SSブログ
グローバル化とは ブログトップ
前の10件 | 次の10件

マイノリティレポート [グローバル化とは]

トムクルーズの出演している映画では、マイノリティレポート(少数意見)は黙殺されていく。そしてストーリーはどんどん悪い方向に。(だったはず・・・)今回はそんな話。

日系企業、日本人のグローバル化に必要もの、事は色々ある。語学力だとかコミュニケーションスキルだとか。
そのうちの一つがマイノリティへの対応だと思う。

日系企業がグローバル化に弱いと思われる理由の一つが、伝統的な日系企業は単一的なグループにより運営され、部外者を排除する傾向にあるということである。つまり日系企業からみたマジョリティによってのみ運営されている。

単一的なグループとは、「日本人、男性、新卒採用(≒オジサン)」の事を指し、このグループにより運営されている会社は商社(日本独特のビジネスモデル)や製造業(高度成長期を引っ張った業種)に多い。商社、製造業はモロ日本的ビジネスって感じもするしね。

化粧品をはじめとする消費財、商品が眼に見えないサービスにおいてはこの傾向は比較的見られない。
(とはいえ外人、女性の役員がいるが、資生堂の役員の多くは男性であり、欧米の会社と比較するとやはり女性、外人は少ない。Amore Pacificという韓国の化粧品会社の役員は全員男性。。。)

マイノリティを無視して会社が運営される場合、いろんな問題がある。

・優秀な人はマジョリティ、マイノリティ問わず居るのに、マジョリティからしか探そうとしない、登用しない(=人材採用の機会損失)
・ある会社がマイノリティを無視していると(とくにB to C)、マイノリティがその会社の製品、サービスを利用しなくなる(=潜在顧客の喪失)
・会社の意思決定が、マジョリティからの視点からになり、柔軟性に欠けたり、盲点があったりする(=ミスマネージによる損失)

じゃあ、マイノリティをどうやって登用するのか、顧客にするのかという話になるんだけど、ここではそこまでいかず、どういう軸でマイノリティが存在するのかというのを挙げる。

・ジェンダー(男性、女性)
・ヘテロセクシャル(異性愛)とLBGT(レズビアン、バイセクシャル、ゲイ、トランスジェンダー)
・宗教(キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、仏教、無宗教、ある宗教のとある宗派等々)
・民族(アングロサクソン、モンゴリアン、アフリカン等々)
・国籍(現地国籍、外国籍、二重国籍)
・言語(現地語、英語、その他言語)
・家族構成(親子あり、片親、シングルマザー、養子等々)
・病気(障害者、感染症保持者等々)

書いてみると当たり前のことなんだけど、案外忘れていたりする。

日本に居る時は、上記のほとんどの枠でマジョリティに属していたと思うが、海外で働くようになってからマジョリティとマイノリティをバランスよく経験できたというのが自分の大きな経験だと思う。

・日系企業で働く(本社の中、マネジメントという意味ではマジョリティ)
・中国、香港で働く(外国人という意味でマイノリティ)
・女性ばかりの職場で働く(ジェンダーという意味でマイノリティ)
・マレーシアで働く(非モスリム、外人という意味でマイノリティ)
・香港でMBAをする(外国人という意味でマイノリティ)
・MBAでディスカッションする(英語非ネイティブスピーカーという意味でマイノリティ)

マイノリティの問題の一つは、口でわかったようなことを言っていても、実際自分がマイノリティの立場に立ってみないと現実がわからないということだ。

手っ取り早くマイノリティになる経験をしたければ海外に行くこと。空港に降り立った瞬間いきなりマイノリティになれる(笑

日本の場合、企業だけでなく政治もマジョリティだけによって運営されているから、グローバル化の時代に乗っていけないのだろう。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

英語力はどの程度必要か ~グローバルに生き残っていくために~ [グローバル化とは]

久々にこのブログの趣旨であるグローバル化関係。

前に英語関係のエントリーで「語学はできるが仕事ができない人」と「仕事はできるが語学ができない人」のどちらがいいかを論ずるのは意味が無いと書いた。要はどっちも出来なきゃだめという時代になっているから。

ただ、英語ができるというのにも段階があり、自分の目標に合わせて勉強したり、就職活動をすればいいと思う。
じゃあ、その段階って?

1.ネイティブレベル、準ネイティブレベル (TOP 0.1%)

日本以外の国で、日系企業以外でも英語で働けるレベル。
つまり、国際機関やMNCでガンガン働いている人。自分の知っている人で見ると、アメリカ生まれの日系人が香港で欧州系銀行で働くとか、帰国子女の日本人が香港で世界銀行関係の職場で働いているとか。あとは香港大学で教授をやっている人とかね。

到達方法:相当の語学の才能、努力が無い限り、通常の日本人には厳しい。高校生や大学生の時点からフルで留学したり、子供の時からインターじゃないと厳しいと思う。

2.ハイビジネスレベル (TOP 1%) ←なんかいい表現ないかね?

日本以外の国で働けるレベル。
1から見ると劣るけど、かなりレベルが高く、日本以外の国でも働ける人。例えばアメリカにある日系企業で現地コントラクトで働いていたり、日本にある外資系企業で働いていたけどリージョナルHQが香港やシンガポールに移ってきて、その異動に耐えられる人とか。

到達方法:多分大学卒業後から本格的に英語を勉強して(相当の努力が必要だが・・・)現実的に到達できるMAXのレベル。大学卒業するまでに真面目な留学を1年以上経験していれば到達できるはず。

3.ビジネスレベル (TOP 5~10%)

いわゆるグロービッシュ(http://diamond.jp/articles/-/24184)レベル。ちなみに、自分は多分このレベル。
日系企業の駐在員、日本にある外資系企業で働いている人がそう。

流暢ってほどでもないけど、特定の条件(目的、コンテキストが共有されている)がそろっていれば英語でのコミュニケーション、ビジネスには支障が無い。例えば、駐在員だと、マネージャーであることが多く、その人の英語に多少問題があったとしても現地の部下はそれを一生懸命聞いたり、外資系の社員だと、本国の上司は「まあ、ノンネイティブに完璧な英語を求めてもしょうがないな」と思ったりするので、やっていける。

欧米人が砕けた調子で話している日常会話なんかはあまりよく理解できず、冗談なんかもわかったふりをして一緒に笑うレベルでもある。

到達方法:本人に危機感があって、それなりに勉強すれば到達できる。留学とかの経験が無くても、駐在後に実地訓練でなんとかなる。会話の頻繁な訓練必須。

4.海外事業部レベル(別名:TOEICレベル) (TOP10~25%)

日本の会社で海外の人とやり取りをする人とか。メールのやり取りや簡単な電話が可能。自分に特別なスキルがあったり、会社が差別化されたサービス、製品を売っていて、相手がビジネスのために真剣にこちらの英語を理解するつもりがあれば海外勤務可能。

到達方法:TOEIC700点位。逆に言えばTOEICをターゲットにしている限りいつまでも3にはいけない。

自分のMBAでの目標の一つは2までいく事だったんだけど、たぶん3の一番下のレベルから3の一番上のレベルに上がった程度で終わってしまったと自覚している。そして今後2に到達する可能性は低い・・・

1は家庭の環境、つまり親の経済力や仕事内容、教育方針等に左右されるのである意味先天的な部分。だけど2は「俺はグローバルにやっていくんだ!!」という意識を持って血反吐を吐きながら英語の訓練をすれば到達できる。自分は意識はあるが血反吐を吐きたくない(笑)

2の見本はこんな感じだと思う。

マネックス証券 松本大社長
http://www.weforum.org/sessions/summary/forum-debate-demystifying-asias-entrepreneurs

発音は思いっきり日本人だけど、他の人が話していることはほぼ100%わかっているだろうし、自分の言いたいことも誤解なく伝わっている。海外企業の買収交渉も当然自らやっているだろうしね。

本人談によると大学生の時にアメリカに行ってさっぱり会話できなかったというから、それ以降に必死で勉強したはずだ。「だけど、松本さんは東大出た秀才よ」という声が聞こえてきそうだが、受験スキルと語学が流暢かどうかってのは必ずしも相関関係が高いとはいえない(たぶん・・・)ので、あとは本人次第。

ビジネスの能力は厳しいけど、語学力だけはなんとかこの人に追い付きたいな~

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

海外で生活していける人 [グローバル化とは]

9月1日で香港で働き始めて丸5年となる。
中国で約3年働いていたので、合計すると中華圏で8年働いたことになる。大学卒業して働いている期間の半分以上が海外だ。
いつまで香港に住み続けるかはわからないが、今まで無事でやってこれたことに感謝したい。

さて、題名をどうしようか迷った。

・海外で成功するコツ(成功して無いし・・・)
・海外でサバイバルしていくには(中国はまだしも、香港はゆるすぎてサバイバルとはいえない・・・)

可もなく不可もなくやってきたということで生活していける人にしてみた。

いきなり箇条書きしてしまうと、こんな人なら海外生活OK

・食べ物の好き嫌いが少ない
・現地の言葉(最低限英語)が話せる、習得に熱心である
・現地の文化等に興味がある
・ストレスがたまらない、ストレスに強い
・自分の趣味がある
・家族が海外生活に対して肯定的である
・それなりに健康だ

当たり前すぎる内容になってしまった(笑)

自分の周りの日本人には駐在員だったり、MBA取りに来ている人であったり、現地採用の人だったりといろんなタイプがいるが、上記の当たり前の項目に大してYESと言える個数が多いほど海外生活がうまくいっていると思う。

本人がほとんどの条件を満たしていても、家族がそれらを満たせず、反対され海外生活を断念する・・・というのはよくある話である。

また、住む国のハードシップ度合いによっても異なってくるだろう。

例えば、中国大陸と香港で比較すると、香港なら日本食から西洋料理まで、お金さえ出せば何でも食べれるけれど、大陸では日本食の質は落ちるし、美味しい西洋料理を探すのは大変。

自分は食に対してこだわりがない(できれば美味いものが食べたいが、別にそうでなくても我慢できる)ので問題ないが、これを重視する人には大変。例えば中国も香港もベジタリアンには生活しづらい場所だ。

言葉もそう。香港なら広東語が現地語ではあるものの、公用語?である英語か北京語ができれば何とか生活できる。が、大陸(場所にもよるが)は北京語もしくは現地語(マイナーな方言ね)ができないと、ものすごいストレスになるし、タクシーすら乗れない。

自分の知る限りではカテゴリー別にみるとこんな順番で海外適応度が高い。

現地採用で働いている人>>留学生>>>駐在員>>>>駐在員の家族>>>>>>>観光客

複数のカテゴリーにまたがる人がいたり例外もいるのでなんとも言えないが、当たらずとも遠からずだろう。

今後、グローバル人材に必要なものは何か、つまり語学力やビジネススキル等について色々書いていくつもりだけど、こんな条件も必要だと思う。

5周年記念になんかいい物買おうかな・・・

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

柔道でメダルが取れなかったことは喜ぶべきことである [グローバル化とは]

ちょっと古くなったけど、オリンピックの話。

題名だけを読むと何言ってんだコイツ?みたいに思われるかもしれないが、まあ、落ち着いてほしい。

自分は日本人として、ロンドンオリンピックの柔道で、特に男子の結果が良くなかったことについては残念に思っている。
が、同時にそれはそれでよかったとも思っている。空手やってる香港人に、「Hide、今回の日本の柔道は全然駄目だったな」と言われた時はちょっとカチンときたけどね。

さて、同級生の柔道部出身の友人に言わせると、今の柔道は日本の柔道に対する概念(一本を取るのを至高と位置づける、道着がはだけてる等)とは違うルールになっているとか、世界ランクシステムが悪いとか、篠原監督じゃ駄目だとか結果が思わしくなかった理由がいくつかある。

自分は柔道に関しては完全な素人なんだけど、メダルが取れなくなっている一番の原因はグローバル化だと思っている。

柔道をやっていた先人達が海外に柔道を普及させていって、認知され、柔道はオリンピック競技となった。
当然、日本以外の国で柔道人口が増えていき、どっかの国のKGB出身の大統領まで柔道を究めるようになり(←柔道技は殺人技ではないので気をつけてほしい)、各国のレベルが上がっていった。

お家芸と言われていた柔道も、海外からの競争者が増えてきて、つまり柔道がグローバル化してきて、段々勝てなくなってきたということだ。
ルールが当初の柔道から微妙に変わってきたとしても、それはグローバル化の結果であって、そもそも柔道を海外に普及させようと思っていたわけだから、日本の柔道プレーヤーはそれに対応すべきだと思う。先人が広めようと思っていた柔道のルールとは変わってしまったかもしれないが。

今回、(非常に残念だが・・・)日本の男子サッカーは4位となった。メキシコオリンピックの3位は置いておいて、今回の日本サッカーの躍進の理由もグローバル化だと思う。
Jリーグができ、選手層が厚くなり、海外移籍が普通になり、日本は強くなった。サッカー発祥の地イングランドは今回ベスト8どまり。

柔道ではチャンピオンであり続け、サッカーでもメダル級の結果を求めるというのは、我々観客が希望することではあっても、現実的には非常に難しいことなのである。
日本や韓国がサッカーで良い結果を出したのは、日本人以外が柔道で良い結果を出したのと同じである。

柔道を世界に広めていった先人たちはどう思っているだろう。
日本の柔道が弱くなって残念とおもっているだろうか、それとも日本が金メダルを取れないほど柔道が広まって良かったと思っているだろうか?


いろんなオリンピック柔道の記事読んだけど、何故メダルをとれないかという批判ばかりで読む気が失せた。
このエントリーNumberかなんかに載せてくれないかな。。。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

価値観は各人によって違う [グローバル化とは]

というのは当たり前のことで、おいおい、お前何いってんだとツッコミが入るかもしれない。

グローバル化について考えるというブログの題名から、どうせダイバーシティーの話かなと思った読者(そんなに熱心に読んでくれる人がいるのかわからんが)も居るかもしれない。

ダイバーシティやグローバル化にはもうちょっと真面目に書こうと思っていることがあるんだけど、ちょろっとだけダイバーシティについて簡単に触れてみる。

最近、どうしても「企業にはダイバーシティが必要だ」という話をしてもわかってくれない人がいた。一般的な日本企業だと中年のおっさんがマネジメントを仕切っていて、こんな集団の中にハーバード卒の才媛が居たり、4カ国語も話せるドミニカ人が居てもコミュニケーションに苦労するだけだと。

確かにそうだ。日本だけで男社会向けのビジネスをしている限りはね。で、説明が大変だったので、ダイバーシティを説明するために具体例を挙げた。

ドラクエを魔法使い4人のパーティーでクリアできますか?と。

やりこみをする人もいるから当然クリアできる。ただし、一般的にはレベル40前後でクリアできるところをはぐれメタルを狩りまくってレベル60とか、70とかにしないとクリアできないはず。

つまり偏った集団だとある障害(例えば相手がマホカンタ使ってきたり、魔法が効かなかったりね)があると冒険が行き詰まってしまうのである。

あまり良い例ではないというのはわかっているよ。。。

さて、本題に戻る。

先月会ったシンガポール人の女性と台湾人の男性が結婚することになったらしい。

彼等とは1回しかあったことがなく、会ったときも彼等自身出会ってわずかの時期だったらしくこのタイミングで結婚とは一般の感覚からすると超スピード結婚である。

で、ある人に言わせると女性の方は先月の時点で結婚しようと思っていた彼と別れたばかりで、なんでも式場まで予約していたらしい。その式場は高級ホテルでキャンセル料も莫大になるんだけど、今回その式場で結婚するから以前の予約を有効活用できるとのこと。

つまり式場のキャンセル料が惜しいので、強引にスピード結婚したのではないかと。

松田聖子みたいに会った瞬間ビビッときて、即結婚というのであればいいのだけど、キャンセル料惜しさに結婚というのはどうも我々の価値観からすると理解できないのである。

結婚後、超スピード離婚にならないことを祈る。まあ、昔の見合い結婚も似たようなもんか。

やっぱ中華系の価値観ではお金が重要なのよね。。。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

日本の家電製品が全滅する日 [グローバル化とは]

と言っても、日本の電機メーカーは殆ど全滅状態。結構調子のいい三菱電機と日立は既にインフラ系企業に脱皮したので家電メーカーとは言えないだろう。
が、日本勢には最後の砦がある。それはデジカメだ。(家庭用プリンターもそうかな?)

Mac Book Airをクラムシェルモードで使いたいと思い、ワイヤレスのキーボードを買いに行ったんだけど、久々に入った家電量販店でびっくりした。
入り口近くの一番目立つところにはSamsungのプロモーション台があり、Galaxyに加えミラーレスデジカメ、小型デジカメ、ビデオカメラが置いてあるのである。

Nikonのデジカメを見ようかと思ったら、それはちょっと奥に行かないとないのである。
日本人以外でも我々の世代以前ならカメラでは日本勢のブランドが圧倒的に強い。が、若い世代やここ最近のSamsungパワーによるブランド認知度の高さから行くと、デジカメもSamsungでという顧客は結構居るだろう。

香港は親日的な人が多く、特に日本製のデジカメの人気はすごい。が、でっかい財布でプロモーションをガンガンやったらSamsungのデジカメシェアは徐々に上がって行くだろう。香港だからまだシェアが低いだけで、他のアジア地域等では自分が知らないだけで既にトンでもないことになってしまっているかもしれない。

欲しいNikonはミラーレス一眼なんだけど、ミラーレスの仕組みを調べたらゾッとしたね。今までの一眼レフカメラと違って、擦り合わせ製造色が薄くなって、モジュール型の製品になってしまっている。これだとカメラ自体は部品さえ集めれば誰でも作れることになってしまう。

いまはソニーやキャノンがデジタルイメージセンサーの高い技術を持っているから総合的に優れているが、この辺りも近いうちにキャッチアップされるだろう。
ミラーレス一眼は小型化重視のため、デザインの裁量があまりなく、似たような製品になりがちだ。こうなってくると宣伝やプロモーションに大金を突っ込んでくるSamsungが非常に脅威となってくる。

小型デジカメで驚いたのは、液晶画面が180度上に開き(折りたたみの携帯みたいな。。。)自分撮りが簡単にできるモデルがあること。
このモデルは写真を撮るときは異常なまでのナルシストと言える香港、中国人には売れるような気がする。。。

さて、日本勢は最後の砦を死守できるのかどうか。是非頑張ってもらいたいね。
(カメラ業界はあんまり詳しくないので書いたことが間違ってたらスマソ)

China Field Tripでいく北京1週間の旅の為にミラーレスを買うべきか否か。
ライカのミラーレスがでるって噂はガセだったのか。。。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

Dirty Deeds Done Dirt Cheap (=D4C) [グローバル化とは]

題名の意味は「いともたやすく行われるえげつない行為」。ファニーバレンタイン大統領のスタンドの名前だッ!!

趣味と勉強を兼ねて英語に翻訳されたマンガを読んでいるんだが、知らない英単語が流しそうめんのようにとめどなく出てくるっ!!
わからない英単語がでてくるたびに、降りる駅がわからない旅行者が路線図をいちいち確認するように辞書で調べるので、ストーリーもアジサイ花の近くを歩むカタツムリ程度のスピードでしか進まない。

と、JoJo風にブログを書いていこうと思ったけど難しすぎるのでやめとく。

JoJoのセリフは非常に特徴があるのだが、英訳するとそんなでもなく、漫画の作風が正確には伝わらない。やはり文学(漫画)の感動は母国語の中にしかないのであるッ!!

例えば

おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」(=意味:今まで無数の女性の生き血を吸ってきた。人数なんて数えてないよ)

英訳 Do you remember how many breads have you eaten?

とか

無駄無駄無駄ッ!!

英訳 Useless Useless Useless !!

とか

だが断る

英訳 But, I refuse it

とかね。


さて、話は変わってMBAの目的の一つに英語力強化があったんだけど、はっきり言ってこれは未達に終わる。正直ちょっとしか上達しなかった。

Understanding Consumerの授業で何回か発表をしたんだけど、どう見てもMBAレベルでない英語での発表。しかもこの授業は誤解やバイアスを防ぐために「正確な言葉や言い回し」を大切にするので、自分にはとても無理なのである。。。
グループでディスカッションをして、そのあとに代表者が発表するんだけど、なぜか一番英語力の低い自分が発表することになってしまうのである。このあたりが自分にはさっぱりわからない。

漫画読んでても思うんだけど、英語力向上の道は果てしなく遠い。たまにグローバル化なんて目指さずに日本でローカルに生きようかな・・・なんて弱気になるが、気合の続く限り英語との格闘を続けるのである。

「真の『失敗』とはッ!開拓の心を忘れ!困難に挑戦する事に無縁のところにいる者たちの事を言うのだッ!」(スティーブン・スティール)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

外国語で試験を受けるということ [グローバル化とは]

最近フィリピン人やインドネシア人が看護師や介護士の資格試験の受けている。EPA(経済連携協定)に基づいて来日した外国人たちが日本で研修を受け、国家資格を取得するというものだ。

ちなみに2012年のEPA受験者(フィリピン、インドネシア人)の合格率は以下の通り。

看護師・・・11.3%(全体の合格率 90.1%)
介護士・・・37.9%(EPA以外の合格率 63.9%)

カッコ内の数字は看護師が全体、介護士がEPA以外と同じ土俵にはなっていないが、EPA以外の人を基本的に全員日本人とすると、語学能力が資格試験に与える影響は極めて大きいと言える。

ただ良くわからないのが、この合格率の差異の関係。看護師は日本人とEPA対象者とで80%程度の差があるのに対し、介護士は30%も差が無い。おそらくEPA対象者は国のそれなりに優秀な人が選ばれてきているわけだから、語学の能力を無視すれば、日本人受験者とさほど能力差はないと思うのだが。。。

看護師の試験の日本語がやたら難しいのか、介護士を受験する日本人の能力が看護師を受験する日本人の能力と比較して低いのかよくわからない。ま、このあたりは今回のトピックには関係ないので割愛。

最近、久々に外国語で試験を受けることの厳しさを痛感した。週の頭にPrivate Equity & Venture Capitalの試験があったのだが、そのTerm Sheet(取引条件)の読み取りがきつかった。

そもそもVCは出資時に投資側にかなり有利な条件を設定する。それをストレートに表現するわけではなく、難しい、あいまいな表現でTerm Sheetに盛り込むらしい。(なのでVCの出資を受ける人は優秀な弁護士を雇う必要がある)

現役のIPOを担当している金融マンや、グローバルな貸付をしているような英語ネイティブの生徒でもこのTerm Sheetを正確に理解するのは難しいと言っていた。

英語力の劣る自分は、Term Sheetの英語を一語一句正確に解釈し、文法にも注意して読み込むわけである。が、当然試験時間が足りなくなり、最後の方は尻切れトンボ的に適当に答えを埋めることになってしまった。自分にとってはPE&VCの試験というよりも英語の試験に近かったという・・・

外国語で試験を受ける場合は、母国語で試験を受ける以上にタイムマネジメントが肝心なのである。


課題等が多くてきつかったがこの授業は非常に面白かったね。Finance系の授業なのに、上述したような筆記の問題ばかりで計算がほとんどなかったから良い成績は望めないが、追加で授業料を支払ってまでも履修した甲斐があったよ。

それにしても、試験で苦労したフィリピンやインドネシア人の方の気持ちお察しします。。。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

しようかしようか [グローバル化とは]

この題名を見てハァハァ(;´Д`)と思った人はまず落ち着くべきだ。
そして、この題名の意味を考えてみてほしい。

先週、コミュニケーションってのはやっぱり難しいなとつくづく実感。
台湾にシステム導入の関係で出張し、現地の人とやり取りしていて色々考えることがあった。

先ずは通訳の使い方。
台湾法人にはかなり日本語が流暢な社員が複数いるので、自分の頼りない中国語よりを使うよりかは、通訳を使う方が正確性が高い。
ただ、それはコンテキストが共有できる場合に限ると思う。

会計、生産管理のバックグラウンドが無い人の日本語→中国語の通訳の結果を聞いていると、自分が説明した意味と微妙に異なっていたり、全く違う事を言っていたりする。
自分は通訳の結果を聞いて、間違っていたらそれを直すことが出来るからいいが、中国語がまったくできない人が通訳を信用するととんでもないことになる。
通訳が訳しやすいような文章や構成で話すように心掛けているんだけど、なかなかうまくいかない。

こういう問題があるので、自分が直接やり取りする会計関連のスタッフは通訳を入れるよりも、下手な中国語にも関わらず自分と直接話すことを好む。

次に外国語で仕事をすることのむずかしさだ。
引っ張ったが、ブログの題名は「試用か使用か?」という意味である。

新システムのマスタデータを用意し終わり、運用テストの話をしているときに、自分は2月分から「試用(運用テスト)するよ」といったつもりだったが、相手は「使用(正式運用開始)する」ととらえたらしい。

いずれにせよ、2月のデータを入力するので作業内容自体にはさほど違いはなく、出張の最終日まで(計画より遅かったものの)問題なく作業は進んでいたが、最後にまとめの話をしているときにお互いの認識が全く違うことに気付いた。
ホント、最後の最後だったけど、間違いに気付いてよかったよ。そこで認識を合わせておかなかったら、3月以降のデータが大変なことになっていたからね。。。

ちなみに使用の発音はshi yong(3声、4声)、試用の発音は(4声、4声)である。

題名をみて鈴木保奈美の「カンチ、SEXしようか?」という歴史的名言を思い出した人は自分と同じ世代だと思う。
あの日、あの時、あの場所で~

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

秋入学がベストの選択肢なのか? [グローバル化とは]

ブログの題名に合うように久々にグローバル化を考えてみる。

東大が秋入学を検討してから、大学関係者は色々悩んでいることだろう。東大と足並みをそろえるのか、そのまま春入学を維持するのか。

秋入学にするとギャップイヤー(高校卒業した春から入学する秋までの間)をどう埋めるのか、秋に卒業した場合、就職ができるのか?など。
こういう問題はあるものの国際標準に合わせるのが良いと思うので東大の方針には基本的に賛成だったが、ちょっと転向しそうな感じ。

一橋大学は春入学を維持するが、半年単位で学期を区切り、秋からの就学も可能にするというもの。
http://www.j-cast.com/2012/02/22123018.html
最初の半年が導入学期・・・というのが若干気になるが、これは結構いい案だなと。

早稲田大学は春入学を維持し、1年を4つの学期にするクウォーター制を導入。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00218322.html
HKUSTのMBAも同じような感じなので、自分にはわかりやすい。

そもそも、大学生の時にも同じようなことを思ったんだけど、なぜ日本の大学はいろんな科目を並行して一年間ずーっと勉強するのだろうか???
別に1年を半期に分けたり、4つに分けたりして、ある科目を短期間で終わらせても良いのではないかと。

自分が大学生の時は教職過程をを取っていたので、本来124単位で卒業するところを187単位取得した。それでも4年生の時は週に1~2回程度しか学校に行く必要はなかった。
逆に言うと、数科目を1年間かけてやるためだけに、週に1~2回わざわざ学校に行かなければならなかったということだ。

仮に半期やクウォーター制であれば、1~2年生時に出来るだけ単位を取得しておけば3~4年生時は留学したり、就職活動に集中できるわけだ。
自分が学生の時にこういうシステムだったら、1~2カ月必死に肉体労働して金を貯めて海外に行きまくっただろうね。

さて、秋入学の目的が何かというところに戻りたい。目的は大学の国際化ということだが、たぶんこういうことだと思う。

1.欧米との学期を合わせて、日本からの留学、日本への留学を後押ししたい(外国人生徒を増やしたり、海外経験のある日本人生徒を増やして国際化する)
2.外国人教授を採用するときも秋入学の方がやりやすい(外国人教授を増やして国際化する)

1と2を考えると無理に秋入学にする必要はないのでは・・・と思う。一橋、早稲田案でも全く問題ないのでは。むしろ社会的全体のコストが低く、目的が達成される可能が高いのでは。(他の大学も同調しやすいし)

国際化に本気で対応したい大学は半期、もしくは四半期制を導入する。実は欧米やインドの学校も微妙に学期が異なるので、むしろ四半期のように細かく分かれているシステムの方が融通がきくのではないかと思う。

企業の採用活動に秋採用が一石を投じるのでは・・・という話もあるが、企業の採用方法の問題は新卒「一括」採用であり、春と秋の「二回」採用になってもそんなに大差はないと思う。結局半年くらい就職活動に時間を取られることは変わらないだろうから。

今は秋に帰国する留学生が採用に不利といわれているが、秋入学だろうが、秋帰国だろうが志のある学生は是非留学に行ってほしい。断言する。これからは春卒業の留学未経験者よりも秋卒業の留学経験者の方が絶対に市場価値が高いと。

秋入学、夏卒業だと入学式、卒業式の桜が・・・とふざけたことを言っている輩がいたが、そんなの小学生から高校生の12年間に経験したらもういいでしょ・・・

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事
前の10件 | 次の10件 グローバル化とは ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。