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ちはやふるから考察する女性の社会進出 [映画とか小説とか]

ちはやふる・・・百人一首にある在原業平の歌の出だしで、競技かるた漫画の題名である。
(ちなみに「ちはやふる」という落語もあるので、興味がある人はググるべし)

最近、色んな漫画を読みまくっているんだけど、一番ハマったのがこのちはやふる。日本に居ないのでもう漫画の世界がどうなっているのかよくわからないが、既にアニメ化されていたりとかなりの人気のよう。

マイナースポーツ(かるた競技者の方、失礼しました・・・)や馴染みのない職業(検死官とか)をリアリティがあるように、且つ読者を引き込むストーリー仕立てになっている漫画が結構面白い。当然メジャースポーツや島耕作シリーズのようなのも好きだけどね。

で、このちはやふるの良いところは、少女マンガ的な絵にも関わらず、迫力があったり、男子漫画的なコマ割りだったり、各キャラクターが個性的だったり、ストーリーとは関係ないディテールにこだわっていたり(女性作家に多い傾向)、単行本の最後におまけ(4コマ漫画とか、これも女性作家に多い)がついていたりするところ。

そして、スポ根的なところや、友情、人間関係、恋愛(少女マンガのくせに恋愛要素が少ない・・・)の描写も良くできている。

ほとんどの人が納得しないと思うんだけど、実は自分は涙もろくて、映画とか漫画とか見てすぐ泣くのである。で、この漫画読んだときもあっさりいった(笑。 いやー、友情ものっていいよね~

この漫画は女性向け漫画雑誌に掲載されているんだけど、内容的には少年ジャンプど真ん中。友情、努力、勝利は少年ジャンプの三大原則と言われ、ちはやふるはこの全てを満たしている。なので自分のような少年漫画育ちでもあっさり入れたのだと思う。(女性作家の作風やコマ割について語ったが、少女マンガはほとんど読んだことが無い。どうしても恋愛至上主義のストーリーとキラキラな目、コマ割が苦手なのである。)

最近、女性漫画家の勢いが良いな~と思っていたんだけど、「えっ?この作家女性だったの?」っていう漫画は結構ある。サッカー漫画の「シュート」とかね。

一昔前は男性向け漫画雑誌の場合、女性だと知られたくないようにあえて男性っぽいペンネームを使っている人がいたんだよね。シュートの大島司とか、オフサイドの塀内真人とか、ゴッドハンド輝の山本航暉とか。(この3つの漫画を見ればわかるが女性漫画家だとキャラの目が必要以上にキラキラしていたり、ストーリーに恋愛要素が多い。)

女性っぽいペンネームで少女漫画書いている男性漫画家っているんだろうか・・・

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神の雫 [映画とか小説とか]

お・・・おお、お・・・ この香りは、そしてこのテロワール・・・(遠峰一青)

という訳で今回は漫画の話。
今回のエントリーは普段とは全く指向が違う。あんまりこういう事を書くのは好きじゃないんだけどね。

タイトルは(見ていないけど)ドラマにもなった人気漫画。十二使徒と神の雫を求めてワインを究めんとする物語。
ちなみに自分はワインに関してはあんまり蘊蓄に興味はなく、雫のように美味いものをみんなでワイワイとしこたま飲みたいタイプ。

この漫画、実は最初は大げさな漫画だなあと思っていたんだけど、途中から相当のめり込んできた。
ストーリー自体は良く出来た、というか都合のいいように進んで行くんだけど、その中にある人間ドラマが素晴らしい。

ワインの味を表現するのが、非現実的なくらい芸術的というか、大げさなんだけど、その表現が漫画とは思えないほど良く出来ている。
(多分「漫画とは思えない」という所に、無意識のうちに文学より漫画の方が芸術的に下という意識があるのだと思う。味に対する表現自体は絵だけなく文章もあるので文学と違った味わいなのである。)

さて、何が素晴らしいかというと漫画を読んだ人にしかわからないんだけど、第6の使徒と第8の使徒のストーリーというか、この対象となるワインの表現(神咲豊多香の描写)がよく描けていて、この漫画がメジャーでなければ自分でパクって使いたくなるくらいである。
そして、その使徒に隠されたドラマが良い。

まだ物語は終わってはいないのでどういう決着になるかわからない(というかこの時点では第9の使徒までしかわからない)んだけど、自分がなぜ第6と8使徒の表現が好きかが良くわかった。

どれだけの人がストーリーの先を読めるのかわからないけど、これを読んでいるときに何回か先が完全に読めるのがわかった。特に気に入っている第6と8がね。
多分それは、ある意味感情移入しているからだと思う。(いや、もしかしたら誰が読んでもヨメヨメの展開なのかもしれない)

雫に感情移入するか一青にのめり込むかで感じ方は違ってくるだろう。とあるシーンでは思わず涙を流しそうになってしまったよ。

大袈裟に感じるかもしれないが、下手な小説よりもよっぽど良く出来た漫画だと思う。絵も奇麗だしね。(同じストーリーでナニワ金融道みたいな絵だったら目も当てられないし、その逆もしかり)

あと第四の使徒で出てくる島崎藤村の詩も良い。
文学の感動は母国語の中にのみに存在するわけであるが、日本人として普通に教育を受けて、一般的な人生経験を積んだ人であれば島崎藤村の「初恋」の詩のいわんとしていることはわかるはずである。

「まだあげ初めし前髪の・・・」 今の時代いくらでも検索できるので続きはワインでも飲みながら読んでほしい。

残念ながら島崎藤村の人間性は褒められたものではないんだけど、芸術を究めんとする者の資質の一つが狂気であるならば、彼の人生において犯した罪は芸術性の表現のための必要悪だったのだろう。
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Kはなぜ自殺したか? [映画とか小説とか]

と聞かれて、多くの日本人はピンとくるのではないだろうか。夏目漱石の「こころ」のことね。
学校の教科書や課題図書でさんざん読まされるからね。

週末に「こころ」について語り合う会みたいなのをやった。
主催は日本在住経験があるニュージーランド人。参加者は合計で10人を超え、アメリカ、イギリス、カナダ、シンガポール、韓国とダイバーシティありあり。日本人はわずか2名のみ。

日本文学に興味があるという人の集まりで、多くは日本へ行ったことがあったり、住んだことがある人。
1回も行ったことのないイギリス人がいて、やはり彼は日本文学の根底にある考え方を理解するのに苦しんでいるようだった。

自分は語るほど夏目漱石の文学に詳しくないんだが、討論する際にポイントとなるのは以下であろう。

‐江戸から明治に移り変わったという時代背景
‐夏目漱石の生い立ち
‐欧米と日本との自殺に関する考え方の違い
‐死生観の違い
‐当時の恋愛観

自分は決して自分の考え方(だけ)が正しいと主張する人間ではない。とくに文学や芸術など価値観がものをいう分野は特にそうだ。

今回面白かったのは前述したイギリス人のように、価値観が全く異なる人に物事を理解してもらう(納得させるわけではない)こと。

自分が挙げたいくつかのKの自殺の理由の一つに、Kが身を引いた(友人である先生がお嬢さんを好きであることが分かったので諦めた)というものがあるが、このイギリス人とは「そんなわけねーだろ!!」的な反応だった。

もともと意見が同じになることを期待していないからだと思うけど、最近こういう文化、価値観の相違が楽しめている自分がいる。そして、こういう状況で様々な事を英語で説明することでグローバルな日本人に近づく訓練がされているのだと思う。

帰りにカナダ人とタクシーで話しいたんだけど、「俺はHideの言いたいことが全部わかったよ」という慰め(笑)の言葉をかけてもらった。果たして他の参加者はどれだけわかってくれただろうか・・・

彼と一緒に日本酒をしこたま飲んだせいで、完全な二日酔いに。
参加予定だったキャリアセミナーをすっぽかしてしまったよ・・・
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未来日記 [映画とか小説とか]

というマンガを読んだ。これが結構ハマってね。
勉強の妨げになるわけですよ・・・と思っていたんだけど、WEB上のマンガが読めるサイトが閉鎖されてしまった。まあ、著作権侵害だったし当然と言えば当然である。
勉強を妨害するものがなくなったからいいと思うべきか、せっかくJOJOの第五部の途中まで読んでいたのにorz... と思うべきか。

さて、内容は未来がわかる日記を持っている少年が、神になるためのゲームの中で、似たような日記を持つ者同士で殺し合うというもの。

1巻を読むきっかけがあり、その後、またふとしたきっかけでその続きを読むようになった。
元々少年エースなる(たぶん)超オタク向けの雑誌に連載されていたようなんだけど、最近アニメもやっているらしい。対象年齢はやはり少年だろう。

多かれ少なかれこの作者はDeath Noteに影響されていると思うのだが、デスノの方が現実的(いや、十分非現実的か・・・)なのに対し、未来日記の方がフィクション性が高い。
空を飛んだり、時空を超えたりとね。4歳の子供が毒ガスで人を殺そうとしたりね。

あと、未来日記の方が残酷。平気で斧や刀で首を切り落としたり(ある意味18禁)とヒロインの女の子がむっちゃ怖い。
まあ、理由はストーリーを追っていくとわかるんだけどね。

感心するのは、2巻位の時点で既にどうやって物語を着地させるかを考えているのがわかるということ。物語の終盤で明らかにされる秘密は既に2巻あたりで布石を打ってあるし。
雑誌に掲載されている漫画って人気が無いと、「都合により休載」したり、作者の「健康上の理由で休載」したりと大人の都合が出てくるからね。物語の最後まで連載がつづくっていう自信があったのかな?

人気があるのに執筆に飽きたからといって、強引に完結に持っていく本宮ひろ志もある意味その道のエキスパートだと思うんだが。。。

ま、マンガ喫茶とかで読むチャンスがある方は是非どうぞ。好き嫌いが分かれるマンガだと思うけどね。

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韓国明星 ~朴新陽(パク・シニャン)に似ているらしい~ [映画とか小説とか]

中国にいた時に、よく足裏マッサージに行ってたんだけど、そこの服務員によく、テレビにでてる韓国人に似てるって言われてたんだよね。ついに謎が解けたよ。

先日、とある方にパク・シニャンに似てると言われた。んで、画像をググってみると写真のような感じ。
park 1.jpg
park 2.jpg
park 3.jpg

なんか親近感がわくね。似てる似てないは他人が決めることだけど、7割くらい似てると思う。
とある韓国人にも似てるって言われた。金持ちの女と結婚した後はあんまり仕事してないらしく、最近はテレビに出てこないとか。

ま、チェ・ホンマンに似てなくて安心したよ。
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バウアーはイナよりジャックでしょ。 [映画とか小説とか]

24SEASON5の海賊版を見た。

例によって、テレビ録画をDVDにして販売しているやつだ。
前半の12時間だけなので、DVDは6枚。そのうち1枚が不良品で見られなかった。ま、いつもこんな感じだが・・・

やはり、このドラマ?は最高に面白い。エキサイティングな展開で、早く次を見たくなる。
今回のポイントは、大統領がアホであることだ。
決断のできない、もしくは変な決断をする上司をもったら大変なことになるというのが良く分かる。

この大統領、そのうち罷免されてしまうんではないだろうか・・・

後半は来週あたりに発売されるらしい。うーん早くみたいね。

ところで、CTUはちょっとディフェンスが弱すぎるんじゃないの?
SEASONいくつだったか忘れてしまったけど、爆発されてたときがあったはず。
似たような失態を繰り返して一体どうなってるんだろう。

がんばれジャックバウアー!!君にLAの運命がかかっている!!!
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総務の仕事っていうのは・・・ [映画とか小説とか]

新工場が完成し、来週、その落成式を予定している。

僕はもともと、経理・財務が専門であるが、会社では管理部の責任者なので、人事や通関関係も担当している。
なかでも一番面倒なのが、総務部門の仕事である。

総務とは何か?

生産管理だとか、品質保証だとか、そういう部門の仕事が明確になっているのならば悩むことは無いのだが、総務という部門は、要は何でも屋である。
面倒な仕事や、誰がやるのかよく分からない仕事が舞い込んでくる。

落成式の準備もその一つである。

一番面倒なのが、立食パーティーの準備。近くのホテルに委託したのだが、その打ち合わせのため、休日出勤もしなきゃならないし、非常に面倒である。
とはいえ、ローカルに任せると与太な仕事をしかねないので、結局、自分が管理することに・・・

落成式と平行して、工場の移転作業も行っている。
当然、これも担当するわけで・・・

一応、引越しの責任をもつ事務局のメンバーになっていて、引越し会社との交渉・打ち合わせもしなければならない。

一方、日本の本社は、僕のことを経理・財務の責任者だと思っているから、そっち方面の要求が厳しい。
正直なところ、経理・財務に関する仕事は、通常、全体の仕事の40%位、今は15%くらいである。

はあ、最近ちょっと疲れ気味です。

昼過ぎに、会社の表に出てみたら、植木(椰子の木みたいなでかいやつ)の移転作業をしていた。
ショベルカーとかも使わずに、クワで根っこのところを掘り下げ、そのあと、人力で移動するような感じだった。
どうやって、移動するのか興味があったのでしばらく見ていたら、どっかから綱引きの綱のようなものを持ってきて、木に巻き始めた。

これで、木を引きずり倒すようだ。

7人がかりで「1、2、3・・・」とやって木を引きずり倒した。

古代にピラミッドを作れた理由が分かったような気がした・・・

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24 SEASON4 [映画とか小説とか]

そういえば、ちょっと前に24のSEASON4を見終えた。
うーん、やっぱり、アメリカにああいうのを作らせたら、間違いなく世界一だね。
 
GRIDという米英で協力してテロリストと戦うっていうドラマもあるそうな。
こんなの見ちゃったら、仕事なんて手につかんよ・・・
 
SEASON4はもちろん海賊版でみた。
ちなみに海賊版のことを、こっちでは「盗版」という。ということは盗んでいる意識があるし、著作権違反をしているっていう認識はあるみたいだね。
 
後半で中国大使館が出てきて、CTUとトラブルになるわけだが、中国大使館が自分たちのミスを相手の責任にしようってのはよくわかる気がする。
 
SEASON4も例によって面白かったわけだが、あのエンディングからして、SEASON5はやるのだろうか?
 
またFOXチャンネルの「Jack is back!!」ってのが聞きたいね。
デビット・パーマーとトニー・アルメイダも戻ってきてちょうだい!!
 
まだ見てない人はSEASON1から是非見てちょうだい。
 

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Zガンダムの映画をやるそうだが・・・ [映画とか小説とか]

先週、広州に行ったときにガンダムとZガンダムのDVDを購入した。
 
どっかで読んだのだが、ガンダムシリーズではZガンダムが最高傑作らしい。
 
ガンダムとZZガンダムは子供の頃見ていたが、Zは見ていなかったので、いい機会と思ってZガンダムを買ってみたのだ。
 
つくづく思ったのだが、シャア・アズナブルが無茶苦茶カッコイイ。
実力があって、孤高の人間というイメージ。
 
キャプテン翼で言えば若林源三、男塾で言えば伊達臣人、はじめの一歩で言えば宮田一郎といったところか(なんのこっちゃ)
 
たぶん、歴代アニメの中でシャア・アズナブルの人気はトップクラスだろう。
 
実は子供の頃にガンダムを見ていたときは、モビルスーツが動いてカッコイイというのと、プラモデルの製作という2点から喜んで見ていただけで、実際、どういう内容かをまったく理解していなかった。
 
大人になってみてみると、シャアは実はジオン(敵側)を倒すためにジオン軍に所属しているという複雑な事情だということがわかる。
 
まあ、どうでもいいオタク話になってしまったが、ガンダムシリーズはいい暇つぶしになる。
 
K君。ガンダムなかなか面白いから是非みてちょうだいな。
DVDあげるからさ。
 

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スターウォーズ エピソード3 [映画とか小説とか]

久々の2日休みなので、週末に広州に行ってきた。
 
吉之島(ジャスコ)の中に映画館があって、長蛇の列ができている。
目的はもちろんスターウォーズだ。
 
日本よりも上映されるのが早い。たぶん、アメリカより遅れて公開した場合、公開までの間に海賊版DVDが出回って、興行収入がガタ落ちするからだろう。
 
シリーズを見たことの無い人間が並ぶとは思えないので、海賊版DVDで前作以前を予習した人がいかに多いかがわかる。
 
次の日、DVDを買いに行くと、なんとあるではないか、エピソード3の海賊版が・・・・
 
早い。しかしなぜ??
 
たぶん映画館に配給したフィルムが原版だろう。
もちろん購入した。ついでに「ガンダム」や「SWING GIRL」などを
 
帰宅した後、早速エピソード3を再生した。
音声英語、字幕英語で設定した。
 
誰もしゃべっていないのにどんどん字幕が出てくる。
しばらく見ていると、英語字幕が2,3分先行していることに気づく。
 
要は画面と字幕があっておらず、役に立たないということだ。
 
仕方ないので、音声英語の字幕中国語で・・・・・
 
字幕はジェダイとかダースベイダーとか当て字ばっかりでよくわからない。
結局7,80%しか理解できなかったが、言葉などわからずとも
 
「あーあ、ダースベイダーになっちゃった・・・」
 
という感じである。
 
それにしてもヨーダは強いね。
 

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