MBA Accelerator ～財務会計は経営者に必須です～

MBAプログラムが本格的に始まる前にAccelerator Classなるものがあります。
これは、ビジネスや計数管理のバックグラウンドがない生徒に会計や計数管理、ITを教えるもので、いわゆる事前補講です。

以下の質問の大部分に「NO」と回答する人に必要なクラスだということです。

1．計算機を使って割引現在価値を算出できるか？
2．売値40、変動費20で固定費が100の場合における損益分岐点を計算できるか？
3．エクセルで内部収益率をすぐに計算できるか？
4．3xの3乗が246の場合xはいくつかわかるか？
5．エクセルのVLOOKUP関数を使えるか？
6．財務諸表を読むことができるか？
7．特定のデータが与えられ、そこから標準偏差を計算できるか？
8．エクセルを使って家計簿を作れるか？
9．複利とは何かわかっているか？
10．収益と資産の違いがわかるか？

自分の回答はほぼ「YES」です。ちなみにこのクラスは強制参加となる生徒と、志願して参加する生徒がいます。
英語のクラスに慣れておこうと、MBAオフィスに「自主的に参加したいんだけど、受け入れてくれるか」という質問をしたら、「安心してくれ、君は強制参加リストに載っているよ」とのことでした。

参加するのは構わないのですが、強制参加というのが納得できません。CPAだったら少なくとも4、5、7以外はわかるだろうし、授業の内容をみるとほとんど財務会計をやることになっています。（英語で授業を受けておきたいですが、内容的には必要ありません）

エンジニアやIT関連がバックグラウンドの生徒も結構いるんで、このAccelerator Classは意味があると思います。財務会計は経営者にとって必須の知識だし、これなしではビジネスケーススタディーもできないでしょうから。
おそらくこのClassを免除されるのは金融がバックグラウンドの人なのでしょう。

ところで、授業の内容やスケジュールはHPで確認できます。会への参加の返事等もHPのボタンをクリックしたり。
自分が大学生だった時と隔世の感があります・・・