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マイペンライでは駄目らしい [グローバル化とは]

今週タイに出張した時に、タイ人のビジネスパートナー(某財閥系企業の社長)と一緒にディナーを取った。
その時に彼に聞かれたことが、「今年の君の目標は何かね?」という質問。

まあ、目標はいつも意識しているので、さっと3つほど答えたところ、タイ人の同僚に、「ほら、すぐ答えられるだろう?」といい、「クオリティーの高い人は意識の持ち方が違うんだよ」とほめられた。

この質問の前に、この社長が、「タイ人は全般的に仕事に対する情熱がない」という話をしていた。タイのマイペンライ(=大丈夫、なんとかなる)という考え方が影響していて、仕事に対して高い意識を持てないそうだ。

なので、この社長が人材を採用する際には必ず目標を聞いて、内容もそうだがレスポンスを確認するらしい。

ちなみにこの社長は英語もできるし、若い頃日本で修士課程を卒業したらしく、それなりに日本語も出来る。(ディナーでの会話は英語ね)
卒業後は日本で日系メーカーで修行し、タイに戻ってきて財閥系企業の社長になったという優秀な人だ。

地元でも人脈があるらしく、大学院生等を相手に結構講演なんかをしているらしい。
ディナーのときにも、今度講演するからネタを一緒に考えてくれと言われた。適当に意見を言ってごまかそうと思ったがそうはいかなかった。

翌日、うちのオフィスに訪ねてきて、マーケティング関係のDVDをプレゼントとしてくれた。いま自分がMBAでマーケティング重視の勉強をしているというのを覚えていたからだ。
で、それと同時に、講演のネタを考えることを念押しされた。これじゃ断れないと案を練ってメールを送ることになってしまった。

今回感じたのはタイ人のホスピタリティーの高さである。ディナー以外にも企業展覧会への参加をアレンジしてくれたり、写真を撮って送ってくれたりと。
東南アジアではタイのホスピタリティーはダントツ高いように思う。

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