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そんな装備で大丈夫か? [Road to Triathlon]

大丈夫だ、問題ない。と思い、先日、意気込んで富士山に挑んだんだが、結果的に死ぬ思いをした。。。

まあ、装備というよりも必要なアイテムを一つ入手しなかったことが原因。そのアイテムとは酸素ボンベ。

実は、7合目で高山病にかかってしまって地獄を見たのである。自分は高山病にはならないだろう、いや、なったという現実を見つめたくないという気持ちからあえて酸素ボンベを無視したんだけど、やはり必需品であったよ。

ちなみに高山病になるとこんな地獄が待っている。

・息苦しい
・後頭部に響くような頭痛
・眠れない
・手足のむくみ
・運動能力の低下(思ったスピードで体が動かない)
・ガス(おならね)が溜まる

で、一番キツかったのが頭痛。運も悪く、3人で登ったんだが、3人中2人が高山病になるという始末。山をなめたらあかんぜよということですな。

記録のために日程の記録を。

前日

23:30 某友人としこたま飲む(「しこたま」が原因だと思う)
未明  熱帯夜のせいで寝れず(これも高山病の原因かと思う)

1日目

11:30 河口湖駅周辺でほうとうと馬刺をつまみに一杯飲る(これも原因か?)
13:20 河口湖から5合目到着
14:30 雨等に妨げられていたけど、5合目出発
18:00 7合目中盤のこの辺りからおそらく高山病発症
20:40 8.5合目の宿、富士山ホテル到着。カレーがうまい
21:00 就寝

2日目

1:00  眠れなくて酸素ボンベを買いに行く。時既に遅く効果なし。。。
4:20  起床
4:50  ご来光を拝み、生きているという実感を得る
8:00  頂上到着
9:00  最高地点の剣が峰で写真を撮り、下山
13:40 パーティーの一人が膝をねんざしリタイア。運良く通りかかった物資運搬車に搬送してもらう
14:00 御殿場5合目へ到着。富士山制覇。そして伝説へ。。。
18:00 新宿着。家に帰るまでが遠足。驚いたことに高山病の症状はこの時点でゼロ
18:45 この辺りからしこたま飲み始める

おそらく、上記の日程では登山時間は平均より長いはず。やはり3分の2が高山病にかかるとパーティーの機動力はガクリと落ちてしまう。
そして、高山病でヒイヒイいっている我々の目の前を通り過ぎて行く、子供連れの家族や、老人の団体客を見ていると兎に角情けなくなってくるのである。

山ガールだか、山男だかが流行っているのかもしれんが、富士山登るなら装備には金をケチらないことだ。

「そんな装備で大丈夫か?」「一番いいのを頼む」

そういうことだ。
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こまちゃん

標高差ってそうらしいですね。。。
こまはカシュガルのカラクリ湖へ行きましたが、そこは標高3600mでした。
車で4,5時間かかって漸く到着すると言ったシチュエーションですが、
出掛ける前に標高のことは聞いてなかったので、到着してのんびり写真を
撮っては、みんなに追いつく為に走っていました。
現地の人が、「標高が高いから走ったらアカンよ」と言ってくれましたが、
何の事かも判らず、その後も走っていましたが、何ともありませんでした。
肺活量って関係するのかなぁ?因みに5600ほど有ります(^灬^;
でも、これだけは登山家でもなるので、きっと体調にもよるんでしょうね。

チベットは未踏の地なのですが、あそこは4000m越えてるそうです・・・
標高のことが気になるけど、いつかは行きたい所です!
by こまちゃん (2012-08-01 04:33) 

hide-and-seek

自分が高山病になった原因は多分、体調不良と早く登りすぎた、あと自分の体質かと思っています。

個人差が結構あるらしく、同行した人は体調万全だったけど、おなじく高山病になりました。。。

こまちゃんさんの場合、車で上ったからその時点で体力を消耗しなかったとか、肺活量が多いというのもあると思います。あと、呼吸の仕方も影響があるそうです。自分は呼吸が浅いので、これも原因の一つかと思っています。

一度チベット行ってみたいですね。だけど、高山病を経験すると高いところに行くのが怖くなります。。。
by hide-and-seek (2012-08-02 00:00) 

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