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自分の評判は他人が決めるし、他人のせいで決められてしまうこともある [MBA]

International Growthの授業関係の続き。

最後の授業であるグループがプレゼンをやったんだけど、その内容はとても受け入れることが出来ないものであった。
分析がショボイとか、構成がなっていないとかそういうのではなく、内容の半分くらいはあるもののパクリだったからだ。

あるものとは、現在履修(というよりも潜っているんだが・・・)しているMarketing in Chinaの授業。

元Pepsi Co Chinaの代表がやっているエキサイティングな授業なんだが、その第1回目の授業でやったLays(ポテトチップ)の中国ビジネスの内容とほぼ同じ。
しかもプレゼンは中国国内のマーケティングがメインの内容になっていた。。。。

そもそも我々がやらなければならないのはInternational Growthの分析、提案であって、それは継続可能か?他の国でも適用できるのか?というのを分析しなければならない。
ちょうど同じことをFull-timeの日本人も考えていたらしく、それを質問。グループの回答は時間の関係で中国の事しかやらなかったというもの。

FTのドイツ人の質問はもっと凄かった。「グループメンバーのうち、何人Marketing in Chinaの授業を履修しているんだ?」というもの。
プレゼンの途中から、この授業を履修している生徒は全員気づいたらしく、自分の隣にいたフランス人も「おいHide, あれってMarketing in Chinaのパクリじゃないか?」と聞いてきた。

この質問に対するグループからの回答はよくわからないあいまいなものだったが、主張していたのはパクリではなく、その授業を参考にしているだけで、リサーチは自分達でやっているとの事。
仮にリサーチを自分たちでやっていたとしても、他の人がパクリだとおもったら、それはパクリになってしまうのである。

さて、困ったのはこれが彼らグループの評判を悪くするだけならそれでいいのだが、実際には少なくとも2つのグループに影響を与えることになる。

一つは、Full-time生から見たPart-time生の評判。
バックグラウンドやグループワークができる時間、やり方が違うのでどうしても「FT生は・・・」、「PT生は・・・」という見方をほとんどの生徒が持っている。
彼らのせいでPT生はパクリをする・・・と思われる可能性がある。

もう一つは香港人(中国人)生徒の評判。
これは自分には関係ないが、一般的に香港人(中国人)は・・・という話をするときにパクる人種だと思われることになる。中国人はリバースエンジニアリング(パクリ)が得意だと自他共に認めているが、香港人はどうだろう。自分は香港人と中国人には大きな差があると思っているが、こういう悪いことに関しては、やっぱり彼らは一緒なんだよね・・・みたいに思われるかもしれない。

授業が終わった後に、質問をしたドイツ人に「自分もあのプレゼンはいただけないと感じた。間接的だが、パクリを指摘したのは勇気があると思うよ」と言っておいた。
そのドイツ人の回答は「彼らとは今後も会うだろうし、他の生徒は何も言わない方がいいよと言っていたが、俺はあれを許せなかったし、思ったことを正直に言うタイプだからね」というものだった。
なんにせよ、こういうパクリ内容はプログラムが終わるまで二度と見たくない。

ただでさえ、自分の評判は変な評判になっているので、これ以上ネガティブな評判が付きまとうとたまったもんじゃないね。。。
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