GMATについて ～MBA生の計数能力はどうなっているのか？～ [MBA]
GMAT（Graduate Management Admission Test）はMBA受験の際に提出が必須のテストです。
この内容がMBA生に必要ということで、ほとんどの受験者はこれを提出するよう言われます。
テスト構成は以下のようになっています。
・AWA（英語の小論文）
・Quantitative（数学問題）
・Verbal（英語の文法や論理問題）
TOEFLと違い、GMATはMBA受験のためのテストなので、アメリカ人やイギリス人のようなネイティブも受験します。
また、ネイティブではないけれども、英語圏の大学を卒業していることによりTOEFLを免除されている人も受験します。
そんな人にわざわざVerbalの試験を課すわけですから、英語のレベルはかなり高いです。
つまり、ドメドメの日本人（＝自分）には非常にきついテストで、日本人はQuantitativeで得点を稼ぐという戦略が基本となります。
専門用語とある程度の英語ができれば、あとは数学の能力なので勝負できるということです。
得点は800点を満点として10点刻みで評価されます。この得点は絶対点数ではなく、相対点数（偏差値のようなもの）で、得点とともにPercentile（下から何パーセントの位置にいるか）も表示されます。
感覚的にはGMATの得点を10分の1にしたものが、日本の大学受験の偏差値みたいな感じでしょうか。つまり、800点満点だと偏差値80ですね。
いわゆる世界のトップ校では、合格者のGMAT平均得点数が700点を超えています。
恥ずかしながら、最後に受けた自分のGMATの結果をさらすとこんな感じです。
・Total Score 550 Percentile 49%
・AWA 4.0 Percentile 21～10%
・Quantitative Score 48 Percentile 83%
・Verbal Score 18 Percentile 14%
Totalで見ると下から49％の位置にいます。平均は538.5点なので、平均よりは若干高いが、順位は真ん中あたりということです。
このTotalはQuantitative（48点）とVerbal（18点）の合計です。（AWAはのぞく）典型的な日本人の戦略どおりですね（笑）
AWAは論外です。下から数えた方が早いです。ノンネイティブで5.0を超えるのは至難だと思っています。
ネイティブの人でも4.5の人がいると聞いたことがあります。
Quantitativeは下から83％で、平均値、中央値を大幅に上回っています。一方Verbalは下から14％で、はっきり言って落ちこぼれです。これで授業についていけるかという不安が残ります。
（参考 GMATのスコア分布：http://www.mba.com/mba/thegmat/gmatscoresandscorereports/whatyourpercentilerankingmeans.htm）
Quantitativeは数学問題と書きましたが、ものの本によると日本では高校1年生の数学までで十分だということです。（算数、つまり四則演算でとける問題もたくさん出ます）
自分は完全に文系で、数学が苦手だったのでQuantitativeで得点が稼げるかどうかわかりませんでした。が、結果は48点（満点は51点）。
日本人受験者の理系や国立大出身者は、ほとんど満点を取るようです。
この結果に凄い違和感があります。自分のPercentileが83％ということは、数学の苦手な自分の下に83％も自分よりこの問題ができなかった人がいるということです。（受験数は延べ人数換算なので、正確には83％の延べ受験者が…という意味です）
MBAを取得しようとしている人の計数能力がこんなんでいいのか甚だ疑問です。
最後にGMATにかかったコストを。
GMAT受験料 250USD×3回
マスアカデミー（通信教材） 21,000JPY
The Official Guide for GMAT Review 2,700JPY
MBA留学GMAT完全攻略 4,200JPY
合計 約95,400JPY
Part Time志望なので、目標点が550点と低く、予備校には行きませんでした。コストはほとんど受験料ですね。安く上がったと思います。
複数の予備校に行って100万近くかけている方もいるようですが、ターゲットの低い私には予備校は不要でした。
この内容がMBA生に必要ということで、ほとんどの受験者はこれを提出するよう言われます。
テスト構成は以下のようになっています。
・AWA（英語の小論文）
・Quantitative（数学問題）
・Verbal（英語の文法や論理問題）
TOEFLと違い、GMATはMBA受験のためのテストなので、アメリカ人やイギリス人のようなネイティブも受験します。
また、ネイティブではないけれども、英語圏の大学を卒業していることによりTOEFLを免除されている人も受験します。
そんな人にわざわざVerbalの試験を課すわけですから、英語のレベルはかなり高いです。
つまり、ドメドメの日本人（＝自分）には非常にきついテストで、日本人はQuantitativeで得点を稼ぐという戦略が基本となります。
専門用語とある程度の英語ができれば、あとは数学の能力なので勝負できるということです。
得点は800点を満点として10点刻みで評価されます。この得点は絶対点数ではなく、相対点数（偏差値のようなもの）で、得点とともにPercentile（下から何パーセントの位置にいるか）も表示されます。
感覚的にはGMATの得点を10分の1にしたものが、日本の大学受験の偏差値みたいな感じでしょうか。つまり、800点満点だと偏差値80ですね。
いわゆる世界のトップ校では、合格者のGMAT平均得点数が700点を超えています。
恥ずかしながら、最後に受けた自分のGMATの結果をさらすとこんな感じです。
・Total Score 550 Percentile 49%
・AWA 4.0 Percentile 21～10%
・Quantitative Score 48 Percentile 83%
・Verbal Score 18 Percentile 14%
Totalで見ると下から49％の位置にいます。平均は538.5点なので、平均よりは若干高いが、順位は真ん中あたりということです。
このTotalはQuantitative（48点）とVerbal（18点）の合計です。（AWAはのぞく）典型的な日本人の戦略どおりですね（笑）
AWAは論外です。下から数えた方が早いです。ノンネイティブで5.0を超えるのは至難だと思っています。
ネイティブの人でも4.5の人がいると聞いたことがあります。
Quantitativeは下から83％で、平均値、中央値を大幅に上回っています。一方Verbalは下から14％で、はっきり言って落ちこぼれです。これで授業についていけるかという不安が残ります。
（参考 GMATのスコア分布：http://www.mba.com/mba/thegmat/gmatscoresandscorereports/whatyourpercentilerankingmeans.htm）
Quantitativeは数学問題と書きましたが、ものの本によると日本では高校1年生の数学までで十分だということです。（算数、つまり四則演算でとける問題もたくさん出ます）
自分は完全に文系で、数学が苦手だったのでQuantitativeで得点が稼げるかどうかわかりませんでした。が、結果は48点（満点は51点）。
日本人受験者の理系や国立大出身者は、ほとんど満点を取るようです。
この結果に凄い違和感があります。自分のPercentileが83％ということは、数学の苦手な自分の下に83％も自分よりこの問題ができなかった人がいるということです。（受験数は延べ人数換算なので、正確には83％の延べ受験者が…という意味です）
MBAを取得しようとしている人の計数能力がこんなんでいいのか甚だ疑問です。
最後にGMATにかかったコストを。
GMAT受験料 250USD×3回
マスアカデミー（通信教材） 21,000JPY
The Official Guide for GMAT Review 2,700JPY
MBA留学GMAT完全攻略 4,200JPY
合計 約95,400JPY
Part Time志望なので、目標点が550点と低く、予備校には行きませんでした。コストはほとんど受験料ですね。安く上がったと思います。
複数の予備校に行って100万近くかけている方もいるようですが、ターゲットの低い私には予備校は不要でした。
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