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ブラック企業からの脱出方法教えます 1/2 ~ブラックとはなんぞや~ [キャリア論]

最近、ブラック企業アナリストだとか、ブラック企業について色々書いている人がいて結構記事が人気のようなんだけど、だったら自分でブラック企業アナリストになれば良かった。(笑)

自分はブラック企業、それも2ちゃんねるのブラック企業偏差値ランキングで偏差値70を優に超え、ついには殿堂入りした会社で働いていた。なのでブラック企業とは何たるかというのをよく知っているし、計画的にブラック企業から抜け出す計画を立て、それを実行した抜け忍である。

最近、ブラック企業脱出マニュアルという記事を読んだんだけど、言いたいこともよくわからなかったし、この人本当にブラック企業で働いたことあるの?って感じだった。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130214-00000305-bjournal-bus_all

というわけで、エリートブラック企業出身の自分がどうやって抜け出したかを書いておこう。とはいえ、具体的な話は次回にすることにして、今回は自分の勤めていた会社がいかにブラックだったかを紹介したい。

・勤務地
自分は入社早々地方支店に飛ばされた。オフィスの近くの結構いいマンションを借り上げ社宅としてあてがわれ、ちょっと喜んでいたが、それは社員を酷使するためにオフィスの近くにあるだけというもの。

また縁もゆかりもない地に飛ばすことによって、仕事だけに集中させる環境を作り上げる。(その地では最初友達とかゼロだったからね・・・)

また転勤もしょっちゅうで、転勤を命じられて数日で引っ越しというのもしょっちゅうだった。

・勤務時間
オフィシャルには8:30出勤だけど、暗黙の了解で8:00にはオフィスにいなきゃいけない。で、帰宅時間平均は23~24時と言ったところ。24時を回ることもよくあったし、土曜出勤は当たり前、ノルマが行かないと日曜日の出勤もあった。

・社風
体育会気質というより軍隊気質。ほぼ北朝鮮状態。独裁者である社長が部下をののしる言葉は天才的で、それを中間管理職もマネをするから始末が悪い。またキックボクサー経験者が部下に蹴りを入れたり、ゼロハリバートンのアタッシュケースを投げつけられて、額から血を吹いた社員もいたりした。つまり肉体的にも精神的にも厳しい環境だったのである。

・社員の質
我々の世代は有望と言われており、有名大学から騙されて入社したような人間もたくさんいた。(いかに学生が会社を選ぶ智恵が無いかがわかるし、当時は2ちゃんねるが発達していなかったので、ネットからブラック情報を得ることができなかった)
中には東大卒で頭いいのもいたけど、彼は最終的に業務のせいでタイーホされることになった・・・

・給与
最初は悪くなかった。ノルマ達成すれば報奨金はもらえたし。ただ、業績が傾くとノルマを達成できない人は人頭税なるものを課され、給与を減額されていた。あとは旅費精算が全部受けれ入れもらえなかったりし、自腹を切るというのも結構あった。

・コンプライアンス
自分は問題のある行為をしたことは無かったが、いわゆる違法行為をした人は数知れず。そもそも会社自体が営業停止になったりもしたし、社長が国会に証人喚問されたこともあった。
労基署の査察があったおかげで、1回未払残業代が社員に支給されたことがあったんだけど、その時は嬉しかったね。どうやって金額を算出したのかはさっぱりわからなかったが(笑)

・その他
自分は2年弱の勤務だったが、その間に警察に2回事情聴取(署名とかする正式なやつ)、1回簡易的な聴取をされた。なぜ事情聴取されたかを書いたら面白いんだけど、さすがに洒落にならない内容なので伏せておく。自分の名誉の為に言っておくと、自分が問題を起こしたから事情聴取・・・となったわけではない。

あと髪の毛がかなり薄くなった。やっぱり精神的に参ってたんだろうな~

つづく
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