Buy 1 Get 1 Free!! [MBA]
1個買ったらもう1個無料でついてくるというセールスプロモーションがよくあるが、販売店側が合理的な価格設定している（客寄せの赤字覚悟の目玉商品ではなく、この商品の販売だけでも利益が出るようにしている）という前提で考えると、この商品の原価率は50％以下であることは容易に推測できる。
実は家の近くのセブンイレブンで青島ビールをよく買うんだけど、その価格設定の考え方がよくわからない。1缶（350ml）買うと11.2HKD（＝110JPY位）なんだけど、2缶まとめて買うとなんと11.7HKDという値段。ビール1缶の原価が差額の0.5HKD（=5JPY）以下ってことはないから、店側からすると2缶売るよりも1缶だけ売った方が利益率、額ともに高くなる。
いくら考えてもこのプライシングの理由がわからないので、Pricing Strategyの授業でこれに関連するトピックが出てきたので授業中に質問したみた。
教授「君はどう思う？」（って、そもそもわかんないから教授に聞いているんだが。。。）
Hide「プライシング理論では説明できないんで、他の理由があると思っているんだけど」
教授「どういうこと？」
Hide「本来1缶だけビールを飲みたい客にたくさん飲ませてアル中にして、ロイヤリティーの高い常連客にしようって言う陰謀。。。」
ドイツ人「で、その結果Hideは常連客になっちゃったって訳ね。」
こんなアホな質問にクラス中でディスカッションが始まってしまい、良くも悪くもいろんな意見が出てきた。
ビール会社勤務の社員は「350ml缶と500ml缶の価格の関連を調べろ」と言ったり、イタリア人は「賞味期限切れのビールがおいてあるんじゃないの？」と言ったりいろんな意見が出てくる。
一番腑に落ちたのはPh.D.を持っている経営者の意見で、「2缶セットで売るのが前提で、1缶の価格はさほど重要ではない。2缶単位で売ることにより、売上高を上げ、商品の回転を良くするのが目的じゃないか？」というもの。確かにスーパーで青島ビールを1缶買う場合、5〜6HKDくらいだし、セブンイレブンの1缶11.2HKDという価格は異常。2缶売ると1缶あたりの単価が適正小売価格になるんで、この意見が一番正しい気がする。
このクラスメートは授業中質問をしまくったりするんで、彼のことをいやがっている生徒もいるんだけど、自分からするといろんな意見が聞けて非常に面白い。特にケースディスカッションをしていると、自分が考えもしなかった結論を予想したりして、結構驚かされる。こういうのがディスカッションベースの授業のいいところだよね。で、こういう自分よりも抜群に優秀な生徒がいると、謙虚にがんばろうという気になれる。
ちなみに、今日の帰りにセブンイレブンに寄ったところ、未だに同じ価格設定になっていた。迷わず2缶購入。一時はPh.D.の意見に納得したが、やっぱり自分の陰謀説が一番正しい気がする。そもそも日本人にとっては、香港のビールの価格の安さ自体が陰謀のような気がする。。。
実は家の近くのセブンイレブンで青島ビールをよく買うんだけど、その価格設定の考え方がよくわからない。1缶（350ml）買うと11.2HKD（＝110JPY位）なんだけど、2缶まとめて買うとなんと11.7HKDという値段。ビール1缶の原価が差額の0.5HKD（=5JPY）以下ってことはないから、店側からすると2缶売るよりも1缶だけ売った方が利益率、額ともに高くなる。
いくら考えてもこのプライシングの理由がわからないので、Pricing Strategyの授業でこれに関連するトピックが出てきたので授業中に質問したみた。
教授「君はどう思う？」（って、そもそもわかんないから教授に聞いているんだが。。。）
Hide「プライシング理論では説明できないんで、他の理由があると思っているんだけど」
教授「どういうこと？」
Hide「本来1缶だけビールを飲みたい客にたくさん飲ませてアル中にして、ロイヤリティーの高い常連客にしようって言う陰謀。。。」
ドイツ人「で、その結果Hideは常連客になっちゃったって訳ね。」
こんなアホな質問にクラス中でディスカッションが始まってしまい、良くも悪くもいろんな意見が出てきた。
ビール会社勤務の社員は「350ml缶と500ml缶の価格の関連を調べろ」と言ったり、イタリア人は「賞味期限切れのビールがおいてあるんじゃないの？」と言ったりいろんな意見が出てくる。
一番腑に落ちたのはPh.D.を持っている経営者の意見で、「2缶セットで売るのが前提で、1缶の価格はさほど重要ではない。2缶単位で売ることにより、売上高を上げ、商品の回転を良くするのが目的じゃないか？」というもの。確かにスーパーで青島ビールを1缶買う場合、5〜6HKDくらいだし、セブンイレブンの1缶11.2HKDという価格は異常。2缶売ると1缶あたりの単価が適正小売価格になるんで、この意見が一番正しい気がする。
このクラスメートは授業中質問をしまくったりするんで、彼のことをいやがっている生徒もいるんだけど、自分からするといろんな意見が聞けて非常に面白い。特にケースディスカッションをしていると、自分が考えもしなかった結論を予想したりして、結構驚かされる。こういうのがディスカッションベースの授業のいいところだよね。で、こういう自分よりも抜群に優秀な生徒がいると、謙虚にがんばろうという気になれる。
ちなみに、今日の帰りにセブンイレブンに寄ったところ、未だに同じ価格設定になっていた。迷わず2缶購入。一時はPh.D.の意見に納得したが、やっぱり自分の陰謀説が一番正しい気がする。そもそも日本人にとっては、香港のビールの価格の安さ自体が陰謀のような気がする。。。
賣一送一ですね。
たまに、買ったモノとは違うものを付けている場合もありますが、確かに、
「何か一つ買えば、何か一つ付けるよ！」の道理には合っているけど。
でも、香港だと350mlの青島ビールはそんな価格なんですね。大陸だと
4元前後なので、今のレートだと、香港ドルに換算するともっと安価に･･･
まあ、青島ビールに限らず、ワトソンズの弾丸型のミネラルウオーター
も香港より安いけど･･･
by こまちゃん (2011-10-13 04:51)
買一送一、買二送一あたりのプロモーションは香港でもありますね。
大陸よりか若干高いですが、チンタオビールが二缶で11.7HKDだと家計に優しく、肝臓に悪いです。
個人的には買一送一より、通常の値引きの方が助かるんですが。。。
by hide-and-seek (2011-10-14 19:40)
あは、「買」の繁体語を捜してたのに、「売」のほうでしたね･･･
よく考えたら無いんですね。
繁体語で書こうとしてミスっちゃいました･･･(汗)
こまも割引の方が現実的で良いです。
そんなに要らないのに･･･って思うこと（物）が多いし。
それより、同じ価格で「増量」はちょっと嬉しいカモ。
ヨーグルト1パックに2個余分に付いていた事が有ります♪
（普段1個なのに(^灬^；）
by こまちゃん (2011-10-15 04:22)
企業からすると、値引きするより、値段はそのままでおまけをつける方が利益が多くなることが多いです。
なんで、Buy 1 Get 1 Free 何でしょうね。
保存がきくものはそれでも構わないんですが、ビールが冷蔵庫にあるとつい飲んでしまうので、やっぱり単品を安く買いたいです（笑）
by hide-and-seek (2011-10-17 19:35)