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MBA生を採用したことがあったけど、全く意味がなかった。 [MBA]

Managing in Asiaという毎週ゲストスピーカーを呼んでAsiaでの経営について聞くクラスがあるんだけど、今週だけ日曜日に授業があった。
今週のゲストスピーカーはNestle Hong KongのGeneral Manager。HKのみならず、大陸のマネジメントもしているそうな。

レクチャーの途中でMBA生の採用について言及があった。
いままでNestle Chinaで北京大学や清華大学のMBAホルダーを採用したことがあったが、うまくいかなかったらしい。題名の通り。

うまくいかなかった理由として挙げられたのは以下のとおり

・MBA生は起業や金融に興味を持った人が多い
・MBA生はすぐにマネジメント層になれるものだと勘違いしている
・MBA生はMBAが特別なものだと思っている
→Nestleは一つ数元という小さなものをコツコツ販売し、それを作る工場も運営するなど、地に足をつけて経営をしている。
なので、上記の特性を持った人には合わない

ということらしい。ちなみにこの話をしているときはレクチャールームがシーンとしてた(笑)

まあ、大体この理由はあっていると思うし、いいたいことはよくわかる。そもそも自分はメーカーかつ、日系企業なのでMBAを取ることによって待遇や給与が良くなるなんて期待は一切ない。
(むしろ、日系企業ではMBAホルダーであることよりも、海外MBAを取ることができた英語力の方が評価されるんじゃないの?)

シーンとしてた生徒の多くは、上記の理由に該当しているんだろう。(別に良いことでも悪いことでもないと思うけどね)
とはいえ、WEBで検索したら、NestleもそれなりにMBAの採用や、取得の支援をしているみたいだけどね。

最後に、自分の当面の課題であるグローバル化について質問した。Nestleはどうやって経営を現地化したのか?と。

1.Training
2.Exposure
3.Culture Transfer

1に会社内のトレーニング(外部ではない)が重要だとのこと。つぎに社員(特にマネジメント層)を海外の工場等に積極的に行かせ、会社の事や海外のオペレーションを学ばせる。
最後に、企業の文化を現地企業に根付けるとの事。
自分が考えているメソッドとほとんど変わらないんだけど、日系企業がそれをできない(できても現地化されない)理由はなんだろうかね。語学の問題?それとも?

正直、最初はつまらなさそうなレクチャーだと思ったけど、最後は質問しに行くくらいだから結構面白かった。久々にブログでグローバル化にも触れたしwww

それにしてもPart-timeのローカル生徒がうるさい。授業中に寝たり、Facebookをやるのは個人の自由だから構わんが、うるさいのだけは勘弁してほしい。
教授やスピーカーが話をしていても私語をやめないからね。まったく・・・
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