに参加してきた [MBA]

事後報告になってしまった。行くのわかってたから事前告知をしておくべきだったね。
最近ネタゼロ状態なのでブログのことを完全に忘れていたよ。

約30校ぐらいが新宿のヒルトンホテルに集合し、日本在住のMBA志願者に対して情報提供するのがこのイベントの目的。

ChicagoやTexas、INSEAD、UCLA等のトップスクールも参加していたのだが、やはりHarvardやStanfordなどはこういうのには参加しない。まあ超人気スクールなので合同説明会的なものは必要ないのだろう。

われらがHKUSTはクラスサイズが100人ちょっとであり、ランキングがあがったとはいえ知名度がまだまだなのでずっとこういう合同説明会の世話になるはず。

近くのブースにはHKUとCUHKもあった。説明会には卒業生はCUHKは2名、HKUSTは4名が参加。HKU卒業生は愛校心がないのか、忙しいのかわからないが卒業生はゼロで、MBAオフィスの人が一人だけブースにいるという状態でさびしそうだったよ。HKUSTの卒業生は暇なのだろうか・・・

さて、うちのブースを訪れるのはどういう人か?自分が話すことのできた人数は限られているので一般化できないが、今まで相談を受けた経験も含めるとこんな感じ。

-アジアビジネスに興味がある
-香港とシンガポールのどちらにするか迷っている
-2年生MBAはきつい(金銭的に、キャリアの空白)
-会社がアジアのMBAを推奨している(社費候補)
-最近ランキングが上昇しているので興味を持った
-公認会計士が多い(会計士のMBA志願者が増えていると聞く)

今から必死こいて準備すればTOEFLもGMATも何とかなると思うので、志願者の方には是非がんばっていただきたい。

イベント終了後はHKUSTオフィスの人と卒業生3名、CUHKの卒業生2名と簡単な食事会。そういやこの人たちとは数日前に朝まで飲んでいたような。。。

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エリート・サラブレッド型に移行しつつある香港MBA [MBA]

またブログの更新が滞っている。とある元MBA生も言っているのだが、MBAが終わるとインプットが少なくなるのでブログネタがなくなる、自分の場合もそうなんだろう。
おまけに海外から日本に戻ってきてしまったために、いわゆる平凡な日常になっており特に書くネタもないのである。。。

さて、自分は日本に戻ってきたので彼らに会うチャンスが無いんだけど、2013 Intakeの香港MBA生のキャリアがすごい。

Full-timeもPart-timeも日本の一流企業の経営企画やマーケティング、総合商社勤務等いわゆるキラピカキャリアの人ばかりである。

自分の中のイメージでは、香港MBAにくる人というのは社費の人を除くとサバイバル型、ユニーク型の人が多かったような気がする。
いわゆる一流会社というよりもベンチャーや中堅企業でバリバリ仕事をしていたり、中国ビジネスに興味がありその可能性を追求するために香港MBAを選んだり、既に香港で働いていたり、実はキャリア官僚だったり(この人はエリートタイプか・・・)。

とある元香港MBA生がFBで今年のMBA生のキャリアに圧倒される、昔はもう少し入りやすかった(入学しやすかった)ので申し訳なく感じるというコメントを書いていた。実は自分もまったく同感なのである。

この変化の一つの理由は香港MBAの認知度が上がったことによるものであろう。認知度はランキングに大きく左右されるのは言うまでも無く、権威のあるランキングといわれるFinancial Timesの直近のMBAランキングでは、HKUSTが8位、CUHK27位、HKUが31位と香港主要3校がかなり上のほうに位置しているのである。

社費で留学する場合、学校選択の条件でランキングがあるらしい。つまりランクがあがると、社費の人に選ばれやすい学校になるというわけ。そして社費で生徒を派遣する会社はいわゆる一流企業ばかり。

このまま香港MBAが名実ともに一流校になるのか、そのポジションが定着するのか・・・というのは良くわからないけど、その過程にいるのだと思う。そしてその中で生徒のタイプも変わりつつあるのかな~と感じた。入学するのも以前より難しくなっているように感じるしね。

自分が受験したときは香港にすんでいたため香港の3校しか選択肢が無かったけど、どこの学校も是非うちに入学してよという感じだった。2010年のことだからわずか3年前の話なんだけど、ずいぶん状況も変わったなあ~。

いま自分が受験したら受からないだろうね(笑)
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アジアMBA夏祭り [MBA]

そーれそれそれお祭りだ~

というわけで、AGOSなるMBA受験予備校主催のアジアMBA夏祭りなるイベントにHKUSTのお手伝いとしていってきた。

学校としては、パネルディスカッション、学校紹介プレゼン、ブースでの質疑応答をやらなければならないのだが、Part-time出身の自分は裏方に回ることにした。

カリキュラムは単位数以外ほとんど同じなので、学校の内容自体を説明するのには問題ないけど、私費留学生の気になる就職のことに関しては、自分は一般論しかアドバイスできないのでね。あとUSTは他にもイケメンがいるのでわざわざ自分が出る必要もないだろうと。

パネルディスカッションは当然最初からトピックが決まっていて、一人何分話すかというのも決まっている。だけど(MBA生にありがちなのだろうか)しゃべりたがりの人間の集まりでどんどん時間をオーバーしていく。

われらがHKUSTとCUHKの元生徒はそのあたりを良くわかっていて、時間通り終わらせるだけの常識があった。

ひどいのはディスカッション前のプレゼンターで、自分で時間オーバーを自覚しているくせにどんどん話を引っ張っていった。MBAでいったい何を習ったんだろう。(プレゼンの評価に時間配分が適切だったかという評価指標がある)

裏方に回るつもりと書いたんだけど、ブースでは結構まじめに応対。一人PTを考えている人がいたが、その人にとっては良い情報収集になったであろう、たぶん。

最後にHKUSTメンバーで記念撮影。たまにはReunionがあるといいね。

イベント後は軽く打ち上げ。野郎どもはここでMBA女子のパワフルさを再認識することになるのである。。。


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実はネットワーキングが一番重要だった [MBA]

自分がMBAをやろうと思ったときにいくつか目的があった。異文化経験とかビジネススキルアップだとか語学力アップだとか。一般的にMBAで重要と言われるものの中にネットワーキングがあるんだけど、じつはそこにはあんまり期待をしていなかった。

だけど、振り返ってみると自分が得たもので一番大きいのはかけがえのない友人だったのである。クラスメート以外にもOBや後輩(後から入学しただけで、みんな優秀だからMBAで後輩っていう言葉はあんまりしっくりこないんだけど)、彼らを通じて知り合った友人等含めて。

多くの送別会を開いてもらって、その時に「送別会に人が集まるのはHideの人柄が・・・」という有難い言葉をかけてもらったが、実はそういうわけではないと思う。

香港で友人になった人は、もともとそういうタイプなのか香港に居るからなのか、自分と違う考えを持っていたり、意見を強く主張したりしてもそれを受け入れるだけの度量があり、また、助け合いの精神が強い。

自分のように(HKUの某女史がいうには)濃いキャラでも、自分の思っている事をストレートに言ったりするような人間でも受け入れてくれ、友人になってくれた彼らに感謝したい。

また世代が違ってもジェネレーションギャップを感じないような人が多かった。方向は多少違っても、高いレベルの知的好奇心を持った人、日本だけにとどまらず世界で頑張ってやっていこうという志があるからだと思う。自分より若い人から色々学べたのは非常に貴重な経験だった。

自分は年齢が上がるほど良い友人はできづらくなると思っている。一般的にそれは事実だと思うけど、香港では、MBAでは全く違ったのある。自分が好きな表現に「同じ釜の飯を食った仲間」というのがある。まさにそれだったと思う。

多謝大家!!

だけど、送別会の最後に白酒をのませるのはいかがなものかと(笑
思いっきり酔っぱらって捻挫しちゃったよ。日曜日のアクアスロンでれるかな。。。

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日本人絶滅の危機 [MBA]

おかげ様で、連日食事会を開いてもらっている。目の前に酒があるとつい手が伸びてしまうこの性質は何とかならないものだろうか。まあ、あと数日で肝臓を酷使する日も終わる。寂しいものだね。

さて、先日日本人MBA関連で送別会をやってもらい、メンバーはPart-timeが4名、Full-time1名だった。
この時期になると今年の入学生が何人いるか・・・という話になる。

確定したわけでもないし、自分がそれを言う立場でもないので、具体的な数字は避けるがHKUSTのFTは昨年度よりも多く日本人が入学するようだ。

PTは何人かというと、今のところわかっているのはCUHKのわずか1名のみ。HKUSTもHKUも志願者はいたらしいのだが、結果は3校合計1名のみらしい。

このブログの目的に香港でのPart-time MBAの志願者及び合格者を増やすというものがあったのだが、結果的にはこのブログを通じて連絡をくれて、合格までたどり着いたのは2011年以降わずか2名のみ。非常に残念である。

PTの日本人生徒の推移は自分の知る限りこんな感じ。

2009年 合計5名 (HKUST 1名、HKU 2名、CUHK 1名)
2010年 合計4名 (HKUST 2名、HKU 2名)←I'm here!!
2011年 合計2名 (HKU 2名)
2012年 合計1名 (HKUST(シンセン) 1名)
2013年 合計1名 (CUHK 1名)

2009、10年をピークに人数は減少し続けている。自分のブログや、コンシェルジュ(香港の情報誌)での紹介があったのにもかかわらずだ。

真面目な話をすると、合格できなかった理由はGMATの点が低かったり、面接がうまくいかなかったり、キャリアがあまり強くなかったりというものらしい。

自分では一所懸命ブログで香港MBAを宣伝していたが、もしかしたら一部のエントリーがミスリーディングだったのかもしれない。

正直、TOEFLとGMATはてこずったし、エッセイも自力で書き上げた。それでも面接に行ったときには感触も良く、あっさりと合格したような感じだったので、合格の一番大きな要因は日本人(外国人)であること(http://blog.so-net.ne.jp/hide-and-seek/2010-04-17)と書いた。これが良くなかったかも知れない。

履歴書的に見れば自分は専門スキルがある、結果を出してきた(トップ営業マンだったりもした)、マネジメント経験が長い、海外経験が長い、中国語可、とMBA終了後に振り返ってみると香港MBA志願者としては悪くなかったのだろう。

もしかしたら、PTの現役、卒業生日本人生徒に問題があったから日本人に対するハードルを上げたのかもしれない・・・という話になった。

ただ、2009年のHKU生は成績がトップで賞をもらっていたし、2009年のHKUST生も成績優秀者で名物教授の最高のお気に入りの生徒だった。アンバサダーもやっていたし。そして2011年のHKU生も1年目の時点で成績優秀賞をもらっている。09年~11年で見ると11名中3名がどこかの学校で成績優秀者になっており、生徒としては貢献度が高いはずである。

となると、他の日本人生徒が、日本人の評判を落とし、これから入学を希望する日本人に高いハードルを課してしまっているという仮説が生まれてくる。

AV KINGと呼ばれ日本人の品性を貶めた奴とか、英語がろくすっぽしゃべれないのに最後の授業の最後のプレゼンをやった奴とか、居眠りばかりしてPower Napper賞を受賞した奴とか。。。

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日系企業の駐在員とグローバル化する世界に立ち向かう若者 [MBA]

週末にフェニックスグループの荻野さんの家にお邪魔した。
香港MBAの奨学金や、HKUSTのJapan Tripのサポート等、香港にいるMBA生は色々な形でお世話になっている。

日本へ帰ることになったという報告をしたんだけど、その時にでてきたのが、やはり日系企業の駐在員のローテーション期間の短さに対する懸念。

自分の場合は香港に5年超居てMBAに行ったりもしたので、仕事の方は問題なく回っているし、香港におけるネットワークも香港人、日本人問わず築けたと思う。
ただそういう人は数が少なく、多くは3年程度で異動してしまい、本社の方を向いて仕事をし、日本人のコミュニティにしか属さずせっかくの海外勤務を有意義に使えていない。

自分も以前から、海外駐在の期間は(職位、適正、ミッションにもよるが)できるだけ長くし、地域専門家のような人間を作っていくべきだと主張してきた。
が、荻野さんの話では、これは自分も感じているのだけど、企業は海外経験をもった人数を増やしたいがために、駐在期間を短くし、沢山の社員を海外に派遣させるという、質より量を重視する様な方向になっている。

さて、以前香港でMBAを取得した女性が最近香港に帰ってきた。香港のとあるプロフェッショナルファームで勤務し始めている。
彼女の仕事は日系企業とのやり取りが多いらしいが、会社は日系企業ではないし、同僚にも日本人はいないらしい。

実は、自分は彼女が香港MBA生にとって新しいロールモデルになるのではないかと思っている。

残念ながら?香港でMBAを取得した日本人はほとんどの場合日本に帰国してしまう。
理由は社費留学だったり、同じ仕事なら日本の方が給料が高かったり、香港だと業種、職種が限られたり、語学力が足りなかったり。

自分の知る限り、帰国子女でもない限り、香港に居る日本人のMBA卒業生は日本人の特性を活かす(日系企業で働く、日系企業をクライアントに持つ、日本からの異動である)仕事についている。

-ドメスティック育ちの(大学までに海外経験のない)日本人が
-日本以外の国で
-日系企業ではなく
-日系企業、日本人向けの商売でない

という条件を満たした日本人MBA生は香港にはまだいないと思う。この条件を満たした人がどんどん出てくるようになれば面白くなると思うね。
※訂正 HKUSTの卒業生に上記条件を全て満たしていた人がいました。しかも多国籍企業でエグゼクティブになっているという修羅が。

彼女の場合、業務経験を積み、エキスパートになれば顧客は日系だろうが、欧米系だろうが関係なくなり、香港で働いている一人のエキスパートとみなされるようになるだろう。
また、とある生徒はインターンでアメリカ人が経営しているアジアの某国のPEに行く。これも日本人としての特性は全く関係なく、彼の業務経験、スキルでつかんだチャンスである。

彼らがどんな道を切り拓くのか非常に興味深い。
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香港でMBAを学ぶ日本人学生によるHong Kong MBA Forum開催!! [MBA]

香港にある主要3校のMBA卒業生、現役生がHong Kong MBA Forumを開催します。
日程等は以下の通りです。

日時:2013年4月13日(土) 16:00~18:00
場所:香港日本人倶楽部 18/F and 19/F, 68 YEE WO STREET,
CAUSEWAY BAY, HK
内容:テーマ「アジアにおける日本」についての講演、パネルディスカッション
講演者:牧野成史氏(CUHK教授)
パネルディスカッション:明石健太郎氏(みずほCB執行役員)、河合祐子氏(日本銀行香港事務所長)、北村隆則氏(CUHK教授)

なお、18:00~20:00に立食懇親会があります。(参加費無料)人数に限りがあるので今すぐ申込をされた方が良いかと。

ビジネスにおけるアジアの現状、リスク、日本企業とグローバル化、に興味のある方や、香港MBAに興味のある方は是非ご参加ください。
こういう場で知的なイケメンに興味のある方、残念ながら今回は自分は参加できないので、そっち方面は諦めてください(笑)

参加をご希望の方は、ご参加される方のお名前とご所属を4月6日(土)までにsatoe.fujita@gmail.com (藤田宛)に参加者お名前とご所属をお知らせ頂けますようお願い致します。
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見られている事を意識しなければならない [MBA]

人に見られている事を意識しなくなったら、だんだんオジサン、オバサン化していって、、、という話ではない。

最近香港の日本人MBA生で忘年会(農歴です)をやったんだけど、その中にHKUST、HKU、CUHKを受けにきていた方がいた。

その方の会社では、何でもここ数年の経費削減モードから一転、今年から社費でのMBAを復活させたようだ。
どこの会社の経費削減モードってのはあると思うけど、社員教育と事業拡大に対する先行投資はケチってはいけないと思う。
トニーブレアもこういっていた。

”`Ask me my three main priorities for Government, and I tell you: education, education and education. "

さて、その方はシンガポールか香港でMBAを取得する事を考えていて、実際のところシンガポールに傾いているらしい。
で、なぜかと聞いたら、NUS生のブログの影響らしい。

つまり、ブログが MBA生候補の学校選択の意思決定に結構影響を及ぼしているのである。自分は読んでないがNUS生のブログは面白いらしい。

HKUSTのMBA生のブログはどうかというと、

ー芸能ブログ化していたり
ー途中で更新が途絶えてしまったり
ー題名に日報とあるのに隔週より更新頻度が低かったり
ーゆるブログだったり
ーアホブログだったり ←I'm here!!

とMBA受験生に悪影響を与えてしまっている可能性が高い。あ、Economistのように格調高いブログもあったな。

ちなみにCUHKはブログが殆ど存在せず、HKUはネガティブブログが代表的なブログになっている。
香港3校の生徒は酒ばっか飲んでないで、ブログを多少尾ひれを付けてでも良いからレベルの高い、志願者を惹き付けるようなものに変える必要がある。
自分の日記的なブログも良いが、日本でMBAを目指している志高い人間に見られていることを意識しなければならないのである。

で、その受験生の方は、我々の前では、「いやー、香港に来てみたら、香港のMBAの方がいいかも知れないと思ってきました」というコメント。

我々も大人なので、この台詞が就職活動中の大学生が面接の最後に言う

「御社が第一志望です!!」

という言葉と同義語である事は知っているので、あれこれ言うつもりはないが、今年の8月初旬にその方と歓迎会で再会できればと思う。
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HKUSTのMBA成長戦略 [MBA]

前回のFT MBAランキングに関係することをちょっと書いてみたい。

ずいぶん前に(新興)ビジネススクールの成長戦略について書いた。
http://blog.so-net.ne.jp/hide-and-seek/2011-12-24

HKUSTもそれに従い、十分すぎる成果を出してきたように見えるんだけど、ランキングが上がりすぎると当然このサイクルが通用しなくなる。
とくにランキングの評価基準のかなりの割合を占める昇給率なんかがそうだと思う。

で、自分が見たところ、HKUSTの成長戦略は新たなステージに入ったと思われる。

実はここ数年Full-timeもPart-timeも人数が増えておらず、むしろ減っている。自分は卒業生の人数が増えないと有名企業のCEOとかになる確率が低いので人数は増やすべきだと思っている。
なんで増やさないのかな~と不思議に思っていたんだけど、最近学校は違うアプローチで卒業生を増やしているのでは・・・と考え始め、いろいろ思索しているうちにHKUSTの戦略についてとある結論を出した。

学校がとっている(と思われる)戦略はこんな感じ。

1.Full-timeは少数精鋭にしてFinancial Timesのランキングの要件で高得点をとれるような生徒を集める
 (元の給料が低いがMBA後に高い給与を得られるポテンシャルがある、香港(=金融業界)で働ける、年齢が若い、有名企業での勤務経験がある等。他の雑誌等のランキング評価要因は気にしないでFTランキングのみに注力)

2.Part-timeは勤務経験が充実している生徒、有名企業から来ている生徒、国際経験が豊富な生徒を集める

3.EMBA等のExecutive向けプログラムは既に有名企業での地位が約束されている人を高い授業料で受け入れる。人数は増加傾向

簡単に上記の目的を書くとこういうことだ。

1.餌。ランキング上昇、維持の為、つまりHKUSTに興味のある人間(1~3全て該当)をひきつけるため。

2.稼働率、収益増加、ローカルネットワーク要員。Full-timeの授業の科目数を増やしたり、固定費を埋めるため。(Full-timeの生徒しかいないと人数が少なすぎて授業が成り立たない、科目が増やせない)
  また勤務経験は少ないがポテンシャルのあるFull-time生徒との融合目的であったり、香港内でのネットワークづくりのため(Full-timeの多くが卒業後香港を離れてしまう・・・)

3.キャッシュカウ、グローバルネットワーク要員。彼らの高い授業料で1、2のプログラムを充実させる。Full-timeを増やすのが難しいので、HKUSTのネットワークは彼らを増やすことでも対応。
  すでに企業の幹部であるので、ネットワーキングの為には持ってこい。彼らがCEOになればHKUST出身のCEOと呼ばれるようになるし。

と、自分なりの理解を書いた。学校が本当にこのように考えているかはわからないので、話半分に読んでほしい。
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