SSブログ

有言実行シュシュトリアン [Road to Triathlon]

日本では「男は黙って黒ラベル」と言われているように、何も言わず結果だけを残すのが美徳とされていた。

平成生まれの人がこのセリフを聞いたら「は?」となりそうだが、少なくとも自分はこういう文化で育った。親父もリアルに黙って黒ラベル飲んでたし。

平成になり、北島康介や本田圭介が本番前に目標を宣言し、それを達成するようになった。日本に有言実行という文化が根付き、「ちょー気持ちいい」とか「本田▲」という言葉が生まれた。つまり高倉健は死んだのである。

ということで、今回は宣言しておきたいと思う。来週のトライアスロンの目標タイムを!!
あのカルロス・ゴーンもコミットメントが大事と言っているしね。

目標を設定するにあたって、ベースはこんな感じ。各項目はそれぞれの種目の現時点でのベストと思われるタイム

・Swim・・・42分(プールで1.5KM泳いだ場合) 
・Bike・・・92分(時速26KMで40KM走れた場合)
・Run・・・49分(直近のAquathlonのペース)
・Total・・・183分(=3時間3分)

トランジションの数分の加算もあるので、現時点の能力では3時間を切るのは限りなく厳しいということが分かる。これをベースに設定した自分の目標はこんな感じ。

・Swim・・・44分(42分×1.05(まっすぐ泳げない、他の選手が邪魔))
・Bike・・・99分(92分×1.1(スイムの疲労蓄積)×0.98(本番での気合による補正))
・Run・・・55分(49分×1.15(前2種目の疲労蓄積)×0.98(本番での気合による補正))
・Transition・・・3分(トラブル対応、初体験による不慣れ)
・Total・・・201分(=3時間21分)

キリのいいところで200時間、つまり3時間20分を目標としたい。いや、やりきる。

未知数なのは、3種目ぶっ通しでやったことが無いので、もっと言ってしまうとSwimの後にBike、Bikeの後にRunという流れでの練習をしたことが無いので、疲労蓄積がどの程度かということ。

あと、自分は本番に強く、気合でやりきるタイプなので2%の補正係数を入れておいた(笑

レースは14日の日曜日。前日の夜にBBQをやってベストコンディションを保てるかどうかが最大の課題である。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

Victoria to Peak Challenge 10KM [Road to Triathlon]

香港の百万ドルの夜景を見渡すVictoria Peak。つまり結構高い位置にあるんだけど、セントラルの港からそこまで突っ走るレースに参加。

自分の英語力が低いせいなのかもしれないが、このイベントの名前がしっくり来ない。10KM run to Victoria Peakとかが正しいような気がするんだが。。。

まあ、イベント名はどうでもいいとして、結構キツいレースとなった。
港からPeakまでの高低差は400Mなんだけど、上がったり下がったりを合計すると200Mくらい下がって、600Mくらい登る感じ。

自分のとった戦略は、急な上り坂は全部歩いて走れるところは全力で突っ走るというもの。

マカオ、香港マラソンで実感したのが、急な上り坂は急激にスピードが落ちるし、必死に走っても体力だけ奪われて大して進まないということ。
なので、こういう選択をしたんだけど、筋力不足も否めない。自分は中長距離はアベレージよりも早いと思うんだけど、パワー(筋力)がないので坂をずっと走り続けることが出来ない。ここがマラソンの30KM以降でスピードダウンする原因であるはず。

で、全力で突っ走るというのはどういうことかというと、心拍数をギリギリまで追い込むこと。
最初に160に到達してからゴールまで160以下にはならなかったし、殆ど170台。MAXは188とかそんなもんだったのでかなりの負荷である。

結果的には、半分は結構なスピードで走ったけど、のこりはデスマーチ(笑

記録は61分40秒くらい。ゴールするときにへとへとになっていたんで、ストップウォッチを止めるの忘れてたので正確な数字がわからず。
あとで発表される正式タイムをみれば良いんだけど、もしかしたら失格になってるかも。。。

というのも途中のタイミングチップを計測するところを際どい感じで通り抜けたのでね。計測マットの設置場所に問題があると思うんだけど、ここではぐずぐず言うまい。

このレースでキツいのはやはり登りで、かりに歩いたとしても前述した通り心拍数は160以下にならない。つまり歩くということが足の筋肉の負荷になりづらいだけで、疲労回復の効果はあまり高くないのである。

最後の1.2KMの時点で60分まで残り7分くらい、かつ舗装された緩やかな登りの道に出たんで、1時間切れるかと思ったんだけど、残り600Mの時点でとてつもない坂があり精神的に痛恨の一撃を喰らった。当然時間内に登りきることできず。来年、仮に参加するとしたら1時間は切りたい。

これでトライアスロン前のレース関係はすべておしまい。あとは1週間しっかりトレーニングし、次の1週間は休養に当てたい。

アドバイス:レース中に上(Peak)の方は見ないこと。簡単に心が折れる(笑

正式結果がでたので追記

========================================================================
Official Time 1:01:38
Chip Time 1:01:25
Overall Ranking 116/614 (81.1%)
Category Ranking 53/166 (68.1%)

Timing Chip計測器は踏み外していなかったみたい。一応正式記録が出てよかった。
指一本分の執念があれば60分は切れただろうね。。。
========================================================================
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

Aquathlon series 2 -1KM swim + 7.5KM run- [Road to Triathlon]

週末にアクアスロンに参加してきた。トライアスロンに向けての実験としてね。

タイムは大体こんな感じ。タイミングチップはあったんだけどゴールの時点でしか計測されないから大体の時間しかわからない。

Swim ・・・29分
Transit・・・2分
Run・・・・・36分
Total・・・・67分

■Swim

課題はコース取りとどうやってまっすぐ泳ぐかということ。

大した記録が出ると思っていないし、みんなより遅いはずなんで自分は後ろの方からスタートした。つまりいいポジションで泳ごうということはあまり意識しなかったんだけど、やはり序盤ではコース取りは重要だ。自分より遅い人が前にいたら自分のスピードも遅くなるしね。

もう一つはどうやってまっすぐ泳ぐか。プールで練習しているときはプールの底のラインが見えるので簡単に方向を把握できるが、海だとそれができない。

周りで泳いでいる人がまっすぐ泳いでいるという保証もないので彼らを目印にもできないし、いちいち前を向いて泳ごうとすると水の抵抗があり、スピードが落ちる。さて、どうやって解決しよう。

ちなみにSwimだけで見ると、今回はビリにはならなかったと思うが、ほぼ最下位の状態。クロールで泳いだのに平泳ぎに負けたりして。。。

ただ、今までに比べるとスピードはついてきたし、真っ直ぐ泳げれば1~2分はそれだけで短縮できるはず。


■Transit

Swimで疲れたので、だらだら水分補給と靴下、靴の装着をしてたら2分ぐらいかかった。(浜での移動時間含む)
だけど、短縮できたとしても20秒くらいだろう。


■Run

平均すると4分50秒/KMのペースで走っていたことになる。今の時期(気温)で、このコンディション(水泳中心の練習で走っていない)であれば、かなり想定を上回るペースだと言える。というか自分でも驚いた。5分20秒/KMのペース位で走るつもりだったからね。レースだから気合が入ったんだろうか、それとも7.5KMという数字が正確でないのか・・・

ただ7.5KMだからこのペースで走れただけで、10KMだと4分台/KMのペースで走るのはつらいと思う。特にトライアスロン本番でバイクをやった後だと。

想定外だったのは泳ぎのせいで胸の筋肉がパンパンになり、走っている最中に腕を振るのがきつかったこと。自分は腕をあまり振らないフォームなんだけど、それでも腕の振りは重要なんですな。

今回もRunでかなり順位を挽回したので、Runについては反省なし。とはいえトライアスロンまでにはもうちょっと走りこみが必要。

やっぱり課題はSwimだね。トライアスロンまであと3週間しかないが、スイムを中心にレベルを上げて行きたい。

Bikeに関しては、最悪金(良いパーツとか)で解決しようと思う(笑)

正式記録が出たので追記

===================================
チップを計測する機械もなくどうやってTransitionとかを計測したのかわからんのだが、それはさておき・・・

Swim 30:45 (77人中74位(4%)とほんとショボイ)
Transition 01:43 
Run 35:28 (77人中25位(68%))
Total 1:07:41

Rank All 56/77(27%), Gender 42/59(29%), Age Category 10/19(47%) %は下から何%の位置に居るかという意味

結論:Swim頑張りましょう。というか、Swimだけでトップと12分もはなされているし、平均的な人に対しても6~10分程度のビハインドを負っている。で、自分の場合Runのスピードがそこそこあるので、これを詰めるのはもう厳しい。なのでSwimの改善が全てを決めると言っても過言ではない。

あと、女性も18人中自分より下には4人しかいない。修羅の国の女性のみが参加しているようだ。
====================================
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

修羅の国ふたたび -2KM + 500M + 2KM- [Road to Triathlon]

前にも書いたが、修羅の国とは北斗の拳に出てくる架空の国である。

修羅の国では12才〜15才の間に男子は通過儀礼として100回の死闘を行わなければならない。
12才から死闘を繰り広げるということは幼少のときより格闘の訓練を行っていると考えて当然だろう。

そんな国につい最近格闘技を始めた男が乗り込んで行って勝てるわけがないというのが今回の主旨。

先週の週末に、Aquathon Seriesというイベントに参加してきた。
2KMランニング + 500Mスイム + 2KMランニングという内容。

ランニングとスイムのタイムを合計していくと40分もかからないと思っていたのだが、実際にやってみると疲労がどんどん蓄積したり、トランジション(着替えのことね)があったりと足し算の通りに行くとは限らないのである。

イベントの前日にバイク45KM、スイム700M程度の練習をしたため、疲労も結構溜まっていて、最初の2KMランニングから既に体が重かった。スイムでは腕が上がらなかったし。

参加者はカテゴリー(持ちタイムや年齢、性別で区分)毎に30分おきにスタートとなっており、自分たちのスタートは約30名程度だった。

みんな鍛え抜かれた体をしており、それなりに自信のあったランニングですらおそらく真ん中よりちょっと遅いくらいの結果だった。
スイムに関しては、自分が泳ぎ切った時点で後ろに1、2名いたものの、彼らは自分よりランニングが遅かったはずだから、実質的には自分のスイムのタイムが一番遅かったと思う。

後半のランニングで数人抜いたので、多分同時スタートのメンバーの中ではトータルタイムで下から20~30%位だったと思う。結果は手元の時計で34分10秒。とりあえずビリにならなくて良かった(笑)

==========================================================================
追記

公式記録は34分11秒 (Run1 8:06, Swim 16:01, Transit 0:37, Run2 9:20)
自分の出たカテゴリー(35-39才)では下から28.6%の順位、エリート選手(22分くらいで完走する猛者)と20代前半カテゴリーを除くとこのタイムではやはり下から20~30%の順位になるようだ。
==========================================================================

ゴールして一息ついていると、ジュニアの部に参加するために子供が結構集まってきた。中には10才に満たないであろう子供まで。

こんな小さいときからトレーニングしている修羅がたくさんいるスポーツに、「じゃあ、MBA終わったからトライアスロンでもやってみるか」的な人間が参加して勝てるわけがない。

大人の修羅(トライアスリート)達は装備が完ぺきで、ランニングとスイムのトランジットに時間がかからないし、トライスーツに至っては自分の名前が刻まれている位本格的である。

恐るべし修羅の国。10月13日のレースまでに奴らと対等に闘えるようになるのだろうか・・・
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

中国かゆ [Road to Triathlon]

可能な限り毎年母校のサマースクールに参加している。
役割はサマースクールがスムーズに運営されるための会場設営のような裏方仕事や、生徒たちが泳ぐときにボートでそれを囲って緊急事態に備えるというものだ。

教員だけでは人数が足りず、我々のようなOBがそれをサポートさせていただく、かつOBもこのサマースクールに参加することを楽しみにしているので一応Win-Win関係と言えるだろう。

夜にはOB同士で酒を傾けるのだが、当然のごとく酔いつぶれるのがいて彼、彼女らは落書きのキャンパスとなるのである。
体育会系らしく年功序列がはっきりしており、犠牲者になるのは大体若者である。

今年はオリンピックということもありキャンパスには各国の国旗を書いた。
自分が担当したのは中国紅旗。シコシコ赤で塗っていると隣の先輩OBから「中国かゆかゆって書け」と訳のわからない事を言われた。

しばらくして、あー、「中国加油(Zhong Guo Jia You)!!」と理解。「加油」って漢字だけど、自分の中では中国語なんでJia You以外の読み方が頭に無かった。

ちなみにFace Bookで中国系の人や中国語をある程度知っている人が書いている「Add Oil !!」というのはここからきている。意味は頑張れってことね。

中国系(特に香港、マレーシア、シンガポール)の人は英語の語尾に「Lar」をつけたりして、いわゆるネイティブイングリッシュとはちょいと違う。
ポジティブに考えれば日本人のジャパニーズイングリッシュを話したって何の問題もない。

さて、サマースクール中に同期の友人に平泳ぎのフォームを矯正してもらった。
炎天下のあとボートを漕いで疲れている中つきあってもらって感謝。この成果はトライアスロンの結果に反映させたい。

忘れないように習ったことを記録。

・蹴りが中心で、かくのは補助
・蹴りはリラックスし、大きく。そのあとの伸びが大切
・大きくかいていた手の動きをクローバー型のコンパクトサイズに
・ケツと足が浮かないように(手の動きが大きいとそうなりやすい)
・体の伸びと、手のかきのタイミングに注意(のびてから息継ぎと同時にコンパクトにかく)

スピードが速くなったという実感はさほどないが、効率的で体力を消耗しない泳ぎになったと思う。
最終的には実践で使えるクロールをマスターしなければらないが、うまくいかなくなかった時の為に平泳ぎは強化しておく必要がある。

とりあえずひたすら泳ぎこんで、フォームの習得、体力の向上に励みながらクロールを強化したい。

加油、加油!!

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

大丈夫だ、問題ない。 [Road to Triathlon]

これだけの装備があれば。ということで、富士登山に利用した装備の紹介。前回酸素ボンベ買えばよかったと言ったけど、それ以外の装備に関してはこんな感じで十分だろう。
今後、富士山に登る予定のある方は是非参考にしてほしい。

1.シャツ

半袖の通気性のいいのを準備しよう。母校のサマースクールでもらったUmbroのTシャツを着用。

2.防寒具

薄手と厚手を用意。薄手はNike GYAKUSOUのプルオーバー。5合目から着てもいいだろう。
厚手はNorth Faceのフリース。ずいぶん前に買ったやつなんで分厚い。これを最新版の薄手にすれば荷物はずいぶん小さくなるはず。

3.雨具

上はColumbiaのオムニテック素材のもの。防水機能が5,000mmと不安を感じたが、それなりの雨でも中まで浸みることはなかった。
ただし、安物かつ7年くらい前に買ったやつなので通気性が悪かった。御来光を見る際の防寒着も兼ねているので金に余裕のある人はいい物を買うべし。

下はMont Bellのゴアテックス製。買っただけで利用するチャンスが無かった。なので感想なし。

4.パンツ

Mont Bellで購入したパンツ。裾を外すことができ短パンにも変身。防水とは書いてなかったが結構な撥水機能があって、それなりの雨でも問題なかった。
が、経年変化で撥水機能は低下していくのだろう。

5.スパッツ(タイツ)

ジョギングに利用しているNikeのものを利用。太ったせいかちょいときつかった。
Skinsのを履いている人がいたり、洒落たデザインのを履いている人がいたり。スパッツはブーツ用スパッツと合わせてオサレのポイントのようだ。

6.ブーツ用スパッツ

御殿場ルートの大砂走りをするのがわかっていたのでMont Bellで購入。短いタイプで不安だったが大砂走りには問題なかった。ただ短いと砂浸入防止の為だけになりデザイン的にはどうかと思う。まあ、短いと値段が若干安いというメリットがあるんだけどね。

7.リュック

実家にあったMont Bell製の40Lを利用。色々入れたら40Lでいっぱいいっぱいだった。フリースがコンパクトになれば余裕が出るだろう。
リュック用の防水カバーは必須。これが無かったら結構ヤバかったかも。6合目を過ぎると雨宿りできるところはほとんどないからね。

8.ブーツ

コンバースのオールスターのようなスニーカーで挑戦するつわもの(外人に多い)もいるが、基本登山ルートは砂利、岩だらけなので足首を守るブーツは必須。
ブーツがあっても軽い捻挫になったからね。ちなみに富士登山の為に奮発してMammutで購入。ソックスも忘れずに。

9.グローブ

軍手でOKだった。が、雨が強かったりすると替えを持っていくか、防水品が必要。途中岩をつかみながら登るような場所もあるので必需品。

10.ヘッドライト

ご来光見たい人は必須。日が落ちる前に山小屋に入り日が昇るまで寝てるなら別だが。
ないと、ドラクエⅠの洞窟で松明がないような状態になる。

11.ステッキ

自分は持っていかなかったが、あるとすごく便利。砂利や岩に手を突く必要はなくなるし、下り道が怖くなくなる。体力に自信のない人、お金に余裕のある人は購入したほうがいいと思う。こんど登山するなら買うね。

12.その他小物系(あると便利系)

・食料・・・チョコ系やぬれせんべいなど。日清のカップ麺に500円とか払える太っ腹な人には不要。
・ジップロック・・・本や携帯を入れたり。大砂走りすると確実に埃まみれになる。
・ウェットティッシュ・・・鼻の穴拭いたり、わきの下拭ったり。風呂はないよ。
・着替え・・・下山したらどこかでひとっ風呂浴びてすっきりして帰りたい。行き帰りはブーツはかずにビーチサンダルで行動した。
・耳栓・・・山小屋で寝るときに便利。案外うるさい。アイマスクがあってもいいかも。


まあ、こんな感じだ。ゼロから揃えると結構金がかかってしまうが、ブーツと雨具だけは高機能のものを用意したい。今回そうだったんだけど山の天気は変わりやすい。
土砂降りになった時をイメージしておくべきだ。雨合羽でもしのげない事はないが・・・

せっかくいろいろ買ったのに1回の登山では投資金額が償却しきれない。
次は新高山でも登ろうか。。。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

そんな装備で大丈夫か? [Road to Triathlon]

大丈夫だ、問題ない。と思い、先日、意気込んで富士山に挑んだんだが、結果的に死ぬ思いをした。。。

まあ、装備というよりも必要なアイテムを一つ入手しなかったことが原因。そのアイテムとは酸素ボンベ。

実は、7合目で高山病にかかってしまって地獄を見たのである。自分は高山病にはならないだろう、いや、なったという現実を見つめたくないという気持ちからあえて酸素ボンベを無視したんだけど、やはり必需品であったよ。

ちなみに高山病になるとこんな地獄が待っている。

・息苦しい
・後頭部に響くような頭痛
・眠れない
・手足のむくみ
・運動能力の低下(思ったスピードで体が動かない)
・ガス(おならね)が溜まる

で、一番キツかったのが頭痛。運も悪く、3人で登ったんだが、3人中2人が高山病になるという始末。山をなめたらあかんぜよということですな。

記録のために日程の記録を。

前日

23:30 某友人としこたま飲む(「しこたま」が原因だと思う)
未明  熱帯夜のせいで寝れず(これも高山病の原因かと思う)

1日目

11:30 河口湖駅周辺でほうとうと馬刺をつまみに一杯飲る(これも原因か?)
13:20 河口湖から5合目到着
14:30 雨等に妨げられていたけど、5合目出発
18:00 7合目中盤のこの辺りからおそらく高山病発症
20:40 8.5合目の宿、富士山ホテル到着。カレーがうまい
21:00 就寝

2日目

1:00  眠れなくて酸素ボンベを買いに行く。時既に遅く効果なし。。。
4:20  起床
4:50  ご来光を拝み、生きているという実感を得る
8:00  頂上到着
9:00  最高地点の剣が峰で写真を撮り、下山
13:40 パーティーの一人が膝をねんざしリタイア。運良く通りかかった物資運搬車に搬送してもらう
14:00 御殿場5合目へ到着。富士山制覇。そして伝説へ。。。
18:00 新宿着。家に帰るまでが遠足。驚いたことに高山病の症状はこの時点でゼロ
18:45 この辺りからしこたま飲み始める

おそらく、上記の日程では登山時間は平均より長いはず。やはり3分の2が高山病にかかるとパーティーの機動力はガクリと落ちてしまう。
そして、高山病でヒイヒイいっている我々の目の前を通り過ぎて行く、子供連れの家族や、老人の団体客を見ていると兎に角情けなくなってくるのである。

山ガールだか、山男だかが流行っているのかもしれんが、富士山登るなら装備には金をケチらないことだ。

「そんな装備で大丈夫か?」「一番いいのを頼む」

そういうことだ。
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

Last Samurai The Shek O Challenge 2.2 KM Swimming で最大値達成 [Road to Triathlon]

いままでのMBAライフをドラクエで言うロト三部作とすると、これからの挑戦は天空シリーズと呼べるくらい趣が異なってくる。

天空シリーズとは何か?ずいぶん前に宣言して、放置プレイ状態になっていたトライアスロンプロジェクトである。目標は2013年石垣島。
ということでプロジェクトの一環として週末の土曜日にShek Oで2.2KM泳ぐというイベントに参加してきた。

学生の頃からの友人は知っているかもしれないが、自分は泳ぎは苦手である。というか身体能力を駆使する類いのスポーツ全般のレベルが低い。

今回もいきなり某友人Eに参加しようと無責任に誘われたのであって、練習はほぼゼロに近かった。
平泳ぎは長時間続ける自信があったので、下手なクロールを封印し、完泳を目標とした。ちなみに海でやるイベントなので生死がかかっている。

じりじりと照りつける日差しの中集まった傾奇者どもが約180名。中には60をすぎているであろう婦人もいた。

スタート前に友人Eの奥さんが作ったおにぎりを食す。これがうまい。いま考えるとここで栄養補給してなかったら危なかったかもしれない、ホントに。

レースがスタートするとマッチョな欧米人が(参加者の多くは欧米人)どんどん突入。正直自分の体はこの集団の中では最軽量であった。
自分はマイペースで後ろからゆっくりとスタート。最初のブイまでは白人のおっさんと並んでゆうゆうと泳ぐ。

だんだん先頭集団との距離が離れていって、20分もするとひとりぼっちに。監視のボートが自分の横に張り付き、長い道のりが始まる。

おそらく、コースの7割位の距離の所だったと思う。どれだけ泳いでも前に進んでいる気配がしない。体力だけがどんどん奪われていく。このままでは行き詰まると思い、最初で最後のクロールを使ったが体力を消耗するだけで効果がない。仕方なく黙々と平泳ぎを続けて進む。

隣でボートを漕いでるビキニのお姉ちゃんが「時間気にしないでゆっくり泳ぎなさい」などと暢気なことを言うが、こっちはそうも行かない。が、レースを通してダラダラ進む自分をサポートしてくれた彼女に感謝。途中10分くらいどっか行っちゃって見放されたかと思ったけどね。。。

最終的にギブアップせずに完泳。そう簡単にあきらめないよ。
結果は約1時間50分。(そのうち正式記録が届く)全参加者中ビリである。ゴールに着いたとき、足が体を支えるのもやっとという感じだった。

バディが泳ぎ終わるまでは見守っていなければならないルール。1時間程度で完泳した友人Eは心配しながら待っていたらしい。。。スマソ。
ゴールに着くとすぐに最後のスイマーがゴールしたよとアナウンスされてビールで祝杯。ビキニのお姉ちゃんにも感謝の気持ちを伝えた。

そして、クラスメートのオーストラリア人にから『You are the last Samurai!!」という称号を貰ったのである。

今回わかったこと
・時間さえ気にしなければトライアスロン(オリンピックディスタンス)は完走可能なはず
・とはいえ、このままじゃトライアスロンのスイムで完泳できても次の種目に差し支える
・潮の流れが強いとなかなか進まない。体力を消耗してでも最大速度を上げる方法を身につけなくては
・平泳ぎ自体のスピードが遅い。フォームを改良すれば10%程度は簡単にスピードアップするはず
・コース取りに問題があった。たぶん10分近くコース取りで損したはず

おそらく、1位の選手は30分ちょっとで完泳(最小値)。自分は今年の最大値達成である。このようにして香港にまた自分の名前を刻んだのである。

過去5年の記録を見たら最大値は2時間20分程度だった。世の中上には上がいるもんだ。。。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

Macau Marathonでサブフォー達成!! [Road to Triathlon]

まずは公表されたフルマラソンのチップタイム発表。

結果:3:59:46

初マラソンサブフォーでした。手元時計と18秒違うんだけど、よく考えたら、スタートするだいぶ前から計り始めていたね。
正確なタイムはNike+で計測しようとしたんだけど、センサーの電源が壊れて諦めたんだった。。。

ちなみに前半は1:57:06、後半は2:02:40なので、前後半の差異は5分34秒。まあ悪くないでしょう。

困ったのは来年2012年の目標だったサブフォーを達成してしまったこと。もうモチベーションないよ。
仮に3:30:00切ろうとしたら過酷なトレーニングしなきゃいけなさそうだし、次回の香港マラソンは授業の最終日とかぶってるし。。。

今週は休養とMBAのプロジェクトで忙しいので、来週トレーニング再開と今後のランニング計画について再考したい。

続きはマカオについて。

土曜日に授業が終わって、マカオ人のクラスメートと一緒にマカオに向かった。
で、フェリーでマカオに向かう最中いろいろとマカオの事を聞いた。

・人口が60万程度なので、規模の経済がない
・就業人口の8割程度がカジノ関連のはず
・香港と同様、元植民地、現在SAR(特別行政区)だが、その性質はずいぶん違う
・香港がイギリス法なのに対し、マカオは大陸法。なので小さいエリア(人数)なのに立法したりとスケールメリットがない
・香港がイギリスに対して有効的なのに対し、マカオはポルトガルに対してそうではない。(統治がいい加減だったため)
・香港にいって仕事をすることもできる。香港に行けば給料は2~30%上がるが、家賃が高いため生活水準は落ちる。なのであまり行く気になれない

あと、彼の中国論

・中国と友好的な国は基本的にない
・自分は中国人(マカオ人)だが、旅行とかに行って中国人の道徳をみると非常に恥ずかしい
・中国人(マカオ人も)は香港人(正式には香港人は中国人だが・・・)と違っておとなしい。香港人みたいにデモはしない

彼の国籍は中国人だが、大陸の人とも、香港の人とも考え方が違う。カナダで高等教育を受けているだけあって、視野は広い。
そしてなぜか非常に親日的。ことしの冬は苗場か白馬にスキー氏に行く予定らしい。

なので、一般的なマカオ人には該当しないと思うが、こうやっていろんな話をすると香港人とは違う話ができるので面白いね。
どうでもいいが、カジノ関連ビジネスのCFOの仕事の紹介を受けた。給料がかなり高く、心が揺れ動く(笑)

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

Macau Marathon まとめ [Road to Triathlon]

前回はシリアスなことを書いたけど、もともと完走が目標でサブフォーなんて射程圏外だったので、別にどーでもいいです。
途中で欲が出てきて、悶々としているんだけど。

さて、元々の目標は完走。宣言しなかったけど、4時間30分以内で走れたらいいなくらいの目標だった。
で、戦略は「前半5:40/KMで行けるところまで行って、最後は気合いでなんとかする」というもの。
自分のことを、効率性やアイデアで勝負する人間だと思ってくれている人もいるようだけど、実は気合いや根性等の精神力が重要だと思っている。

IMG_0474.jpg

マカオマラソンに関しての記録

コンディションは良好。開始時は気温は多分14〜15度位。3時間後位から太陽が照ってきてキツかった。
風は結構きつい。橋の上は何もないので、風を受けては走ることになる

■良かったこと
・人数が少ない(フルマラソンは1,500人くらいなんじゃないの?)
・だから団子状態の期間が短いのでストレスなく走れる
・フルはハーフのコースを2周するだけなので、後半の戦略を立てるのが簡単(2週目は走りきるの無理だとわかったから橋の上り坂は最初から歩いたしね)
・橋のアップダウン以外は基本高低差無し(記録が出しやすい。香港もそうだね)
・ゴールの際にスタジアムに戻ってトラックをラストスパートするのは爽快
・ギャラクシーマカオ(スポンサー)が沿道にセクシーダンサーを駆り出して応援させるのは最高

■悪かったこと
・人数が少ないせいか、車両通行止めにならない(つまり排気ガスを吸いながら走ることになる。轢かれそうにもなったし。)
・同じコースを2周なので面白くない
・香港から遠い(授業の後、慌ててマカオ行ったらもう寝る時間だしね)
・太陽が出てくるときつい

IMG_0475.jpg

個人的なフルマラソンの記録

■良かったこと
・直前に大枚はたいて膝サポーター買っといてよかった(Thanks ヤエマル)
・Citi Superまで行ってウィダーインゼリーエネルギー買っといてよかった
・無謀な戦略だったけど結果的にタイムは予想をかなり上回った(平均すると心拍数165くらいだったと思う)
・最後のラストスパートは心拍数が180まで上がったけど、爽快だった
・戦略的徒歩(急な上り坂を歩く)とストレッチ以外は休まなかった

■悪かったこと
・朝早かったので便が出ず(普段8時に起きてるのに、この日だけ5時起きだとおかしくなるよね)
・Nike+のセンサーの電源がなくなったらしく、ペースメーカー無しで走ることに(財務諸表がない中、目隠しして経営している感じだよ)
・遅刻しそうになったので、会場に走って行ってちょいと疲れた
・そのせいか、前半の5KM位で一度息が上がった
・ブリーズライトなる鼻孔拡張テープは3KM時点で捨てたので役に立たなかった(汗ですぐはがれた。スポーツ用のがあるのかね?)
・トレーニングが足らず、ふくらはぎが付いて行けなかった(なんども止まってストレッチした)

IMG_0476.jpg

ちなみにマカオのコースは橋ののぼりをどういうペースで走るかぐらいしかトピックがない。他はずっと平坦なコースが続くだけだしね。
あとは、実力不足は金(装備品)で解決した。

マカオマラソンの最大の問題は、夜にマカオについて、煌煌とネオンが光っている中、おとなしくホテルにチェックインして寝なければ行けないという苦行だと思う。。。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。