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HKUSTは8位 -Financial Times Global MBA Ranking 2013- [MBA]

毎年恒例のこの時期のFTのMBAランキング。HKUSTは8位だった。
http://rankings.ft.com/businessschoolrankings/global-mba-ranking-2013

4年前の17位から9位、6位、10位、そして今回の8位と4年連続TOP10以内、5年、3年平均でもそれぞれ10位、8位とTOP10スクールと呼ぶにふさわしいランキングを維持していると言えるだろう。

とはいうものの世間(欧米、とくに北米)の目は厳しく、今回7位のIESEとHKUSTがMIT(今回9位)、Chicago(同10位)、North Western(同13位)より高いわけねーだろという論調である。

学校の歴史、プログラム、教員の質を考えたらこの論調は正しく、現在の時流とMBAの目的を考えるとこの論調は正しいとはいえない。
そもそもFTのランキングは給与関連(昇給とか)のウェイトが40%を占め、ダイバーシティ関連(国籍とか性別とか)が25%を占めているのである。

MBAを就職予備校とするならば、MBA前後でどれだけ収入が増加したが重要だし(どの会社に入ったかはランキングには関係ない)、世界がグローバル化しているとするならば、ダイバーシティがある学校の方が良いに決まっている。

自分がアジアの学校をでたからというわけではないが、経済、政治のパワーは欧米から徐々にアジアにシフトしてきており、北米中心的な考えは今後どんどん小さくなっていくだろう。
そうなってくると学校もそうで、確かに教員等の資質は高いものの、北米一辺倒というのは徐々に崩れていくと思う。(とはいえアジアの金持ちは必死に子弟を北米の学校に通わせている。。。)

と、書いてみたが、このランキングが発表される前はHKUSTの生徒は「TOP10から落ちちゃうんじゃないか」という心配をしながら発表を見守ることになる。
たぶん、Harvardの学生は「何でうちが1番じゃないんだ?今年こそ一番だよな」という思いで見ている。(実際1番になった)

このあたりにHKUSTの新興MBAとしての歴史のなさというか自信のなさが出ているのである(笑

さて、今後のランキングがどうなるかというと、これ以上上がらない、だけど大きく落ちることもないだろうというのが自分の予想。
このあたりについてはまた今度書くことにしたい。

下記のリンクはMBAを人生ゲーム的に描いたもの。面白いので是非ご覧あれ。
http://www.ft.com/intl/cms/s/2/b415b71c-66ef-11e2-a83f-00144feab49a.html#axzz2JEKESwfJ

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MBAの不都合な真実 [MBA]

MBAを取得した36歳の彼は未だ民間企業での仕事を見つけることができず、住民がフードスタンプをもらうことを助けるソーシャルサービスエージェンシーで働いている・・・

って自分の事じゃないよ、途中まではそう見えるかもしれないけど。これはWall Street Journalの記事の抜粋ね。

記事の見出しは「小さな見返りしか望めない最近のMBAホルダー」という感じの内容。まあMBAホルダーは増加の一途をたどっているし、ほとんどのMBA生がこれに気付いているんだけど、数字を見せつけられると厳しいなと思う。

■MBAの不都合な真実(データはアメリカのみ)
・修士号を得た人の人数は2001年は40万後半だったのに対し、2011年には73万人になっている。(うち12.6万人がMBA)
・修士号を得た人のうちMBAの割合は2001年は15%程度だったのに対し、11年には17%となっている(つまりMBAは倍増)
・MBAホルダーの35才時点の給与は1989年は6万前半USD/年だったのに対し、2010年では8.6万USDになっている
・一方、彼らの学費ローンの残高は1989年は2.5万USDを若干下回る程度だったが、2010年には8.2万USDに跳ね上がっている

■なぜこうなったのか?
・ビジネススクールがEMBA、Part-time、On-Lineプログラムを設置したのでMBAホルダーが増えた(人口の増加率以上に・・・)
・レベルの低い大学もMBAプログラムの提供に参入した
・MBAホルダーの給与が高いので、企業は新卒を採用するようになった
・新卒のほうが自分達の会社のカラーに染めやすい、研修しやすい

簡単に言うと、MBAホルダーの供給が増えすぎてMBAクラブの価値が落ちたということだ。
上記のデータはアメリカだけなんだけど、アジアやヨーロッパでもMBAプログラムが増加しているので、世界的にはMBAホルダーの増加率はかなりのものだと思う。

あと、アメリカ企業が新卒採用にシフトしているってのが興味深い。今、日本では新卒採用に偏っている採用システムが問題になっているというのに。

ちなみにこの記事にでている大学はLouisvilleという大学。自分は聞いた事ないし、学校のレベル感がわからないのでここの卒業生が仕事を見つけられないということについては何とも言えない。

自分の周りの香港MBAホルダーは大体いい会社で働いているし、給与も結構いいはず。(日本人はほとんど日本に戻っちゃうけど)

アジアは就業機会も多いし、人を切りまくっている金融業界を除けば、記事のような悲惨さはない。とくにPart-timeでMBAを取った人はキャリアの中断はしていないし、無理に転職する必要もないので手堅い選択と言える。学費ローンを組んでいる人もほとんどいないだろうしね。

金銭的な見返りだけがMBAの目的だとしたら、今後もMBAを取得することの意味というのは段々小さくなっていくんだろう。特に有名校以外に行く場合には。

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持つべきものは友 [MBA]

最近、いろいろな問題や解決すべきことがあり、精神的に結構やられてた。そんな中色々助けてくれたのがMBA関連の友人。

一緒に酒に付き合ってくれたり、食事に招待してくれたり、相談に乗ってくれたり、愚痴を聞いてくれたり、「元気づける会」という名のランチ会を開いてくれたり。

同じ学校じゃなくても、同じ国籍じゃなくても、自分に声をかけてくれ、励ましてくれたり、解決策を提案してくれたりする。やっぱり同じ目標に向かって一緒に苦労した人との連帯感というのは強いもので、今回は彼らに非常に助けられた。

年齢が高くなると、みんな人生の経験値が上がるから喧嘩をしないようにうまくトラブルを避けたり、面倒に巻き込まれないようにしたり、全てをさらけ出さない(出せない)ようになってくる。
そういった意味で、年齢が上がるにつれ信頼できる友人というのはなかなかできなくなってくると思う。

そんな中、MBAを通じて信頼できる友人ができたのはかけがえのない財産である。

今回、みんなに自分の情けないというか弱気な姿をさらけ出したが、彼らにならばそういう姿を見られてもいいやとも思ったんだよね。で、彼らの好意に甘えました。ありがとう。

と、ちょっと湿っぽい話になってしまった。

香港MBAは各校の生徒数も少ないし、他の学校とも交流があるのでアットホームな感じの人間関係。そういうのが好きな方は是非香港MBAを検討してもらいたい。

強引に締めくくったところでおしまい。

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本当に本当にMBAおしまい 〜HKUST MBA 卒業式〜 [MBA]

今週、MBAの卒業式があった。とは言っても大学の学部毎に日を区分して式を行うが、学士、修士、博士の式は全て同じ日に行われる。

親孝行もかねて香港観光がてら親を香港に呼ぼうと思ったんだけど、いろいろあって実現せず。

とはいえ、結果的にはこれで良かったと思う。英語も広東語も話せない人を放っておくのは大変だし、何より式っていっても殆どの時間が証書の授与(実際には壇上に上がって偉い人の前でお辞儀をするというもの)に時間が割かれ、延々2時間ちょい続いたので、これをずっと見ているのは過酷だと思う。

HKUやCUHKがどんな卒業式をするのかわからないけど、少なくともHKUSTの生徒でこれから卒業式に出るつもりの人は安易に家族を呼ぶと大変だという事は知っておくべきだ。結婚してないからよくわからんが、奥さんと子供を呼ぶのでさえ面倒だと思う。。。(自分に忍耐力がないだけなのか?)

さて、式当日は込むと思ったので早めに到着、、、と思ったんだけど既に結構クラスメートが来てて写真を撮りまくっていた。
自分はカメラを持って行くくせにあんまり写真を撮らないタイプで、他の人の写真に映り込み、彼等がFBにアップしたり送ってくれるのを期待。なんとも受け身である。

昼頃にグループフォトを撮り、そして式の準備に。14:30にスタートした式は学長の立派な挨拶(やっぱ平均的な日本人よりもかなりうまい)を聞き、そこから学位授与へ。

一人一人壇上に上がり、名前を呼ばれ(名前が正しく呼ばれるように名前の書いてあるカードを渡す)、偉い人(誰なのかよくわからなかった)の前でお辞儀するという流れ。

いいのか悪いのか、ここで人気というか目立つ生徒の名前が呼ばれると拍手喝采となり、そうでないとシーンとした状態でお辞儀をする事となる。最後にいろんな意味でMBA内でどれだけインパクトを残したのかがジャッジされるのである。これは人の目を気にしたりプライドが高い人にはきついだろうて。

ちなみにインド人が呼ばれるときはなぜか歓声が上がる。友人によるとシーンとなったら寂しいからインド人生徒同士で拍手喝采し盛り上げるというカルテルが出来上がっているらしい。

自分が呼ばれたときはどうだったかって?それは想像にお任せしたい。ちなみに自分の名前は発音が難しいので70点程度の発音。名字も名前も英語からは正確な発音に持っていけないからね。。。

で、この授与式が延々2時間くらい続くので、正直見てられない。とある物は抜け出して喫茶店に行ったり、バー(校内に飲み屋がある)に行ってビールを飲んだりとやりたい放題。しかも学部生は礼儀正しいが、MBA生の傍若無人ぶりといったら・・・(笑

これで本当にMBA終了だ。証書まで貰ったらもう学生じゃなくなる。よく卒業はゴールではなくてスタートだというけど、自分はそのスタートで大幅につまづいている。ここは気合いを入れて打開したい。

今まで、小学校、中学校、高校、大学で卒業式をやってきたが、自分に取ってはあまり感慨深い物ではなかった。今回もそう思っていたんだけど、一つだけ特別な事があり、それはガウンを着て、四角い帽子をかぶる事。卒業式の最後にこの帽子を投げるのが夢だったのである。

だけど、帽子投げるの忘れてしまったよ。。。

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MBA後のキャリアがどうなっているのか [MBA]

日本に行った際に香港であったMBA生たちと飲み会をやった。忙しい中来てくれた彼らには感謝です。

実はMBA中は、自分の為の記録も含めてブログをやっていた人が、MBAが終わった途端に更新しなくなったりすることが多い。それはブログ自体がMBA期間中のみにフォーカスしているからだったり、仕事が猛烈に忙しくなったからであったり。

そんな理由もあって、MBA後に彼らがどういうキャリアをたどったかというのは案外わからなかったりする。
なので、無断で彼らの仕事を紹介。(もちろん匿名でね)


1.有名コンサルティング会社で戦略コンサルティング

典型的なエリートキャリアで、且つ頭がいいのでこういう仕事をしていること自体には違和感はない。
が、全く異なる業界から入ったので、かなり苦労しているよう。労働時間も長く、その日のうちに仕事が終わらない事が日常になっているらしい(笑)

年下の上司に色々言われて苦労しているようだが、「2年もやればほとんどの社員を超えれるはずだ」と言い切るところが彼の凄さ。
転職により安定は捨てたが、報酬はかなりアップしたよう。まあ、彼は間違いなく成功するでしょう。


2.有名広告代理店で営業

MBA以前のキャリアとつながっていて、MBA後に大きな会社に入ったというもの。
1の人に比べ、転職前後の職務内容のギャップが小さいようなので、仕事も比較的スムーズに行っているはず。

業界の特性だと思うけど、労働時間は長く、報酬は高い。


3.外資系有名製薬会社でマーケティング

MBA以前のキャリアも外資系製薬会社だったので、これも転職前後のギャップがかなり小さい。この人は若いが、やはりギャップが小さい方が就職活動も楽だし、即戦力になっていいと思う。
外資系、製薬とくれば、当然給与は高い。だけどやっぱり仕事は忙しそうだね。この日も出張帰りで直接飲み会参加だったし。

ちなみに、IQトップ2%でテレビで紹介されていたらしい。むっちゃ頭いいんだけど、ニュースの情報源が「ニュー速クオリティ」や「ハムスター速報」なので親近感がある(笑)


4.外資系金融でエクイティセールス

この人もMBA以前は外資系金融。だけどバックオフィスからフロントに変わったところに大きな違いがある。
MBA枠の採用だったらしいし、インターンシップでエクイティアナリストをやったのも意味があったって言っているからMBAは結構意味があったはず。

外資金融のフロントだから給与はJリーガー並みだと思う。歩合制だからうまくやればプロ野球選手並みになるはず。


こうやってみると、みんなキラピカなキャリアだなー。どの会社もほとんどの人が知っている有名企業だし、給与もサラリーマン平均と比較するとダントツに高い。

俺って一体なにやってんだろ(笑)

こんなメンバーでも最初の方は仕事の話をするんだけど、後半は男女の話やアホ話になる。真面目な話もできてアホな話もできる仲間ができてホントよかったわ。

このあたりがMBAをやる意味の一つだと思う。
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夕刊フジとForbes [MBA]

区切りとしてちょっとこのブログ自体に関して書いておこうと思う。

このブログ、案外閲覧数が多くて、平均すると約400~500PV/日である。
ちょっとネットで調べてみたところ、個人のブログだと一日のアクセスが50PV以下が8割で、100PVを超えるのは10%にも満たないらしい。

アクセス数の多いエントリーはMBA関連で、その中でも費用がいくらかかるかというのが人気がある。
いろんな学校の学費や、生活費、卒業後の期待平均給与を並べればもっとヒット数が増えそうだ(笑)

このブログ経由で、香港のMBAに興味があったり、香港で住んでいる人からコンタクトがちょくちょくある。
メールのやり取りでも、実際に会うのでもかまわないので問い合わせがある人は是非メールを送ってもらいたい。
とくに香港のPart-time MBAに入学したい人は是非連絡してもらいたい。このブログの目的の半分以上はそれだったので。

逆に、想定外のこともあって、本来考えていなかった人もこのブログを読んでいるらしい。
誰とは言わないが、そういう人達のことや、彼らに関連することは極力ブログに書かないようにしている。昔は完全に匿名だったけど、いまは自分のことを特定するのが簡単だからだ。

リアルでよく会う人で、このブログを定期的に購読している、つまり人生の貴重な時間の一部を無駄にしている人からは、なぜか結構良い評判をもらっている。
自己分析としては、自分のブログが夕刊フジ的(サンスポとかそういうのでもいいんだけど)だからだと思っている。

真面目な話あり、時事ネタあり、スポーツあり、エロありという内容だからね。大体の男はエロとか女ネタが好きなのである。
文体も口語体で読みやすいはずだし。

おいおい、MBAってもっとすごいものだと思ってたよって人は夕刊フジではなくてForbesのようなブログをお薦めする。
筆者は相当優秀な人で、いい意味でのMBA生活が何かというのを感じ取れるはずだ。ちなみの自分はこのブログ見るたびに劣等感を感じる(笑)
(Forbes的MBAブログ:http://takkaw.blog.fc2.com/

自分がグローバル化に向けてヒイヒイいって苦労し、しかもそろそろ自身のグローバル化を諦めつつあるところ、彼は順調に、しかも相当なスピードでその道を進んでいる。
自分に自信のある人、ロールモデルを探している人にはぴったりだろう。

さっき、追加取得単位分の学費を振り込んだ。で、11月中旬には卒業式がある。
たぶん、卒業式が終わったらMBAに関するエントリーはほとんどなくなるはずだ。MBA関連の情報を集めたい方は他のブログを見ていただきたい。

HKUSTの日本人学生ブログ一覧
http://ja-mba-hkust.wikispaces.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E5%AD%A6%E7%94%9F%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0

あ、このブログはやめないからね。まだ続くよ。
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MBAの落とし穴 [MBA]

欧米企業は一般的にMBAホルダーを幹部として採用する傾向がある。色々理由はあると思うが、自分が思っているのはこんな感じ。

・経営に必要なスキルセットを一通り学習している(はず)
・それなりの学校のMBAを出ていれば地頭が良く、職歴もしっかりしている(はず。学校が既にスクリーニングしているから)
・英語でディスカッションができる(はず)
・ビジネスに対して前向き、向上心がある(はず)

全部に(はず)と付けたのは冗談だと思ってくれてもいいが、これって、簡単に言うとビジネスにおける共通言語を一定のレベルで持っている、意思疎通が簡単ということだと思う。

実はMBAでの落とし穴の一つはこれで、ある程度知識、学歴、職歴のレベルが確保された人が来る。かれらは例えば金融、会計事務所、コンサルティングファームであったり、いわゆる一流企業から来る人が多く、中には小さい頃からボーディングスクールに行っていた人までいる。

全員ではないが、いわゆる社会の所得水準的に中流以上から来た人であり、得てしてこういう人たちはいわゆる下流の人とは交わることが極端に少ない。で、MBA後にいいキャリアパスに乗るので、ますますそういう人たちと交わることが無くなっていく。

MBAでは、特にHKUSTではダイバーシティを売りにしているんだけど、国籍や職種、人種的なダイバーシティは確保されているが、いわゆる育ちのダイバーシティはなく、苦学生みたいのはあまりいない。当たり前なんだけどね。

自分がクラスメートと食事をしに行ったりしたときに嫌だったのが(特に北京に行った時)、彼らがレストランの店員とかに横柄な態度を取ることである。
香港、中国ではレストランの店員は一般的に言って低所得、低学歴だったり、出稼ぎの人だったりと、クラスメートからすると眼中に入っていないような人。簡単に言うと差別みたいなものだ。

自分はこういうのがいやで、みていると気分が悪くなる。以前の同僚で会社の上司にはペコペコするが、居酒屋の店員には高圧的な態度を取る人がいたがこういうのは蹴り飛ばしてやりたくなる。

日本だと比較的所得格差が小さかったり、「職業に貴賎なし」という言葉があったり、MBAには普通の家庭出身の人が来ていたり、海外留学するため自分がマイノリティになったりと日本人生徒はこういう人は少ないと思う。

ま、多くの日本人(日本人MBA生)は自分と同じような感覚を持っていると思うので大丈夫だと思うが、海外で(他の人の国に住ませてもらっておいて)横柄だったり傲慢だったりするととんでもないことになることを知っておくべきだろう。

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MBAにかかった費用 [MBA]

MBA総集編4。MBAが終わってからブログネタが減ってきたんだよね・・・

実はこのブログで閲覧数の一番多い記事は「MBAの費用対効果 ~MBA取得は経済的に合理的な選択なのか~」という記事である。 http://blog.so-net.ne.jp/hide-and-seek/2010-05-19

Googleで「MBA 費用」って検索してみたら自分のブログがかなり上の方に表示された。なので、アフィリエイトとかやっててブログヒット数を挙げたい人はMBAにかかる費用について書いてみるべし。当然MBAらしく機会費用に触れた方がいいと思うよ(笑)

さて、最終的にMBAにかかった費用がどんなもんかを紹介。

■事前準備
TOEFL 150,180JPY
GMAT  95,400JPY
エッセイ     0JPY(自力)
受験料  20,000JPY(3校分)
合計   265,580JPY

■学費
基本授業料 2,818,800JPY(2年間の平均レートで算出。当初想定より安くなった)
追加単位    233,280JPY(4単位取得。卒業要件ではないので別にとる必要はない)
China Field Trip 72,000JPY(宿泊費とか。これも卒業要件ではない)
合計      3,124,080JPY

純粋にMBAだけにかかった金額は3,389千JPYってことね。
これにHKUに払ったデポジット(死に金)522,000JPYを足すと3,911千JPYになるし、MBA仲間との飲み会等で使った金を含めると(1,123千JPY=週1,000HKD×2年間と仮定)すると5,034千JPYとなる。。。
いや、MBA仲間と飲まなかったら他の人と飲んだり、違う使い方をしただろうから、これは含めちゃいけないのか???

なぜ、このエントリーを書いたか?
まあ、自分でいくらMBAに突っ込んだかというを知りたいというのもあるけど、Part-timeならこの程度の金額でMBAとれちゃいますよと宣伝したいからだ。

というのも、我らがHKUSTのHK Part-timeには我々の代(日本人2人)以降2年間連続して日本人生徒がいないのである。

とはいえ落とし穴もある。それは学費の急激な上昇だ。HKUSTのHK Part-timeの学費の推移をみるとこんな感じ。

2010 intake・・・261,000HKD
2011 intake・・・300,000HKD(だったはず)
2012 intake・・・315,000HKD(だったはず)
2013 intake・・・324,000HKD(予定)

つまり、来年の夏から始める人は我々の代と比較すると香港ドルベースで24%以上も余計に払わなければならないのである。この数年間、円が上昇したので円ベースでの学費は大して上がっていないが、香港ドルがメインの収入となっている人にとっては結構きついものがある。

とはいえ、香港で働いている日本人なら十分に払える金額だ。恵まれたベネフィットのある駐在員にとっては全く問題ない金額だし、ローカルコントラクトの人は駐在員以上にMBA取得後の恩恵を受けれるはず。

なので、是非香港に居る優秀な日本人にはMBAを目指してもらいたいのである。
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女同士のバトルがすごい [MBA]

前回の続きでGraduation Dinnerの一幕を。

Graduation Dinnerという特別なシーンということもあって女性の着飾り方がすごい。

男はブラックタイ、つまりタキシードを着るよう推奨されていて、なければダークスーツを着ればいい。
タキシードは襟やシルエット等いろいろタイプがあるが、どれも大して変わらず、男の立場からすると1着あれば十分という感じ。
多少アクセントをつける場合でも、ボウタイを替えてみるとか、シャツやカフスで遊んでみるとかそんな感じ。

が、女性は前に着たドレスは北区内、もとい着たくないだとか、メイク、ヘアをびっちり決めてきたりだとか非常に気合が入っている。
頭なんか、鶏のトサカみたいだったり、エルビス・プレスリーをロン毛にしたような感じだったり。

既婚者が多かったり、2年間も一緒にいたクラスメートなので、我々男性陣に対するアピールというよりも、女性同士のバトルという感じ。あんたには負けないわよ!!みたいな。

中には、やはりきれいに着飾っている子がいて、自分も「似合ってるよ」とか「セクシーだね~」とかそんなリップサービスをするわけだが、テーブルで自分の隣に座った子に何もリップサービスしなかったらブチ切れられた。

「Hideはなんで私には何も言ってくれないのよ!! プリプリ。。。」みたいな感じ。

しかも、Power Napper賞をもらいに行く時、彼女のドレスをふんづけちゃってちょいとやぶっちゃったんだよね。。。
謝った時は、「いいのよ、気にしないで」みたいなことを言ってたんだけど、自分のいないときにはこれまたブチ切れていたらしい。

あと、某女性の胸の谷間があき過ぎてて、目も当てられない状態だった。
激しく動くと、ジャネットジャクソンばりのポロリがあるんじゃないかと思ってハラハラしてたよ。周りの男どもと「もしポロリしたら、俺たちで駆けつけて手ブラで隠してやらなきゃ」という相談までしてた(笑)

さて、思ったのは民族衣装的なものは、ダイレクトな競争にさらされずに済むし、存在感があっていいと思う。
韓国人生徒のドレスと、大陸から来た生徒のチャイナドレスは賢い選択だね。

となりの男に「なんで香港人女性はチャイナドレス着ないの?大陸のものだから嫌なの?」って聞いたら、「チャイナドレスは全てを見せてしまう(スタイルとかがクッキリわかる)ので危険なドレスなんだよと」いう納得の回答が。

Part-timeのGraduation Dinnerで和服の女性が見られるのははたして何年後だろう・・・


あ、あとおまけの話。

自分は全く問題なかったんだけど、Dinnerのあと、何人か食中毒の症状があったらしい。
吐き気、下痢、熱とかそんな典型的な奴。誰も大事に至らなくてよかったわ。

で、メディアには14人の被害者が・・・と取り上げられたが、内実は40人以上は被害があった。

どーなるんだろ、香港の誇る「5つ星のShangri-La Hotel」は。。。
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Power Napper賞受賞  -MBA Graduation Dinner- [MBA]

先週末にMBAのGraduation Dinnerがあった。
11月にある卒業式を除くと、これが最後のMBA関連イベント。

場所はShangri-La Hotelだったんだけど、個人的にはどうかと思った。
というのも参加費が高くて、それを理由に参加しない生徒が結構いて、全員で集まれるというわけではなかったからだ。

確かに1回きりの最後のイベントなので豪勢に行きたいという気持ちはわかるが、自分は全員が参加しやすい会にするべきだったと思う。
考え方の違いなので仕方ないし、このあたりの調整は結構難しいと思う。とはいえ、コミッティーのみんなは頑張って準備してくれたので、それは素直に感謝している。

さて、内容はというと

・MBA振り返りビデオ上映
・学部長のスピーチ
・各賞授賞式
・ラッキードロー
・音楽演奏+ダンス

という感じ。

各賞受賞というのは、いくつかの項目を挙げ、それに見合った生徒を選出し、だれがベストの生徒だったかを選ぶというもの。賞はこんな感じ。

Future CEO (将来社長になりそうな生徒)
Most Sociable (最も社交的な生徒)
Most Friendly (最もフレンドリーな生徒)
Best Tiger (最高のリーダー(独裁者))
Most Inquisitive (最も探究心のある生徒)
Power Napper (居眠り王)

最後のPower Napperは明らかにジョークというか、ネタ的な賞。Best TigerもMost Inquisitiveも表面的には良い意味に見えるが、実際のところこれはネガティブにとらえられていて、生徒は暗黙の了解で該当する生徒に投票する。

え~、件名にあるように、めでたくPower Napper賞頂きました(笑)

IMG_0802.jpg

自己弁護すると、繰り上げ一位という感じ。
本当に選ばれた生徒は、そもそも学校にほとんど来ていないしDinnerにも参加していない。実質的に最高の居眠り王である韓国人生徒はソウルに帰ってしまい、Dinnerには参加できず。というわけで自分が繰り上げ当選(笑)

とはいえ、自分が授業中にガッツリ寝ている写真がFacebookの至る所にアップロードされているので否定もできず。クラスの中でネタにされてる感じもあり、こういうアホな役回りは引き受けざるを得ない。まあ、いい記念になったということ良しとしよう。これがMBAで得た唯一の賞である。

ちなみにFull-timeでは某日本人生徒がMost Fashionable(だったかな?)というカッコイイ賞をもらっていた。なんなのこの格差?

で、ラッキードローでも運良く高級スーパーの食品詰め合わせ(ワイン等)をもらい、いろんな意味で得る物の多かったGraduation Dinnerと言えよう。

Dinnerの後は何人かでバーに行き、ちょいとだけ飲んだ。

何もしないとどんどん連絡が途切れて行きそうなので(特に家族持ちや年齢の高い生徒)、非香港人での食事会をしたり、飲み会をやろうと意気投合。

香港人以外生徒は母国に帰国したりと、どんどん散り散りになってしまう。意識的に連絡を取り合って、いつまでもバカ話をしたいものである。

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