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中村修二博士のノーベル賞受賞について思う事 [グローバル化とは]

また村上春樹氏は文学賞もらえなかったね。ファンが発表時にお祝いできるようにシャンパンを用意して。。。というニュースがあったが村上氏の美学からあんまり格好いいファンではないような気がしたのは自分だけだろうか。

さて本題の中村博士。実はこの人と話した事があるんだよね。
http://blog.so-net.ne.jp/hide-and-seek/2011-11-15

このエントリーでは書いていないが、話を聞いて思ったのは一般的な日本人的感覚からすると相当ぶっ飛んでいるというかKYな人だなということ。
学生向け講演なのに、自分で延々理論を話したり、自分の経験を話して、そして自分でツッコミを入れるという感じで、他人向けの話をする感じではなく、自己完結していた。
講演後に時間を頂いて話をしたときも、おんなじ感じ。

今の会社も天才的な技術者やクリエーターがいたりしたが、話を聞くとだいたい変わった人、振り切った人らしい。
まあ、そうだよね。空気読んで研究とかクリエーターやってたら当たり障りのないものしか生まれてこないよね。

中村博士は米国籍を取得しているが当然だろう。アメリカはこういう変わった天才(良い意味でね)を受け入れる風土があるし、アメリカは超高度人材を集めるのが国策だから当たり前の帰結。
日本人がノーベル賞を取って喜ぶのは良いと思うが、こういう人が日本を見限ってアメリカに行ってしまったことは考えるべきだろう。

テニスの錦織選手も日本人プレーヤーとして、、、みたいな論調だが、あれだけ若いうちにアメリカに行ってテニスのエリートコースを歩んだら、日本人の考え方や習慣が残っているにせよ実質はアメリカ人だと思う。

自分が海外で生活して一番良かったと思うのは考えが全く異なる人やぶっ飛んだ人と交流できるようになった事。考え方や習慣が違うのは当たり前、ぶっ飛んだひとがいるのは(確率は少ないけど)当たり前という考え方が出来るようになった。

最近Lenovoからプロジェクター付きのタブレット端末が発表された。価格わずか6万円程度。
http://japanese.engadget.com/2014/10/10/yoga-tablet-pro-2-13-2560x1440ips-android/

このプロジェクターがレーザー光を使ったものか良くわからんが、仮にそうだとすると2011年に中村博士が言及していた事が実現したという事である。
天才には遠くが見えるんだろうね。
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カルロスゴーン氏再び [グローバル化とは]

「そうかあの学校の生徒か、卒業おめでとう。・・・あそこに居る彼が香港のトップだから話してくるといい」

とは日産のCEOであるカルロス・ゴーン氏より掛けていただいた言葉だ。

実は日産自動車技術体験会に参加してきた。追浜工場で開催される株主向けのイベントで、工場見学や最新技術を体験する事が出来る。

参加者は午前、午後あわせて300名くらいなのかな、2500人程度の応募から抽選で選ばれてのだが、非常にラッキーだった。
まえにいたおばちゃんは3年応募し続けてやっと当たったのだとさ。気軽に応募して一発で当選して申し訳ない。。。

内容は生産ラインの見学、先端技術の紹介、試乗会、経営陣との交流会である。

生産ラインは前職でしこたま見たし、先端技術は一応ニュースとかでキャッチアップしてるのでそんなに面白くはなかったが、試乗会は良かった。

試乗は電気自動車のリーフ、一人用の小型車であり、まあ一般的な試乗である。

面白かったのはGT-Rの試乗会。といっても専門の運転手が運転する車に同乗するという形。
マックスで180KM/Hのスピードを出し、80KM程度のスピードでバンクを曲がり、急ブレーキで0.8G程度を体感するのである。
YoutubeでGT-Rの加速を見てもらえばわかるが、あっと言う間に100KM/Hを超え、絶叫マシーンのような感じなのである。

GT-Rは凄い車だが、残念ながら公道では速度制限があるのでその凄さを体験できない。是非こういう機会かドイツのアウトバーンで乗って欲しい。

で、経営陣との懇親会で冒頭の台詞に戻る。

以前、日産がInfinityの本社を香港に設立した際に、HKUSTにゴーン氏が来て講演をしたのである。
その際にエレベーターピッチをし、、、、、、、、、、おっと、あれは夢だったかwww
(詳細は;http://blog.so-net.ne.jp/hide-and-seek/2012-05-23

今回は本当にしっかり会話をし、HKUSTの卒業生で、香港での公演を聞いてたよとか、インフィニティで働きたかったんだが・・・的な話をしたらこんな回答だった。

図々しい自分はあそこにいる彼のところに行って、同級生がインフィニティ香港で働いてるという話とか、名刺交換をしたりとかしたのである。

他にもジャトコから日産の常務になった秦氏と話したりだとか、自分にとっては非常に有意義な懇親会だった。
やっぱり英語でこういう話をできるのは大切だよね。。。

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Hong Kong × Global Forum 2014開催 [グローバル化とは]

ということで、5月24日にタイトルのイベントがあります。
http://hongkongforum.wix.com/2014

もう、香港に居ない自分は何もお手伝いできないのだが、HKUSTの後輩からブログに載せて宣伝して欲しいというので、一応ここで。

というかもう更新もしていないブログで宣伝してもしゃあないやろ、、、と思ったんだけど、一日あたりのブログPVは500を余裕で超え、先月辺りは700とか800とかになってた。

更新すらしてないブログをだれが見てるのかわからんが、会社でエア仕事しながら見てる人が居たら、イベントの案内を見て欲しい。



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OKYとWBS [グローバル化とは]

HKUSTのPart-time MBAプログラムには日本人があまりおらず、自分が入った前の年に1名、自分が入った年に2名(自分含む)のみで、その後には日本人は一人も入っていない。
(去年シンセンでやってるプログラムに1名入学した)

一方、HKUのほうは大学の知名度が高い、アクセスが便利、一定条件を満たすとGMAT免除等があってかHKUSTよりも入学者が多い。
まだ完全に確定しているわけではないが、2013年は2名入学者がいるそうな。。。

で、HKUはうらやましいな~的な内容のメールをHKU生とやりとりしてる際にOKYとWBSという言葉が出てきた。

OKYは以前にもブログで触れたことがあるんだけど、「お前 こっちで やってみろ」という意味。海外の状況を良くわかっていない本社の人が上から目線で海外法人等に無理難題を押し付けると海外にいる人はこういうことを言うらしい。

WBSは「わかるまで ボスを 説得する」という内容。仲間割れせず、お互い歩み寄って・・・ということなんだろうね。

個人的には日本に戻ってきて、海外法人の動きに結構不満を感じている。自分がいたときはこうだった、ああだったというように思うようになり。
まあ、もしかしたら自分の記憶が美化されているのかもしれないのだが。。。

そんな自分が最近思うのはOIY
意味は「おれが 行って やってやる!!」ってことね。誰かにOKYっていわれたらOIYって返そうかと。

だけど、鎖で首がくくられている本社飼育の社蓄はそうかんたんに海外に行かせてもらえないのである。。。

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TOEFLで大学入試や卒業を判定する件につい [グローバル化とは]

ドメスティックに育った(英語圏の大学を卒業していない)MBA生はMBAの準備段階でTOEFLを受験しなければならない。

英語圏の大学を卒業していれば、TOEFLのスコアを提出する必要はないし、帰国子女とかであれば、iBTで100点を超えれるかどうかは別として80点程度ならわけないだろう。
(回答にテクニックや論理的思考が必要なので英語ペラペラというだけで100点に到達するとは限らない。ちなみに満点は120点)

MBA生があつまるとでてくる典型的な話題はTOEFLとGMATであり、MBA生のブログを読むとこれらの2つについて経験や対策を書いてあることが多い。つまりそれだけ時間と金をかけているのでブログのネタになるわけだ。

一般論で行くとMBA生というのは、ビジネスでそれなりに実績を残し、レベルの高い大学を卒業し、海外志向が強い。(そうでないと学校のスクリーニングで落とされる)
つまり、日本人のなかではそれなりに優秀で、英語学習に時間を費やし、かつモチベーションが高い集団だと言える。

自分の周りの話だと、そんな集団がTOEFLを受けて、最初に60点位のスコアを取って愕然とし、頑張って80点位に到達し、有名スクールに入ろうとする人はさらに頑張って100点に到達し、超トップスクールに行きたい人は死ぬほど頑張って110点あたりを目指す。

こんなテストで入試の合否を判定したり、一定点数いかないと卒業させないというアイデアは現実的ではないと思う。

そもそもTOEFLが受験英語と決定的に違うのが、難易度の高いリスニングとスピーキングがあるということ、ライティングとリーディングも含めた総合的英語能力を図るということである。

大学受験にこれを課すと、この勉強だけに相当時間と特に金を投資しなければならないし、卒業要件にする場合には高得点が取れるように大学がサポート(TOEFL対策授業)する必要がある。だって大学ってカリキュラムをしっかりこなして一定の成果をだせば卒業できなければならないわけだし。

自分が思うにTOEFLの最大の問題は受験コストが異常に高いことである。MBA生はTOEFL対策の塾の為に数十万円突っ込んでいるし、TOEFLの受験料自体も2万円を超える。(友人で60回以上受験した人がいる。120万以上突っ込んだということ・・・)

受験者数が増えればクラス当たりの人数が増えるので塾の値段は下がっていくだろうが、人数が増えるとスピーキング対策ができなくなってしまう。

このルールができたら、ETS(TOEFLの主催者)と安価でスピーキングができるオンライン英会話は相当もうかるんじゃないだろうか。

直近で現実的なTOEFLの利用方法は、TOEFL高得点だったら大学受験の英語の点数を満点にするよだとか、大学の英語の授業に一切出席しなくても自動的に単位をあげるよとかそんなあたりじゃないかなと思う。

このルールを考えた人は一回自腹でTOEFLを受けに行った方がいいだろう。

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本気でやらなきゃ結果はついてこない [グローバル化とは]

新聞やビジネス誌でグローバル化やグローバル人材という言葉を見ない日はほとんどなく、猫も杓子もグローバル、ついでにこのブログのタイトルにもグローバルとある。

高度経済成長期からバブル期にかけては日本は明らかに国際化のメリットを享受してきた。
国際化のメリットの方がデメリットよりも圧倒的に大きかったから、世界に打って出れる企業は伸びたし、逆に国際化しなくてもメリットはあまり受けれないものの、デメリットはさほどなかった。

ここ10年くらいは国際化という言葉もグローバル化という言葉に置き換えられ、日本はグローバル化によるメリットを享受するよりも、デメリットを受けることの方が多くなったと思える。
一言で言えば、先進国であることの通貨高と労務コストの高さが他国との競争の足を引っ張ったということだ。

さて、最近ベトナムに行ったんだけど、その時、現地の会計事務所に行ってベトナム人パートナーと話をしてきた。
彼は「Hideさんみたいな日本人ばかりだと助かるんだけどね」と言っていたが、その主旨は、彼らが会うような経営層の日本人は英語ができないことが多く、彼らのオフィスにいる数少ない日本人を連れていかなければならない。
もしくは日本語通訳がいても会計や経営の話を通訳するのが難しく、意思疎通が大変というもの。

また、とある友人にうちの会社(有名優良企業)うけてみたらと言われたんだけど、話を聞いてみると、海外赴任させて、現地の多国籍企業の幹部と英語でビジネスの話ができる人が不足しているらしい。

何がいいたいかというと、10年前くらいからグローバル化と騒いでいた割には、海外で他国のビジネスマンと英語で丁々発止とやりあう人材が全然足りていないということだ。

上記の会計士との話を書くと凄いように見えるかもしれないが、自分の英語は全く流暢ではない。英語を真剣に勉強したのは大学受験とMBAの準備のTOEFLくらい。(MBA中は英語を勉強するというよりも強制的に使わされるという感じ)

あえて言うなら、自分が物事をはっきり言うタイプであり、目的を達成しようとする意識があり、そのためには英語であろうが中国語であろうが筆談であろうが使えるものは使うからコミュニケーションが成立する確率が高く、そういった意味で平均的な日本人よりもちょっとだけグローバル人材に近いかもしれない。

多分、普通の日本の社会人が自分と同じレベルの英語力を持とうとするなら1~3年も必死に勉強すれば十分だと思う。(真剣に勉強しなきゃだめだけどね)
そしてしっかり勉強したいう自負があれば、会議や交渉の時に臆する事も減り、丁々発止とやりあうことが出来るようになる。

チャンスがあり香港に留学している大学生に結構会うチャンスがあった。彼等の世代は少子化のせいで分母が小さいが、海外経験を積んでいる割合が高くなっている。学部生の時点で留学に来ているから語学の上達も早く、指向を聞いてみるとやはり海外で働けるチャンスのある会社での勤務を希望している。

要は若い世代は徐々にではあるがグローバル化する(した)世界に適応しようとしているが、現役のサラリーマンの適応努力は足りておらず、そんな社員が中核になっている会社は組織としてグローバル競争力が弱いというのが自分の感じている事。

口ではグローバル化に対応しなきゃみたいな事を言っているが、行動がしっかり伴っている人は少ない。本気でやれば結果はでるとは思うんだけどね。

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興味本位でもいいから他国の文化に触れる事が重要 [グローバル化とは]

今年の旧正月は香港にいる。過去何回も旧正月はあったが、日本に戻ったり海外旅行をしたりと香港で過ごすのは初めて。
どっかにいこうとは思っていたんだけど、仕事のスケジュールやら、ついついだらだらしてしまう性格のせいで結局香港で過ごす事に。

というわけで、旧正月の初日にこっちの初詣に行ってきた。初詣に関しては過去に思い出があったりするんだけど、ネタ過ぎるのでここではあえて描かない。
めんどいから写真はアップしないけど、Taiwaiにある廟に行き、地元の人のまねをしてお参り。

何となく日本のお参りに似ていて、火をつける棒を購入して着火し、それを砂の入った壷のようなものに突き刺し、手を合わせるというもの。

その後、廟の本堂(本堂っていうのかね?)に行き、沙田車公大元帥なる像を拝む。
その裏では財務神とあるから、おそらくMr. Guan(関羽)であろう像も拝む。

Mr. Guanは中国どこにいっても、個人商店でさえも崇拝されている。それは中国人が商売繁盛を願っているからだろう。
日本で言う招き猫にのような存在なんだと思っているんだけど、個人的には日本ではお参りの際に健康や安全を願うのが多いのに対し、中国系の人は金銭関係のことを願うことが多いように感じる。
(あくまでも個人的な感覚である。もしかしたら、自分の周りの日本人は金銭的に恵まれていて金の事を願う必要がないのかもしれない)

あとは扇風機の羽根のような風車をまわすというイベントがある。これをまわす事により人生の風向きが変わるということだ。
あくまでも変わるだけで良い方向に行くか、悪い方向に行くかはわからないが、失う物もないので思いっきりまわしといてやった(笑)

一緒に行った友人と厄年の話になったんだけど、女性は30代に2回厄年を迎えるということで大変らしい。
自分はこういうのを全く信じていないし、毎年厄年みたいな感じなんで何才が厄年って覚えていなかったんだけど、さすがにちょっと恥ずかしいので調べてみた。

女性は19才、33才と37才が本厄で、それらの前年が前厄、翌年が後厄なので、30代に6年間は災難や大事に遭う可能性が高いという事らしい。御愁傷様です。。。
で、男性は25才、42才、61才が本厄。つまりこれからの人生あと6年間も良くない事が待ち受けているという事だ。これ以上良くない事って何があるというのだろう。

まあ、こうやって他国の宗教行事や習慣に触れるのは良い経験だと思う。自分は中学から大学までクリスチャンスクールだったんだけど、ここで得た物は大きい。(自分は無宗教です)
欧米に行くとキリスト教をベースとした生活習慣、文化になっているから建築や美術もキリスト教の知識があると意味がわかりやすいし、英語でキリスト教をはじめとする宗教の話ができると「こやつ、できるな」と思われるわけである。

いくつかの宗教のことを知っていると比較宗教や比較文化論の触り程度は語れるので重宝するのである。これもグローバル化した社会で必要なスキルだろう。

あ、このエントリーの件名だけど、あくまでも他国の文化を尊重できる人だけに言いたい。文明は比較優位が簡単にわかるけど、文化はそうではないからね。
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グローバル化に伴う国際税務戦略の必要性 [グローバル化とは]

日系企業の国際競争力を低くする理由の一つとしてよくいわれているのが日系企業の実効税率が高いということ。例えばこんな感じ。

日系       VS        非日系

本田技研 43% VS 現代自動車(韓国) 21%
ファーストリテイリング 45% VS Inditex(Zaraの会社、スペイン) 24%
武田薬品工業 37% VS Pfizer(アメリカ) 21%

※連結実効税率は09-11年の3年平均 (Hideグローバル化研究所調べ)

日本では法人税を納付して、国家、地域に貢献するという美徳があるが、欧米系の企業は(たぶん)そうではなく資本主義のルールに則って容赦なく株主の利益を極大化しようとする。つまり税金を払わないということが経営者の腕の見せどころの一つだということだ。

というような税金に対する考え方の違いもあるが、やはり一番の問題は日本の法人税の仕組みのせいで、日系企業の実効税率は諸外国の企業に比べ高くなってしまって当然という状況である。

日本の法人税の問題として以下のような問題がある。

・日本の法人税率自体が高い
・優遇税制の使い勝手が悪い
・(減価償却等の)加速度償却はあるが、割増償却がほとんどない(早いタイミングで損金算入させ、キャッシュフローを増加させる仕組みはあるが、実効税率は下がらない)
・タックスヘイブン対策税制があり、海外子会社が低税率国の恩恵を受けづらい

専門的な話になってしまうが、上記の例ではホンダとファーストリテイリングの実効税率が日本の実効税率(当時40.7%程度)を上回っている。

この原因は連結対象の会社のうち何処かで欠損を出していていたり(移転価格の問題、収益力の問題等)、本社の実効税率が40.7%を上回っていたり(益金算入、損金不算入が多いのが原因?)するからだ。国際二重課税の排除ができていないのも問題であろう。

こういう状況を打破するためにTESCM(Tax Effective Supply Chain Management)を考える必要があり、多くはHQや事業統括会社を低税率国に置いたりする。例えばシンガポールやアイルランド、香港等である。

日系企業がここでぶち当たる壁はIP(知的財産権)を日本で保有していたり、言葉の問題でシンガポール等に事業統括会社をおけなかったり、おいても中途半端だったり、本社が事業統括会社に権限を委譲しなかったり、、、というものである。

仮に税引前利益が1兆円あり、ライバルとの実効税率差異が20%だとすると、ライバルには2000億円余分に利益がでることになる。これを研究開発や設備投資に利用すれば、当然彼らは日系企業よりも有利にビジネスを展開できる。

税務戦略がずさんでライバルに負けて倒産してしまいました・・・というのでは洒落にならない。税務戦略もグローバル化の波にのって行かないと諸外国のライバルにおいてけぼりにされるだろう。
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海外進出におけるリスクに立ち向かえるか [グローバル化とは]

今のところ最終的な人数が確定していないようだが、アルジェリアでの人質事件で邦人が複数名死亡する事件があった。
人質になり死亡したのは欧米系を含め数十人程度らしい。非常に悲しい事件である。

自分が駐在しているのは香港という世界でもトップクラスに治安の良い都市であり、上記のような事が発生する確率はゼロと断言してもよい位だ。

中国に居た時は反日デモなど、危ない場面にも遭遇したが、それでも自分で行動に気をつけたりすれば回避できる事象であったと思う。

治安が良いとはいえないが、東南アジアや東アジアはアフリカや南米に比べればずいぶん生活しやすい環境だと思う。

昔から商社やプラント会社等の資源関係のビジネスをやっている会社はアフリカや中東という、われわれ日本人からするととても快適に生活できない危険な地域に進出してきた。

そしてグローバル化が進んだ今は、上記のような限られた業種だけでなく、製造業、金融業、サービス業も進出が進んでいる。

ハイリスク(つまり企業が進出したがらない)はハイリターン(ビジネスを独占できる可能性が高い)につながるわけだが、今後は新興国への進出に躊躇する経営者が出てくるだろう。(別にそれが悪いわけではない)

今の日本の生活環境は世界で一番快適、便利といっても過言ではない。そんな生活に慣れている日本人が新興国へ進出する意気込みと、ハングリー精神の強い国々の人のそれとは比べ物にならない。

この事件がきっかけで、日本と日本にキャッチアップしようとしている国の差がさらに埋まってしまうかもしれない。

新興国のビジネスでの成功の秘訣は技術やマーケティングではなく、いろんな意味のリスクを恐れずに突っ込んでいくことなのかもしれない。
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海外駐在員に向いている人 [グローバル化とは]

これで駐在員シリーズおしまい。以前に海外生活に向いている人みたいなエントリーがあったが、今回は駐在員限定版。
例によって独特のリサーチ(周りの駐在員情報)と個人的な経験によるので割り引いて読んでもらいたい。

・ビジネス自体が好きな人
ビジネスのためにわざわざ海外くんだりまできているわけだから、なんとなく給料だけもらって働いている人は駄目。会社、個人の両方にとって不幸。

・官僚主義に陥らない人
駐在員になると大体、日本での職位よりも上がり、意思決定をする機会が多かったり、部門だけでなく会社レベルの意思決定や仕事をするようになることが多い。
というわけで、自分の仕事だけ、自分の部門だけ・・・みたいな考え方をしている人は向いていない。セルフスターターが向いている。

・コミュニケーション能力が高い人
上記のような理由があったり、現地社員と母国語以外でのやり取りが普通にあるので、相手の語学的にも心理的にもコミュニケーション能力が高い人。
語学的には、流暢ではなくても言いたい事がはっきり言えて、相手の言っていることを理解する能力が必要。

心理的には、組織や役職に対して偏見を持たず、違うバックグラウンドを持つ人とのコミュニケーションを厭わない人である。

・差別と区別の違いがわかる人
日本は社会ステータス的には比較的フラットだといえる。海外では貧富の差があったり、あきらかな社会ステータス的な格差があったり。
これを差別というのか区別というかは難しいが(自分は区別だと思っている)、まあ、海外はこういうもんだなーとよい意味で受け流せることが必要。

あと、マイノリティに対する配慮が必要。駐在すると管理職になることが多いので、会社としてはマジョリティになるわけだが、海外で住むという意味ではマイノリティになる。
自分がマイノリティにだからといって卑屈になる必要はないし、他のマイノリティに対して尊大に出てはならない。

・偉ぶらない人
日本以外の国の会社員のほとんどは、公私がはっきりと分かれていることが多い。

日本みたいに会社以外の場所でも上下関係が続くわけでもない。なぜか日本には(中国でもそういう人たくさんいたけど)自分の所属している組織の役職が自分の人間としての偉さだと勘違いしている人が多い。そんなのはその組織におけるただの役割なので私生活ではまったく関係ないということを認識すべきだ。(ただ、金を持っているとちやほやしてくれる場所はおおいけどね)

ほかにもいろんな項目があるけど、駐在員に特に必要な性質というものを5つ挙げてみた。

ところで、今週の日経ビジネスに「OKY(=おまえが、きて、やってみろ)」という駐在員が日本本社の人に対して持っている不満を表す用語が紹介されていた。自分はOKYっていう言葉は知らなかったんだけど、なんとなく納得。

駐在員コストは高いし、彼らの現地の経営へのインパクトは大きい。企業は年齢や本社での役職にとらわれずに上記の資質を選考基準に入れてはどうだろうか?


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