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JTUに寄付したくないんだが [Road to Triathlon]

トライアスロンの申し込み方法が気に食わない。

横浜トライアスロンに申し込んだんだけど、あっさりと抽選で外れた。もともとトライアスロンは参加者枠が少ないため、外れるのは仕方ない。
ただJTU(日本トライアスロン連合)会員でないと申し込めないのが気に食わない。

申し込み時にJTU会員番号を登録する必要があるので、抽選前に年会費を払わなければいけない。(都道府県によって違う、4000円くらい)

これは年会費なので、当選しようが落選しようが帰ってこないお金なのである。つまり外れた場合は払い損になってしまうのである。
(どうせ読みもしないルールブックが送られてくるだけで、JAFのようなサービスはない)

これは何とかならないだろうか。

たとえばこんな感じ。

・JTUのレースの抽選で外れた人は次の抽選では当選しやすくする
・JTUの会員でない人はレース料金に年会費相当、もしくはちょっと上乗せした金額を請求する

つまり、サービスを受けたひとがコストを負担する、もしくはコストを負担したら何らかのメリットが得られるという仕組み。
いまのルールだと単にJTUに入ってくるお金を増やしたいようにしか思えない。

少なくとも各レースの申し込み時点で、過去の実績等から大体の倍率は事前に教えてほしいものである。
仮に高倍率だったら無理に横浜のレースに申し込まなかったのに。

どなたかJTU会員にならなくても抽選に申し込みできる方法があれば是非教えてください!!

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おいでませ香港MBA [MBA]

先週、新しくHKUのMBAに入学予定の方を含め、香港MBAの新年会をやった。

毎度思うんだけど、この場に来る人はみんな優秀で一流企業で働いている。
ただ、話を聞いていると労働時間は短くなく、ストレスも結構あるらしい。不満もいろいろあるよう。まあ、ごくごく当たり前の事か。。。

数ヶ月前にあってから、特に変化があった人がいるわけでもなく。

冒頭に書いたように、HKUの入学予定者が1名。
金融業界出身の女性で若い。

香港MBAに来る日本人女性は大体20代半ばでくる。何回も書いたがMBAをやるなら若い方が良いので、彼女の選択は正しいと思う。
個人的には香港を選んだのも正しいと思っている。

皆さんご存知のとおり、MBAに来る女性は自己主張ができ、物怖じしない人が多い。そのためか初対面でも結構いろんな話をする。
お酒もすすみ、下も滑らかになったあたりで、彼女に「だからお前は男として駄目なんだ」的なありがたい御説教を頂きました。。。(笑

香港MBAに来る女性は才色兼備で、ちょいSめってのが相場です。

ところで、手元にからすみがあったので、飲み屋に持ち込み、鍋のコンロであぶって食べたんだけど美味だった。
勝手にお店でこんなの食べて申し訳ないです。

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前回の解説:なぜ最良のパートナーがみつからないのか?

前回のブログはちょっと言葉足らずで誤解を招きかねなかった。というかネタ的に書いたんだけどね。
今回は本意を書くとする。

なぜ最良のパートナーがみつからないのか?
→通勤の最良のパートナーの一つとしてモバイルゲームが挙げられる。満員電車でもできるしね。家での娯楽はテレビ、漫画等あるが、インタラクティブなゲームは最高の娯楽の一つである。

いろいろ手を出しているんだけど、選ぶのが難しくてね。
→最近はゴールドラッシュのように、いろんな会社がモバイルゲームを出すようになった。
 数が多すぎて遊ぶゲームを選ぶのが難しい。一般的にプラットフォームで上位に表示されるのは大手パブリッシャーや広告宣伝費を投入できる資金の会社のゲームである。

やっぱり、見た目が良くないとアプローチする気になれないよね。だけど、中身も大事だし。
→最近はモバイルゲームもリッチコンテンツ化してきている。グラフィックなんてPSVITAレベルのものもある。
 こうやってユーザーを引き寄せる必要があるが、ゲームである以上面白さが重要である。

それなりに一緒に時間を費やすわけだから、楽しい時間をすごせるって重要だよね。
→最近のモバイルゲームはほとんどがF2P(無料ゲーム、アイテム課金)。とはいえ、無料部分だけでも結構遊べる。
 ただF2Pの性質上、ゲーム内滞在時間が長くなるように設計されているので、できれば楽しいゲームをやって楽しい時間を過ごしたい。

あんまり金を掛けたくないのが正直なところなんだけど、じつははまって結構お金を突っ込んじゃったり。俺ってのぼせやすいのかな。
→ゲーム内コミュニティでの名声を得たり、単純に競争に勝ちたいという気持ちが財布の紐を緩ませる。ゲームを有利に進めるためにはアイテム等を購入するのが手っ取り早い。

よせばいいのに、いろいろ試したくなってとっかえひっかえやってみたりさ(どや顔)
→前述したように、世の中には面白いゲームが山ほどある。ただモバイルゲームを複数同時プレイするのは金銭的にも、時間的にもきつい。
 いろんなゲームをやっていれば話題を提供できるし、自慢できるときもある。

浮気するのはよくないとわかってるんだよ。とうぜん絞れば気持ちもお金も集中できるから、良く思われるのは当たり前だし。
よく思われれば、向こうも気を使ってくれて、こっちの満足度もあがるしさ。
→仮に、ユーザーの目的がゲームで高得点(良い結果)を得ることだったり、コミュニティ内で有名になることだとすれば、一つのゲームに時間とお金を集中するのがベスト。
 ゲーム会社側もユーザーのKPI(いくら使ったかとか)を把握しているので、優良ユーザーの囲い込みには余念がない。

俺って、こういう性質なのかな。結局とっかえひっかえやってみちゃうわけよ。
→仕事の関係上、ゲームマーケットのトレンドを把握しなければならない。なので、いろいろなゲームをプレイしなければならない。

で、俺って一体なにやってるんだろう・・・って思ったりするんだよね。たまにむなしくなる。
→たまに、仕事としてゲームをやっているのか、趣味でゲームをやっているのかわからなくなる。ほとんどのゲームはさわりしかやらないしね。

最初は楽しいんだけど、時間がたつとどいつもこいつも同じだなと思い始め、飽きてきちゃう。
だからいつまでたっても一つに絞れないんだよ。
→ゲームの序盤は、チュートリアルがあったり、難易度が低くとっつきやすい。ただしF2Pゲームという性質上ゲームシステムが似ていることが多いのである。
 なので、どれも同じだな~と思うことがしばしば。

あるとき、無謀かなと思ってんだけど、超ハイスペックなのに手を出してみたんだよ。そしたら案の定うまくいかなくてさ(笑
→MMORPG(大人数でやるオンラインのRPG)をやってみたら、難しくて途中でプレイするのをあきらめてしまった。一般的にMMO系はコアゲーマーがやることが多く、ライトゲーマーは手を出さない。

何回もアタックしたんだけどね・・・ 何が悪かったんだろう。自分のスペックかな?そこはまあまあの線いってると思うんだよね。
ただ相手があることだし仕方ないのかな。周りもしっかり協力してくれれば良い結果になったと思うんだけどね。
→月額課金のゲームはリテンションが重要。簡単にしすぎるとすぐクリアできるので、ユーザーがやることがなくなり、ゲームから離れていってしまう。
 装備やステータスをまあまあの状態にしていったつもりなのに、何回やってもボスキャラに全く歯が立たなかった。
 MMOだと他プレーヤーとの協力プレイが必須で、いくら自分が頑張っても、パーティーに下手なプレーヤーがいると負けることになる。

ホント、いつになったら見つかるんだろう。。。
→好きなコンソールゲームはあるが、モバイルゲームはあんまり好きじゃないんだよね。。。


談 30代 男性 独身 (会社員)
→安定収入があり、可処分所得、可処分時間のある人は格好のターゲット。
 日本のゲームマーケットは縮小するといわれているが、独身率が高くなればゲームユーザーは増えるかもしれない。

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なぜ最良のパートナーがみつからないのか?

いろいろ手を出しているんだけど、選ぶのが難しくてね。

やっぱり、見た目が良くないとアプローチする気になれないよね。だけど、中身も大事だし。

それなりに一緒に時間を費やすわけだから、楽しい時間をすごせるって重要だよね。

あんまり金を掛けたくないのが正直なところなんだけど、じつははまって結構お金を突っ込んじゃったり。俺ってのぼせやすいのかな。

よせばいいのに、いろいろ試したくなってとっかえひっかえやってみたりさ(どや顔)

浮気するのはよくないとわかってるんだよ。とうぜん絞れば気持ちもお金も集中できるから、良く思われるのは当たり前だし。
よく思われれば、向こうも気を使ってくれて、こっちの満足度もあがるしさ。

俺って、こういう性質なのかな。結局とっかえひっかえやってみちゃうわけよ。

で、俺って一体なにやってるんだろう・・・って思ったりするんだよね。たまにむなしくなる。

最初は楽しいんだけど、時間がたつとどいつもこいつも同じだなと思い始め、飽きてきちゃう。
だからいつまでたっても一つに絞れないんだよ。

あるとき、無謀かなと思ってんだけど、超ハイスペックなのに手を出してみたんだよ。そしたら案の定うまくいかなくてさ(笑

何回もアタックしたんだけどね・・・ 何が悪かったんだろう。自分のスペックかな?そこはまあまあの線いってると思うんだよね。
ただ相手があることだし仕方ないのかな。周りもしっかり協力してくれれば良い結果になったと思うんだけどね。

ホント、いつになったら見つかるんだろう。。。

談 30代 男性 独身 (会社員)

※誤解を招くので必ず次のエントリーもよんでください。
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早くも合格者が。 [MBA]

香港在住中に相談に乗っていた人のHKUのPTMBA合格が決まった。
この人は、礼儀もわきまえており、所属会社、学歴も申し分なく、非常に立派な社会人だと思う。間違いなくMBAプログラムを通じて学校に貢献するはずだ。

香港在住中に幾人ものMBA志願者の相談に乗ったが、たぶんこの人がその中で最後の合格者だろう。

もう香港にいないので、現役生が何人いるかのカウントなどはもうやめてしまった。誰かがこういうのを引き継いでくれないかな~と思う。
FT生は結構ブログとかをやっているんだけど、PT生はブログをやっている人数が少ないんだよね。。。

さて、このブログで香港のPTMBAをプロモーションする役割は終わりを迎えつつある・・・・と思っていたんだけど、最近アクセス数をチェックしたら、ブログ自体はほとんど更新していないのに、1日あたり500回程度のアクセスがあることがわかった。

前も書いたが、500アクセス/日というのはブログの中でも上位数パーセントに入るらしく、意外である。
相変わらずMBA関連の記事へのアクセスが多いが、そうでない記事もまあまあアクセスがある。世の中、暇な人がいるものだ。

さて、書くネタもないので、ブログに書き忘れた今年の目標を。

1.仕事をしっかりやる(抽象的。。。。)
2.痩せる

去年新しい会社、業界に転職したので、今年は業界知識、ビジネスモデルの習得、社内ネットワークの確立をしていきたい。
あまりいろんなことに手を出さず、今の会社で役立つスキル向上、知識の習得に注力したい。

もう一つはダイエット。体組成計のおかげで、転職後あっさりと3KG増量、うち1.5KGは純粋に脂肪ということが判明した。
年末年始に暴飲暴食もしたし、体系が崩れつつあるのでこれを何とかする。

とりあえず、1月2週目より、運動回数を増加、過剰なお菓子禁止令を出した。早速効果があり、体重は2KG減ったが脂肪は0.2KGのみの減少。
筋肉が減っているのか???

まあ、とにかくウエストに肉がたまらないように気をつけて生きたい。オッサンとは呼ばせないぞ!!

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Financial Times MBA Ranking 2014  [MBA]

例のごとくFTのMBAランキングが発表され、HKUSTは14位と前年の8位よりダウン、5年ぶりにTOP10位圏内から外れるという結果になった。
そりゃTOP10位に入っていれば嬉しいわけだが、個人的にはごくごく当たり前の結果だとおもう。

出張でインドネシアに行き、その帰りにトランジットのためシンガポールに立ち寄ったんだけど、そこでHKUST卒の友人とちょいと話をする機会あった。
その際にもランキングの話が出てきて、13位くらいじゃないのという話をしていた。まあこんなもんだろうと。

さて、学校側からなんだかトップ10から転落したことに関する言い訳めいたメールがあった。
理由はやはり、3ヶ月以内就職率と給与上昇率。

調査は卒業後3年の卒業生を対象に行われるようで、今回調査対象者は金融危機後の就職活動ということもあり、就職関係の評価が落ちたらしい。
香港は金融センターであり、当然卒業生の多くが金融セクターに行く。さらに金融セクターは給与水準が高いため、昇給率が高くなりやすい。
そんなわけで、金融危機が逆風となり、かなりランキングが落ちたというわけだ。

在学中や香港にいるときはランキングは結構気になっていたんだけど、卒業してもう2年、日本に帰任して日本の会社で働いているとランキングに対する興味は正直薄れる(笑

・・・・

とは言うもののHKUSTはいまだにアジアでトップの学校であり、TOP20位に入っているだけでもすばらしいことだと思う。
来年の調査対象となる人たちの就職環境はもうちょっと良かったはずなので、来年の巻き返しに期待したい。

ところで、某CUHKはおそらく調査となる生徒からの回答が一定数に達しなかったという理由によりランキング外となったようだ。
やはりランキングは学校を選ぶ際にかなり重要な指標である。同じ香港の学校として早くランキングに戻ってきてほしい。

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ゼロからのスタート [キャリア論]

新しい職場で働き始めて約2ヶ月。まあいろいろと大変だった。ブログも全く更新しなかったしね。。。

最初に戸惑ったのがビジネスモデルの違いである。

B to Cは消費者を相手に商売するわけだが、消費者の嗜好は多様化しているし、マーケットのトレンドもすぐに変わってしまうので、それにキャッチアップしていくのが大変。
そもそも、自分のいる業界のビジネスモデルはここ10年で大幅に変わってしまい、その内容を理解するだけでも結構な時間がかかった。(当然まだ勉強中)

ビジネスモデルというか、売っているものがまったく異なるので、当然のように会社のカルチャーもまったく異なる。
ただ、カルチャーだけで見ると今の会社のほうが自分の性格にはあっているのかなと思う。

ヒエラルキーがびっちり決まっているよりも、(仮に自分がヒエラルキーの上にのし上がったとしても)フラットな組織、カルチャーのほうが性に合っている。
自分にとっては会社の役職って、会社の中で意思決定したり、指示をしたりする役割を決めるものであり、それが呼び名になったり、プライベートに持ち込まれたりするのは好きでないからだ。

今の会社は役員だろうが、直属の上司だろうが、アシスタントだろうが、さん付けで呼ぶし、役職の高い人も偉ぶるということは自分で見ている限りほとんど無い。
と、書いてみたものの、ほかの社員は別として前の会社でも自分は大体さん付けで呼んでいたな~(笑

タイトルにゼロからのスタートと書いたけど、社会人経験や自分の得意分野(会計、収益改善)はある程度は違う会社に持っていける。
やはり一番厳しいのはレピュテーション(社内での評判とか)ゼロからのスタートである。

なんだかんだ言っても前の会社では10年働いたので、会社内外での人脈だとか、正式な上司、部下に加え、アンオフィシャルな部下がいたりとか、業務フローを知っていたりだとかがあった。
そういうのがゼロからスタートとなると、キャッチアップするのが非常にきついわけである。

最近、有名外資系IT企業より人材系の企業に転職したMBA時代の友人がうちの会社に営業に来たので、一緒にランチを食べた。
初の転職だったらしいが、彼もレピュテーションゼロからのスタートが一番きつかったといっていた。

社費でMBAにいければ、こういうことはないのだろうが、会社を辞めて私費で行った場合、MBAでも、再就職先でもある意味ゼロからのスタートが待っている。
上記で触れたように、ゼロからのスタートは苦しくもあるが、刺激的でもあるので、それを楽しみながら仕事をしていきたい。

最近離婚した友人はゼロからのスタートのほうが楽って言っていたけどね。。。

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Hong Kong Triathlon 2013 Resultでますた [Road to Triathlon]

10月27日に香港でITU主催のトライアスロンレースに参加してきた。

アップが遅れたのは新しい職場で働き始めたのと、情けない結果をアップするのはどうなのかな~という思いが踏みとどまらせたのが原因。
もう黒歴史ということにして無視したいのだが、まあ結果として残してオカザイルを得まいて。

さて、記録は

Swim 45:50
Transit 9:04
Bike 1:30:36
Transit 3:54
Run 1:09:48
Total 3:39:11

という結果。

Swimの記録は去年とほぼ同じ。コースが若干違ったが、それはたいした問題ではなかった。
昨年ゴーグル不良により平泳ぎを強いられたが今年はクロールで完泳、それなのにタイムは昨年とほぼ変わらずというよくわからない結果だった。
結構Swimは練習したのだが。

Bikeはセッティングが悪く、走り始めてから2KM程度で足がパンパンになってしまった。
これは去年とコースがまったく同じだったんだけど、明らかにタイムが落ちてる。まあBikeはほとんど練習しなかったからね。

RunはBikeで足が終わったせいか、歩きまくりで散々なものだった。
実はSwim開始時にストップウォッチのボタンを押し忘れ、タイムがよくわからなくなっていたのと、Bikeのタイムが明らかに遅かったので去年の記録を抜くのが無理とわかってしまった時点でファイティングスピリッツを失ってしまった。

反省点は

・ストップウォッチ押し忘れによりペース配分ができず
・Bike、Runの練習不足
・Bikeのセッティングミス
・レース前日の飲みすぎ

であろう。

平たく言うとレース3回目にもかかわらず今までで一番準備ができておらず、必死にがんばろうというモチベーションが無い状態での参加だったということが問題である。

次回はもうちょっとがんばろう。。。
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35歳を超えて転職すること [キャリア論]

今回転職活動をして感じたのは、

・やはり35歳の壁というのは高く超えがたい
・とはいえグローバル人材、専門職は需要がある

ということだ。これは自分だけに当てはまることではなく一般論である。

35歳を超えると特に日系企業では求人が減る。主な理由は自社でゼネラルマネジメントをやる人を育てているというのと、多くの会社で給与がスキル等ではなく年齢で決まってしまい、割高な採用となる(どこの馬の骨ともわからない人を雇うなら、内部で人を探したほうがリスクが低い)からであろう。

さらにIT(データベース)が発達したことにより、検索機能で年齢を絞られると1歳でも条件に合わなかった時点で選考からもれる。34歳11ヶ月と35歳0ヶ月ではほぼ何も変わらないはずなのだが、ルールはそれを許してくれない。

グローバル人材はトレンドなのか需要はあるらしく、人材紹介会社も日系企業向けにグローバル人材採用のような部門を設置し売り込んでいる。いつもの話だがグローバル人材というと言葉の定義から始まってしまうが、ここでは海外勤務、海外ビジネス支援、留学経験等がある人材ということにする。

上記とは別に個人として感じたことは

・日系の伝統的産業やいわゆる大企業には見向きもされない(そもそも求人自体が非常に少ないし、超絶人気なので競争率が高い)
・日系でも比較的新しい産業(ここ十年、二十年くらいで大きくなった産業)は業界のトップ企業からでも話がくる
・外資系はスキルセットが合えば企業規模や出身業界関係なく話がくる

一社だけ決めうちで伝統的、かつ超一流会社に応募したが書類選考すら通らなかった。無理だろうとは思っていたんだけど、自分の希望する業界、職種、カルチャーを全て満たしていたんでね。まあ会社が巨大すぎて仮に採用されても、無為に日々を過ごしそうな気がしたので落ちたことについてまったくショックではなかった。

大企業はレールをまったく外れたことのない人を好む傾向があり、そもそも求人自体が少ない。一般的に大企業を辞めてそれより小さい企業に行く人は多い(簡単だ)けれど、その逆は非常に少ない(難しい)のである。そういった意味では大企業に入れるか否かは18歳の時点で大体決まっているのかもしれない。

比較的歴史の浅い産業は、おそらく胡散臭いと思われているのだろう。なので人材採用にフレキシブルだ。よく「大学生の就職したい企業ランキング」のようなものがあるが、あるランキングでは1位から10位までがすべて金融機関だった。さすがに上位10社が全て金融機関というのはおかしな話だが、ランキングには金融機関、運輸、電機メーカーやインフラ系など歴史の長い産業にある会社が上位に来ることが多い。

外資系の場合は、(35歳にもなると)スキルセットが合わないと見向きもされない。あえば給与は日系よりも高いし、やること(Job description)が明確なので転職しやすい。ただし、レポーティングカルチャーを気にするらしく、日系企業出身者よりも外資系企業出身者のほうが圧倒的に有利。

以前にも書いたが、さすがに35歳を超えると、今までの自分のキャリアによって将来の方向性が制限されてしまう。
そんな中、転職活動をすることによって色々と自分のことを客観視できて良かったのかなと思った。
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20代の人が転職時に何を見られるか [キャリア論]

最近某MBA生と飲んで、その人が転職したいとかそういう話になった。社費でMBAに行ったので学費等を返済しなければならないが、良い転職ができれば学費の問題はたいした負担にはならないだろう。

ちなみに休職してMBAに行ってそのまま転職した人や、社費で行って転職する人が結構いる。みんな思い切ったことするなあ~と思ったりもするが、退職して私費留学するというノーガードの状態でMBAに行くよりも保険があったほうが精神的に安定するだろう。まあハングリー精神は足りなくなるかもしれないが。

MBAに行きたいけど、社費留学制度がない人は一度会社と休職の交渉をしてみるといい。どうせやめることになるんだし、駄目モトでやって損することもないし。

さて、冒頭の転職希望者だけど、まだ20代なので転職自体は簡単にできるだろう。国内のトップティア大学、留学経験あり、社費MBA、日本の一流企業勤務なのでかなり高望みしていいはずだ。

20代ならポテンシャル採用的な感じが多いので業種、職種はまだ変更できるし、MBA採用ならなおさらだ。ちなみに自分の知り合いでMBA採用みたいな感じで幹部候補として外資系に行った人が何人かいるが、仕事は大変そうだ。まあ外資系でMBA採用しているところは、出世も早いし、給料も高いからうらやましい限りである。

で、20代で転職するのに見られる内容は

1.出身大学
2.卒業後一番最初に就職した会社の社会的ステータス
3.直近の職務内容、実績
4.人柄
5.ポテンシャル

あたりで、第二新卒なら3は関係ないだろう。

年が上がるにつれて3の重要性が高まってくるのであるが、特定の会社、業界では1、2は一生ついて回るので、特定の会社、業界に入りたい人は15歳くらいの時点から人生設計をしないと後で後悔することになる。

このあたりは機会があれば書いてみたい。

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