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起業とネットワーキング [キャリア論]

久々にMBA関連のイベントに行ってきた。内容はBuilding a tech start-up in HKというもので、スタートアップ時点のIT系会社の創業者3名とVCを1名呼んで話を聞くというもの。

うち1社は3Dプリンタを利用してうんぬん・・・という話だったのでこれを見に行くことにしたんだけど、自分の得たい情報はなかった。まあそれでも結構面白かったので良しとしよう。

これとは別に週末に和僑会なる日本人で起業を志している人達が運営している会のイベントに参加した。
自分がやりたいビジネスプラン(数字とかは説明せず、サービス内容だけをプレゼン)

自分の中の最近の課題の一つにプレゼンテーション能力を高めるというのがあり、それの参考になるかなーと思って参加。思ったよりも質が高く、5人のうちの最後のプレゼンターはかなり優秀だったと思う。(既にビジネスが具体化しているのが理由だと思うが)

ただ、数字の説明等はなかったので、自分が思っていたようなプレゼンとはちょっと違い、そういった意味では期待外れ。自分がよく見る日本人のプレゼンって会計・税務がらみが多くて(この類のプレゼンを面白くするのは困難)、参考にならないから営業、マーケティング系のプレゼンを見たかったんだよね。

で、この会にでていた人のなかに「この人とつながることができた!!」とか「ネットワーク広げなきゃ・・・」とネットワーキングに注力している人が結構いた。自分は起業をするつもりは毛頭ない(ある程度のビジネス規模、資金、組織がある場所で自分の能力が活かされると思っている)ので、ネットワーキングにはあまり関心が無い。

これに関して同級生と、起業するなら自分たちが出たようなMBA主催のイベントの方がVCにも会えたり、具体的なパートナーが見つかったりと意味がありそうだという話になった。残念ながらMBA生、卒業生だけのエクスクルーシブな集まりなんだが。

起業の成功度とネットワークの広さに相関関係はあるのだろうか?必死になって探せば何処かのビジネススクールがこれに関するレポートでも出しているのかもしれないが、個人的にはネットワークの広さよりもリレーションシップの深さの方が重要だと思う。

そういった意味ではMBAでできたネットワークは(自分の場合)広いというよりも、広すぎない規模で結構深いものだと思う。特に日本人同士は。

ITについて知りたい、経営コンサルから助言を受けたい、PE、VCの考え方を聞きたいとなった場合に、あの人のところに行こう、あの人なら真剣に対応してくれるだろう・・・という人が結構いる。

ここでは書けないけど、つい最近も前述の同級生に真面目な相談にのってもらったた。プライベートな相談(というよりも愚痴)に関しては、他人事の様にあしらわれたけどね(笑)

じゃあ、彼らが何か相談したいときに自分を頼ってくれるかというとどうなんだろう。自分は彼らに意味のあるアドバイスをすることができるのか、付加価値を提供できるのか?自分だけ一方的に何かを得ようとしていないだろうか?

相手のことをよっぽど好きでない限り、その人がよっぽどお人良しでない限り、どちらかが一方的に何かを与え続けるという関係は継続しない。ネットワークを広げたい人は自分が何を提供できるかを明確にすべきだろう。

自分ができること、提供できるもの?酒が飲みたかったらいつでも付き合うよ~

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