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在外投票に関する問題点について [香港の生活・文化]

香港領事館から電話がかかってきて、香港在住の確認があった。要は「まだ香港に住んでますよね?」という確認の内容。

確認したらさっさと電話を切ろうとしたので、かかってきた電話なのに、ちょっと聞きたいことがあるんだけど・・・といって気になっていた在外投票について質問。(自分は知りたいことがあるとずうずうしく人に質問するタイプなのである)

Hide 「いまから在外選挙人の登録をして12月16日の衆院選に投票出来ますか?」
領事館「いやー、もう間に合わないんですよね・・・」

いまから領事館に行って(出頭しなきゃいけない・・・)在外選挙人登録をしようとすると1~2カ月必要だそうだ。
つまり、野田首相が解散宣言してから、すぐに領事館に行っても間に合わない。

じゃあ、いつ選挙人登録をすればいいのか?

普通は海外に住み始めた時に在住届を出すので、その時にセットで申請すればいいような気がするんだが、在住後3カ月経っていないと申請できないとの事。

つまり、投票したい人は在住届を出した後に、忘れずに選挙人登録をしに"出頭"しなければならないのである。そんなの全く知らなかったし、そんな事する人がいるのだろうか?

ということで、「在住届出している人で選挙権のある人のうち何%位が選挙人登録をしているのか?」という質問をしてみた。(掛かってきた電話なのに、こっちがガリガリ質問している状態)

答えは2,000人位。香港在住の日本人は約2万人と言われていて、仮に20歳未満がそのうちの20%だとすると、わずか12.5%の人しか選挙人登録していない。(2,000/20,000×(1-20%))

これって投票に行かせない為の仕組のようにも感じる。

結局、小泉首相以降、毎年毎年首相が変わり、そりゃ、首相になりたいと思っている自分にとっては、なれる確率が上がるからいいけれども、こんな事をやっていて日本の政治経済が良くなるわけがない。

今回の選挙は崖っぷちにある日本をどのようにするかを問う重要な選挙であるのに、自分は参加できないのである。

海外に住んでいる皆さんには、僕が国政進出する際に投票できるように、是非在外選挙人登録をしておいてもらいたいものである。

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